メンテナンスから帰ってきたサラウンドプロセッサーの568.2は一週間くらいピーキーな音でもう一つでしたが本来の調子を取り戻してきました。
PCとの接続もRS232Cケーブルをクロスタイプのものに替えたら問題なく接続できました。
D1入力しか受け付けなかったデジタル入力もD2でも問題なくロックさせることができたのでΩSACD2からデジタル信号を568.2に入力してCD再生でのパフォーマンスを再度検証してみました。
CDをマルチチャンネル再生させた時のリッチな再生音は2chでのそれよりやはり生っぽい感触で映画館の音響のようなスケールの大きさがあります。(私はこの映画館っぽい鳴り方が大好きなんですよね。)
ただB&Wのスピーカーの様な大味な脚色が気になって2chでの再生に比べると細やかな表現力に物足りなさを感じてしまいます。
リヤCHで使っているCM1SEはこのおおらかなキャラクターがむしろサラウンドチャンネル向きで好ましいと思いますが、Incognitoの写実的な2ch再生と比べると映像なしの音楽再生ではもうひとつですね。
感触としては2ch再生の音はフロント側に表現力が限定されて音像も薄く生っぽさでは及ばないけれど音質で上回り音に集中したいならばこちらの方が私は好みかなという微妙な判定になります。
音はかなり違いますので人によってはマルチチャンネル再生の方がゴージャスでノリノリな感じでこっちの方が断然いいという評価になると思います。
ΩSACD2を568.2につなぐ時はサンプリング周波数を192kHzから96kHzに落としてやる必要があるのと、ケーブルの引き回しが長くなりDolphin Analogという優秀なラインケーブルが使えなくなることも大きいと思います。
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