2025年1月18日土曜日

調整あれこれ2501

 ・AVプリのインシュレータを強化

AVプリアンプの脚はKaNaDe作品4番を使っています。

KaNaDeは製作者さんのブログを眺めているとシステム全部で2段重ね以上に積み上げてインシュレータを使っています。正直マニアさんあるあるな感じでこんな積み木的に機器の下で積み上げて使うのは子供のおもちゃみたいで自分ではやる気にはなれませんでした。不安定だし位置を出すのもめんどくさいし。

私が使っている4番はUNDERが売られているのを見たことがなかったのでそもそも存在しないんだろうと思っていたのですが、某Amazonでラインナップに追加されていたので試しに取り寄せてみました。

UNDERには溝が入っていないので角度を気にする必要がないのはよかった。
側面の仕上げは少し粗いようで金色の光沢は控えめ。パフォーマンスは4番本体の溝の角度をきちんと出してやらないと半分もポテンシャルを出せない感じ。うちの場合4隅を覗きながら角度の調整ができるけど他のユーザーさんはどうしているのか気になる。
かさ上げで空間ができたので以前より掃除がやりやすくなったのもグッドです。
QAAが価格を倍近く上げてきたのでKaNaDeさんは市販アクセサリーのベストバイといって良いと思う。まあ金額無差別でもインシュレータとしては最上のパフォーマンスだと思ってます。

・QAAの配置変更

数を増やしてもいいのですが価格が上がっているのでまあいいやと諦めムードです。なのでベストなポジションを探るべく配置を換えて遊んでます。

ドアの場所に置くため穴を開けてネジ止めしてます。

部屋の真ん中を通っているケーブルラックに逆さまにして取り付けてみた。

いずれも感触はいい感じです。


・Fスピーカーの配線変更
フロントのアクティブスピーカー7台は壁コンセントやタップを使って電源配線してます。
使っている壁コンもバラバラだしセッティング条件もバラバラ。壁コンは全て直列の配線です。G氏が提案していた「かないまる式タップ」が給電条件の均一化としてはベストですがあれをスマートな形にまとめるのは難しいと思う。それからACプラグのブレードをクランプする給電方式は接点の条件としては決して良くないと思う。私が使っている壁コンの中にはばね鋼を使っていないものもあって把持力がなくなっているものもあります。

そういうことで端子台を作って給電する方法を試してみることにしました。
材料費にそれほどお金をかける気はないのでシンプルな構造を目指します。用意したのは純銅の角棒とPTFEの小片、真鍮ネジ、あとはホームセンターで手に入る杉角材などです。ボール盤を使えるわけではないので穴開けは手加工です。銅は粘るのでなにげに加工が難しい。キリを一本折りました。
5.5sqのケーブルが意外と収まりが悪くてカバーを作り替えたりしたけどなんとか形になりました。ハイトスピーカーのIECインレットは手が届かないのでON・OFFのスイッチは必須です。あと極性を間違えないようにするのも。
パフォーマンスは最初ぼんやりした感じでしたが2、3日で立ち上がってくる。ひとことで言えば「ロスのない音」。
すっきり片づいて空間が確保できて掃除がしやすくなったのもグッド。かかった費用は壁コンのベースなども含めると1/20もかかってないです。

着ぐるみを着て下駄を履いて走るより普通の格好で走る方が楽だし早いでしょう。着ぐるみや下駄にいくら投資してもたかがしれている。
部屋の音響なんかも同じことが言えると思う。あとからごちゃごちゃものを置いたりするのはプロの仕事ではないでしょう。その必要がないように設計するのが本物のプロだと思う。自分の売りたいものを売らねばならない事情はわかりますが。

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