今までハイレゾ音源を自分のシステムで再生させたことはありません。
オーディオ用NASの fidata HFAS1-S10 の中にはお蔵入りしたCDの音源を入れて再生していてあまり積極的にファイル再生しているとは言えない状態ですね。
しかしそろそろハイレゾ音源を再生してみたくなったのでe-onkyoからガールズ&パンツァー 劇場版 サウンドトラック の音源をダウンロードしてみました。96khz 24bit版です。
BDを観たら購入してみようと思ってCDでは買わずにいました。
勝手がもうひとつ分からずに1曲ずつ手当たり次第にポチってデータを落としました。大体30分くらいかかりました。
早速再生させてみましたが音質的にはそれ程大きな感動はありません。
もともとCDを再生しているMERIDIAN800と比べるとfidataでの再生はSN感がよくて音場の見通しが良いのが特徴ですが800の骨格がしっかりした音に比べてしまうとやや頼りない音像です。
ハイレゾ再生ではそのfidataの特徴に加えてやや音楽の形としてのバランスが変に感じてしまいます。
音楽を聴いているというよりは「音」を聴いている感覚に近い。
それから時々再生が一瞬途切れたりプツッというノイズが出たりします。
これはダウンロードをe-onkyoが用意している一括ダウンロードソフトを使って実行してやると問題のない音源になりました。
ファイル再生ではリッピングのやり方にこだわるのは常識ですがダウンロードでエラーが出るのを気にする必要もあるのではないでしょうか。
それからハイレゾ版は今回のガルパンでは某アマゾンのCDより約400円高い(定価では約300円安いけど)。
CDのリッピングでは1枚あたり大きくても800MB程度のデータ容量ですが今回のハイレゾ版は2.8GBあります。
ライナーノーツなども付いてこない。パッケージで物理的にスペースをとられないのはメリットだけど。
総合的に判断して私にはハイレゾで音源を手に入れるメリットはないですね。
fidata HFAS1-S10はネットにつながる環境なら勝手にアップデートされるのですが最近AVプリとの接続が以前より安定してきているように思えます。
それからインジケータランプが白一色だったのが青が選べるようになってますので早速変更しました。
写真だと少しわかりにくいですね。
2016/6/15追記
一括ダウンロードで落とした音源もやはり不完全で前よりは良くなっていますがノイズが出たり時間軸が揺らいでいると思われる箇所があります。
いくらハイレゾ音源と言っても信頼できるメディアを介して手に入れないとネット配信では意味がないですね。
まともなオーディオで楽しめるクオリティの音源とは言えないです。
0 件のコメント:
コメントを投稿