UFC121でついにヘビー級王者ブロック・レスナーが敗れました。
フランク・ミアに一度敗れてはいますがあれは9割方レスナーが勝っていた試合を一瞬の隙を突かれて逆転されたものでした。
その後の圧倒的な強さは試合ぶりを観たものには嫌というほど認知されているでしょう。
ただレスナーの強さは生まれながらに持っていた資質の部分があまりに大きく観ていて面白くないのです。
つまり技術的には2流以下なのですが、120kgを超える巨漢にアメフト仕込みのパワーとスピード、スタミナとフィジカルの部分が超一流なのです。
こんな男を倒すのは彼以上のフィジカルの強さを持つ者でないと無理だろうと私は思っていました。
前回の試合で戦ったシェイン・カーウィンはレスナーとほぼ同格の体格でヘビー級随一の破壊力あるパンチでレスナーをタコ殴りにしておきながら一瞬でガス欠になり自滅しています。
今回戦ったケイン・ヴェラスケスはセンスの良さは現ヘビー級でピカ一だと思っていましたがあそこまでレスナーを一方的に倒すとは想像できませんでした。
レスナーの突進をまともに正面から受け止め、まともに向き合って殴り合いそしてパウンドで血祭りにあげてしまう。
いやいや世界は広いな~と実感した一戦でした。
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