2013年1月12日土曜日

HP-5509試聴

ONKYOのAVプリアンプ PR-SC5509 を座間ドルフィンでチューンした製品 HP-5509 の導入を検討しているのですが試聴機を貸していただくことが出来ました。

過去にPR-SC5509とPA-MC5501の組み合わせによるデモンストレーションは展示会で体験したことはありますがその時は特に強い印象を受けることはなかったです。

HP-5509は見た目は天板がCFRPに交換されていますがその他はインシュレータはノーマルですし特にノーマルとの大きな違いを感じさせない外観です。


私が使用しているプリアンプ CLASSE CP65 はもう使用10年目、サラウンドプロセッサの メリディアン 568.2 は使用5年目(世に出て10年近い)製品になるのでそろそろ次期モデルもしくは改造等によるバージョンアップを考えているところでした。

とはいっても2chオーディオに関しては何も不足を感じる部分がなくて自分なりに相当熟成されているパフォーマンスだと思っています。
CP65は筐体の半分がCFRP化されていますしヒューズもER-FXに交換しています。

で早速CP65とHP-5509を入れ替えてそのままΩSACD2でCDを再生してみました。
HP-5509は筐体が巨大なのでラックの置き場所はΩSACD2と上下入れ替えて最上段においています。
音声モードはDIRECT。

結果はCP65の完敗です。
最初こそSTEREOモードで聴く音はぼんやりとした音でしたが1.5時間程度鳴らした段階でもう圧倒的。

エネルギー感、ダイナミックレンジの余裕、情報量、血の通った音楽表現など全ての項目でCP65を上回っていると言って良い内容。

私は80年代から今までAVアンプは2chオーディオでは使い物にならないというスタンスでやってきました。
実際568.2を導入するまではずっと2chでホームシアターをやってきましたし、私にとっては568.2も2chオーディオで使えるレベルの製品ではありません。

しかし今回のHP-5509は自分のそんな常識を破壊してくれた最初の製品となりました。

HP-5509を含めて型式の頭がHPで始まる製品は座間ドルフィンの主催者N岡さんが自分の趣味で作り出した製品ということで直接取引のあるお客さんにしか供給しないようです。
確かにこの手の製品が流通してしまうのは反則かなという気がします。




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