ということで本宮ひろし氏の「サラリーマン金太郎」全30巻を取り寄せて読んでみました。
お世話になっているタイヤ屋さんに置いてあって待ち時間中にさわりの部分だけ読んでいたのですが面白いのでちゃんと全部通して読んでみたくなったというところです。
昔から本宮氏の作品はけんかの強いスケールの大きな男を描く話が多いのですが、この作品もまあおよそサラリーマンらしくないその本宮ワールドの主人公がサラリーマンの世界で活躍する話です。
昔から本宮氏の作品はけんかの強いスケールの大きな男を描く話が多いのですが、この作品もまあおよそサラリーマンらしくないその本宮ワールドの主人公がサラリーマンの世界で活躍する話です。
ただのエンターテインメント作品と違って作中出てくるキャラクターの姿を借りて随所に作者の強烈なメッセージが熱く語られるところが他作品と比べて個性的なところでしょうか。
もう10年以上も前に完結している作品ですが作中描かれている元気のない日本の姿はあまり変わっていませんしそれを打開する作中登場するアイデアもなかなか興味深い内容です。
国境をなくしてしまう「地球国家」の実現に相当思い入れがあるようですが個人的にはこの点には強く反対したいところです。
もう10年以上も前に完結している作品ですが作中描かれている元気のない日本の姿はあまり変わっていませんしそれを打開する作中登場するアイデアもなかなか興味深い内容です。
国境をなくしてしまう「地球国家」の実現に相当思い入れがあるようですが個人的にはこの点には強く反対したいところです。
金太郎のサラリーマンとしての活躍はやはりスケールの大きな仕事ばかりで必ずしも成功するわけではないのですが困難をぶち破りながら金太郎はどんどんキャリアを積んで成長していきます。
サラリーマンの世界では一人の人間としての能力がどうというよりは自分の仕事をすすめるのにどれだけの人間を使うことができるかがその人のポテンシャルというのが私の持論ですが金太郎はその点においては超一流の人間で痛快な人間ドラマになっています。
サラリーマンの世界では一人の人間としての能力がどうというよりは自分の仕事をすすめるのにどれだけの人間を使うことができるかがその人のポテンシャルというのが私の持論ですが金太郎はその点においては超一流の人間で痛快な人間ドラマになっています。
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