2010年4月25日日曜日

Panaのプロジェクターがない

いつの間にかPanasonicの家庭用ビデオプロジェクターのラインナップが消えてしまってますね。
今年くらいにはPanaの新型プロジェクターが出たら買い換えを検討しようかなんて考えていたのですが少々(かなり?)がっかりですね。

もしかしたら3D対応機なんかを準備しているのでしょうか。

2010年4月18日日曜日

ツーリング201004

今日はバイクでツーリングに行ってきました。今年の初ツーです。
目的地は阿蘇周辺ですが行きの道がいつもとは違って 小石原→浮羽→星野→竹原峠→兵戸峠→菊池→旭志→阿蘇 という順で阿蘇を目指しています。 
ただ今日は予想よりも体感温度がずっと低く、阿蘇行きを断念しようという意見も出ていました。
私も途中でインナーグローブやカッパのパンツを取り出したりと着るものに随分気を使いました。

阿蘇周辺は意外と2輪が少なかったのですが途中2件2輪の事故を目撃しました。
1件目の事故の時後輪で路面に落ちていたオイルを踏んだみたいでやたらと後輪が滑っていました。
そろそろタイヤも替え時なので新品に交換しようと思います。
しかし阿蘇で見かけた30台くらいのスーパーカー軍団は圧巻でした。(笑)
走行距離:418.2km

今日の走行メンバーは

・GSF750 宝くじが当たったら阿蘇などのライダーのメッカの地で休日限定のバイク屋を開くのが夢だそうです。(笑)

・VTR250 オーストラリアに語学留学していたそうでバイクに乗るのは久しぶりです。今日は最初から最後まで彼女が一番寒そうにしていました。

・XJR1200 19歳の時にバイクの事故で大けがを負ってしまいうん十年バイクから遠ざかっていたそうですが、2年ほど前から大型バイクを乗り始めたそうです。私が軽そうに乗っているのをみてSVのような中型バイクに興味津々の様です。

・GSX-R1100 サーキットランにはまってしまった様ですが、10年以上乗ってそろそろバイクがやれて来ているので乗り替えを検討しているようです。

・GSX-1300R 隼 40になったらバイクを降りてチャリンコでツーリングに参加したいというアグレッシブな彼です。(笑)


2010年4月9日金曜日

インタコのバージョンアップ3

最近は忙しくて自分のオーディオシステムで音楽を聴くのは週に1日か2日くらいです。
以前、インターコネクトケーブルを Dolphin Analog SE にバージョンアップしてからようやく再生音が安定してきたようです。
改めてこのケーブルは強烈だと思います。

ややとろんとしたところがありますが空間に描き出す色彩の数とタッチの豊富さが半端無く多いのです。
とろんというのはやや柔の表現が勝るという意味ですが、音楽を立体的に描き出す面白さという点では生の演奏を超えていると言えます。

4月4日のオーディオフェア会場で下記システムで
Wadia381(Wadia) → KX-R → MX-R → MAXX3(Wilson)

持参したディスク 映画「輝ける女たち」 のサウンドトラックCD15曲目の女性ボーカルを再生してもらいました。
しかし自分がいつも聴いている再生音と比べるとあまりに細かなニュアンスが出ないので途中で再生をやめてもらおうかと逡巡したくらいです。

この曲は寂しさと希望を歌っているようで音楽的にも素晴らしいのですが、自分のシステムでは歌い手の心情や歌っている部屋の温度感のような細かなニュアンスが表現できます。


2010年4月4日日曜日

国際会議場のフェア2010

今日はマックスオーディオさんが主催する第7回九州ハイエンドオーディオフェアに行ってきました。
場所は例年通り福岡国際会議場です。
確か第1回のフェアで自分が愛用するスピーカー InCognito やSACDプレーヤのΩSACD2に出会ったわけですから年月の経つ早さとその間にオーディオに対する自分のスタンスがどう変わったかを考えると感慨深いものがあります。

試聴してきたシステムの感想を記しておきます。



D600(TAD) → KX-R(AYRE) → M600(TAD) → Reference One

TADのR1に関しては初めて聴いた時と印象は特に変わりません。もったりとスピーカーに音がまとわりついていて軽さとは無縁の鳴り方でオーディオ特有のごっつい再生を好むにはいいと思います。
オーケストラの重厚さや金管楽器などの金属質の音はこのシステム特有の魅力だと思います。
メーカーの方の説明がややくどく、定位が素晴らしいなどとアピールされていましたがこのシステムほどスピーカーから音が離れないシステムは逆に珍しいのではないかと感じます。




MCD500(McIntosh) → C500 → MC2301 → IllusionA7(Snell)

マッキントッシュのアンプは個人的にはトランジスタより真空管アンプの方が好みです。
真空管の方がマッシブな表現と繊細さのバランスが良いように感じます。
IllusionA7はふんわりした表現が好ましくステレオイメージが良好です。




