2024年7月28日日曜日

虎に翼

 私の母親は専業主婦でした。

私が子供の頃から家に帰れば家に居るのが当たり前で女性の生き方としては個人的には最もしっくりくる生き方と感じています。それが私の中では原風景となっているからです。

実際母親が父親が従事していた仕事の代わりをやったり、父親が家事をやったりなどは本人たちの能力的な意味で無理があります。

それは差別などではなく適材適所ということで本人たちがその能力を効率よく発揮させることができるポジションにつくということで自然なことだと思ってきました。

話は変わりますが、アメリカでは黒人奴隷の解放は余計なことで自分たちは黒人たちとうまくやっていたのだと今でも主張する白人がいるそうです。彼らにとっては黒人が白人の奴隷として生きることは適材適所であってなんの不自然もないということなのでしょう。

この考え方と先の家庭内分業の考え方はどこが違うのだろうと考えるとわからなくなってきます。

大事なことは本人たちに選択する機会が与えられているのか?自分たちで生き方を決めることができるのか?ということでしょう。

なので夫婦間で家事と仕事をフィフティ・フィフティでやらないといけないというふうに決めつけるのもおかしいけど、男女で役割の線引きをする必要もないということ。当然に彼らの能力や適性などでその役割を決めれば良いのでしょう。


前置きが長くなってしまいましたがNHKの連続テレビ小説「虎に翼」のテーマはまさにこのジェンダー差別について。

妻は「無能力者」で夫の庇護を受けなくてはならないというように法律で定められていた時代に女性初の弁護士を目指して奮闘する猪爪寅子(いのつめともこ)が主人公。名前の印象の通り猪突猛進タイプの女性で世の中の疑問に対して体当たりで突破しようとする。

司法試験では男子よりも高い点数をとらないとまず合格できないだろうし、足を引っ張られる要素は周りにゴロゴロしている。(今の時代でも医学部で女子受験生の合格点数のハンデはありましたよね)。

キャラクター的に面白いと思ったのはヨネさんですね。彼女の硬派っぷりは半端ない。打算とは全く無縁で気に入らなければ試験の教官相手でも反骨する。普通、目的のためには少しぐらい要領よくふるまうことも必要でしょうに。(笑)

司法試験突破を目指し奮闘する前半と比べると戦後の後半はややおとなしい展開。

仕事と家庭との両立のテーマは難しい問題だと思う。家政婦さんのように協力してくれる存在なしで、母子家庭で高度に仕事と家庭の両立は不可能だと思う。

現代でも子育てのための育休として休める仕事なんて入ったばかりの新入社員くらいなら可能かもしれないが中堅以上の社員だと代わりを務めて周りがサポートするにはいろいろ無理があると思う。日頃からそれだけ余裕のある人員体制の職場ってそうそうないでしょう。余裕のある体制を目指せばますます給料が上がらなくなりそうですね。

なんていろいろ考えるヒントを与えてくれるドラマです。

2024年7月21日日曜日

ツーリング2407

 今日はGSR750でツーリングに行ってきました。

暑いので朝6時前に集合場所を出発しお昼には戻ってくる計画。行き先は山口方面。農道や山間部をメインに走り回ってきました。

部分的にぱらっと雨に遭遇したけど適度に涼がとれていい感じでした。

帰着は13:30。今日の走行距離は305km。


今日の走行メンバーは

・V-STROM250SX

・VTR250

・SV650

・V-STROM650(黒)

・XL750TRANSALP

・TDM850

・GSX-S1000(23)

・GSX-R1000(06)I

・GSX-R1000(06)Y

・TRACER9GT+

・GSR750(私)



下関の道の駅 蛍街道 で休憩。80km程走ってます。北九州は朝から暑かったけど山口は26℃くらいで涼しかったです。


SXはヨシムラのマフラーに交換してありました。私がGIXXER250に付けてた安物と違って作りがとっても上質。閑散としている駐車スペースで試乗させてもらいました。エンジンフィールがなめらかで23年のGIXXER系エンジンバージョンアップが効いていると思います。ヨシムラのマフラーは中間からの全開加速でも音がうるさくなくてうまくできてます。安物はそこで音が割れるようにうるさくなるので何かしら手を加えないと使えないです。(笑) 特性自体はヨシムラだろうと特別パワーアップしたりはなさそうです。
ただこのマシンだと私の短足ではシートが高すぎですね。車高をやや上げたGIXXER250でも片足のつま先しかとどかないのとSXはオフ車的な高さですがサスはそれほど柔らかくはないので。


10:30くらい。角島の しおかぜの里 で朝ご飯。私は日替わり定食(1200円)をいただきました。


家に帰って気づいたのですがヘッドライトの中に蜘蛛の死骸があります。昨日洗車していてヘッドライトの中が汚れているのに気づいたのですが犯人はこいつですね。さてどのタイミングで掃除しようかな。

2024年7月13日土曜日

調整あれこれ2407

 ・スピーカー仰角の微調整

シアター部屋のスピーカーの配置を横から見たら下図のような感じです。

SとSHはサラウンドとサラウンドハイトなので実際は内ぶりセッティングなので見え方が違います。今回は仰角の調整なのでわかりやすく正面を向いているように書いてます。
SWはユニット側下にCFRPインシュ、逆側にゲルを挟んでいるので結果後ろが下がって仰角がついてます。仰角をわざと付けたわけではないのですが音のパフォーマンスに害はないのでこのままにしてます。角度はわかりやすいように大げさに書いてます。

実はFスピーカーを置いている部分の床は少し傾きがあり実際は下図のようにFスピーカーとSWにさらに仰角がついています。
見た目ではわからない程度の微妙な仰角です。水準器を置くとわかります。サラウンドSPは市販のスタンドなので微妙な調整で水平を出すことができるのですがフロントは自作スタンドでなにか挟みものを入れないと調整はできません。幸いLCR3本とも同じ程度の傾きでそろっているので今まで気にせず使ってきました。

