2010年8月22日日曜日

4ch再生

FLIGHT TWO と CM1SE を加えた4chシステムのパフォーマンスは期待通りの素晴らしいものです。

リヤチャンネルを加えたと意識させるものではなくてあくまでもフロント2chの能力が上がったように感じられます。
フロントの音を消してみるとリヤから音が出ているのが分かるのですが、メリディアンの568.2をきちんとセッティングしてから映像ソースを再生して得られるパフォーマンスはあくまでも主役はフロント2chです。

例えばCNT複合銀メッキヒューズの導入で得られるパフォーマンスアップは量的にはかなりのものなのですが、あくまでシステムの持つ能力の底上げです。
しかし今回のリヤチャンネル追加はシステムの表現力の器(うつわ)自体が大きくなるという感じです。

体感的には表現力が1.5倍くらいに拡大したように感じます。
映画でもポップスのライブでもクラシックのコンサートでもあらゆる映像ソースが面白くてたまらない感じ。

映画館でやっているようなあざとく荒い感じの音響処理ではなく、空気が濃密になる感じがかつてドルフィンの視聴室で体験したのとおなじ品位の高さをもったものです。

これは今まで部屋の響きも含めて2chの再生で磨いてきた音質がそのまま生きるのと、メリディアン → AUDIA → CM1SE というシステムが奏でるパフォーマンスの品位が高く、メインチャンネルにうまく溶け込めたということでしょう。
このシステムはドルフィンで音決めされた一つの完成形でしょう。

リヤスピーカーの取付位置のせいか特にクラシックのコンサートの映像作品では天井が高くなったように感じます。
私の部屋は6畳で天井高さは2.6mです。


メリディアンのセッティング項目はほぼスピーカーの数とリスニングポイントからの距離だけです。
本体の操作だけでセッティングできるのですがPCをつなぐと入力の名前の変更が出来たりするので試しにRS232Cケーブルを用意してつないでみたのですが、なぜかPCが568.2を認識することが出来ませんでした。


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