Wadia381(Wadia) → KX-R → MX-R → MAXX3(Wilson)

WilsonのスピーカーではSOPHIAやWATT&PUPPYシリーズより上級のものを聴くのは初めてです。
このシステムで聴くMAXX3の音はややおおざっぱで雑味があり悪く言えばPAの音を聴いているような印象があります。
ただ先のTADとは反対にスピーカーを咆哮させる気持ちよさがあり鳴りっぷりが素晴らしいです。




LP12 SE09(LINN) → UPHORIK → KLIMAX CONTROL SE → 855(LINDEMANN) → Swing

実は写真を撮影しているとこのシステムはかたづけられてしまったので音はほとんど聴いていません。
リンデマンのSwingは見た目通りの印象で歯切れの良さが印象に残りました。




NO.512(MARK LEVINSON) → MA6600(McIntosh) → 4429(JBL)

JBLはフラッグシップ機よりもこの4429の方が私には好印象だったりします。
以前からJBLに定評のあるからっとした西海岸を彷彿とさせるというサウンドそのもので、ホーンツィータらしくやや乾いた感じの音が前に飛び出してきます。
厳しい見方をすればJBLの上位機はこの4429と基本的なクオリティにおいて大したアドバンテージを持っていないと言えるのではないかと思います。




Olive 4HD(Olive) → XP20(PASS) → J2(First Watt) → Monitor(SonusFaber)

最近PCをオーディオに持ち込むシーンが展示会でもよく見かけるようになってきました。
Olive 4HDはHDDを搭載しているCDプレーヤーで、プレーヤー単体でCDをHDDにリッピングして再生することが出来る。
ソナス・ファベールのコンパクトスピーカーは大型のものより好きでガルネリのような上級機でなくても十分楽しめるクオリティを持っていると思います。
Monitorは艶のある音色が美しく気分良く音楽を再生できていました。




CD31(PRIMARE) → PRE30 → A33.2 → P3ESR(Harbeth)

実は今回のフェアで最も楽しめたのはこのシステムで、広い会場でこの小さなスピーカーをうまく鳴らすとここまで気持ちよく音楽が聴けるのだと感心した次第でした。
日頃、オーディオのクオリティアップに必死になっていると肩の力を抜いてスッと楽しめるこういうシステムに新鮮さを感じるのかもしれません。
しかしこのシステムの音はバランスが大変素晴らしいと思います。絶品です。
サラウンド用のリアスピーカーに欲しいくらいです。




061(Burmester) → 720(soulution) → 710 → B30(Burmester)

今回のパフォーマンスはややうすいかなとも思いましたがB30をsoulutionで鳴らす音の美しさ・奥ゆかしさは相変わらず素晴らしいです。




Azur 840C(ケンブリッジオーディオ) → Azur 840A Ver2 → ES701 Suono京(ムラタ)

ES701はコンパクトにまとまった外観と艶のある音色、フルレンジらしいまとまりのある再生音が魅力です。
ただムラタはスーパーツイーターも含めてどこかまだ音の完成度が低く輪郭を強調するようなところがあるのと、モーツアルトを再生した時に顕著だったのですが音のバランスもどこかおかしいです。
京都をイメージさせる国産メーカーだけに音のパフォーマンスでももっと頑張って欲しいメーカーです。




Wadia381 → FM255 mk2(FMアコースティクス) → FM711 mk2 → Duette(Wilson)

MAXX3を先ほど鳴らしていましたがアンプをFMに替えて同じウイルソンオーディオの小型モデルDuetteを鳴らしていました。
スピーカーがすごいのかアンプがすごいのか分かりませんが小型モデルとは思えないほど堂々と鳴っていました。
この後鳴らすSashaWPと比べても迫力ではほとんど差がないほどです。
MAXX3のような雑な感じは無いのですが音像がややボワ~としていて音楽の陰影感などは苦手なように感じます。




Wadia381 → FM255 mk2(FMアコースティクス) → FM711 mk2 → SashaWP(Wilson)

スピーカーをSashaWPに変更しての比較試聴です。
Duetteと比べると音色や音の広がりは大体同じくらいなのですが高域と低域の表現に余裕があり音楽の陰影感もこちらの方が出せるようになります。
アクシスの部屋は他の部屋と違って扉は開けっ放しなのですがお客さんの数が少なく、どちらかと言えば商社関係の人間の方が熱心に試聴していたりします。


今回は映像の部屋は訪れませんでした。
今回のフェアではハイエンドと言われるシステムの再生音を楽しむと言うよりは粗探しの方にばかり耳が行ってしまうようで特に無条件で感動するようなシステムを見つけることは出来ませんでした。

自分のシステムで出すCFRPやCNT複合銀メッキなどをシステムに入れて得られる再生音と、そうではないシステムで出す再生音の間に埋められない壁のようなものを感じるのもそのせいかもしれません。
どこかオーディオ特有のデフォルメを感じてしまいます。