しかしこの微妙な仰角がパフォーマンスにどう影響しているのか気になってきました。しかし調整が簡単ではないフロントスピーカーで水平を出すのは大変なのでほかのスピーカーの仰角を変えてみました。
水準器を載せてみないとわからない微妙な角度ですが音はかなり変わりました。フォーカスが合っていい感じ。マルチチャンネルのスピーカーセッティングも奥が深そうです。
床の微妙な傾斜がある流れでこういうセッティングを試してみましたがこれが最適解というつもりはありません。あくまで私の環境で面白いパフォーマンスが得られたということです。



・USBケーブルをほぐしてみる
これもG氏のブログから影響を受けてのことですがたまたまAIMのUSBケーブルを使っているので試してみることにしました。使っているのは BDドライブ → fidata 間です。
3万円程度の品物なので失敗してもそれほど悔しくないかなと軽い気持ちでトライ。

カッターナイフとニッパーで被覆を剥いて、銅網シールドとアルミテープを除去し、巻いていた樹脂テープを除いていきます。
ドレイン線がブラブラするのは嫌なので綿包帯で手当てします。(笑) KaNaDeの放電シールもついでに使ってます。
音は確かに別物。やや下ぶくれのバランスが中庸になって奥行きがよく出る。LANケーブルもそうですがケーブルにお金をかけずに最高のパフォーマンスが得られるのは助かります。もうケーブルに無駄な幻想を抱くようなことは二度としないと思います。



・5Gレヨネータの導入
デュプレックスにつなぐ子機のひとつ5Gレヨネータを追加した。
周りにそれほど人が住んでいないし私自身はスマホを使わないし、私の環境でこの手のアイテムがどのくらい効くか疑問ではあるが、私の家の近く目につくところに携帯のアンテナが3カ所もあって体感的には何も感じないけど気になるところではあります。まあ試金石として評価するのにこいつは適しているかなと。
本体もこのアイテムも足下はゲルを追加でかましました。もともと防振的な足が付いているので多分振動に影響を受けそうです。
デュプレックスはなるべく低いところに設置するのと電気製品から1m以上離すべしということでなにげに設置の条件が厳しいような気がします。
シアター部屋の中でも邪魔にならずに条件に合う場所ということでもともと漫画雑誌を積み上げていた場所をかたづけてこれを置くようにしてます。おかげで音響的にもすっきりしたような。
5Gレヨネータこれはすぐに効き目が体感できました。録音のポテンシャルを解放するような感じで生き生きとしてくる。特にトランジェントの鋭さは他では手に入らないすごさ。子機の追加でその効果が深化する感じ。こういう環境改善型のアイテムでエネルギーを使わず半永久的に効果が持続するものは個人的にはすごく魅力を感じる。健康にも良さそう?だし。あ、そっちが本命のアイテムでした。(笑)

2024年7月11日木曜日

シエラの1年点検

 ジムニーシエラも乗り出して1年が経ちました。

特に問題もなく使いやすくてよくできている車です。走行距離はほぼ1万キロ。

1年点検とミッションオイル、デフとトランスファーオイルを交換したくてディーラーに持って行きました。ディーラーはなんだか忙しそうで最初に電話したとき対応が悪かったのですが馴染みの整備工場の主(あるじ)がディーラーと話を付けてくれたので昨日仕事の帰りに持ち込み今日引き取ってきました。

エンジンオイル以外のオイルは普通の整備工場では取り寄せになるので面倒なのと整備工場で代車を用意できなくてそういう流れになりました。なんだかディーラーも整備工場も忙しそうですが天気が悪いので事故でも多いのでしょうか。

1年点検ではもちろん異常はなくて、こちらからの要望としてブレーキ鳴きの改善を注文したのですがきちんと直してくれました。ブレーキを使ったときに鳴くのではなくて車を止めて低速でバックするときに鳴きます。どういうメカニズムでそうなるのかいまいちよくわからないですが。


代車としてワゴンRを借りました。

今時めずらしいMT車です。多分残っている代車がこれくらいしかなくてMT車を苦にしない私なのでこれを貸してくれたのかな?という感じ。
しかしこの車の運転はかなり新鮮でした。

まずクラッチが遠い。ほとんど戻した寸前でつながる感じ。だけどラフにつなぐと簡単にタイヤがスピンする。坂道発進は結構気を遣います。
車重が軽いせいか瞬発力はシエラよりあります。多分80キロまでならこいつの方が早いと思う。

もともと家に何代か前のワゴンR(AT車)はあったのですがそれとは随分雰囲気の違う車になってますね。あの車は輪ゴムを引っ張るような加速しかしないので「輪ゴムR」って呼んでたくらいなのですが現行モデルは軽くて瞬発力がある。

シエラに乗り換えたとき当時のワゴンRと似た雰囲気を感じていたけど車高も低くなって、フロントガラスやメーターが無駄に遠くて全然雰囲気が違う。


比べるとシエラはメーターが近くてコクピット感が強いですね。

それから久しぶりにシエラ以外の車を運転したこともあってFFのモノコックボディの車ってこんな感じだったなと感慨深い。まさに箱を動かしている感じ。どちらが良い悪いではなくてシエラに乗り始めた頃は気にならなかったのにそういうことが気になるようになったということ。
でもこのワゴンRのミッションとクラッチはさすがにちゃちすぎだと思う。新しい車なのにすごく古い車を運転してる気分になる。スイフトからシエラに乗り換えたときはシエラのミッションがちゃちく感じたけどこれと比べると十分上質です。(笑)