2021年1月19日火曜日

居間のリフォーム

 今日居間のリフォームが終わりました。シアター部屋の隣にある7.5畳ほどの部屋です。


リフォームの内容は

・天井のはり替え

・板張りの床のはり替え

・シアター部屋側の壁に断熱材をはり、棚をつくる

というところです。天井と床は老朽化した部材を新しくすること、壁は吸音と収納設備が目的です。1年半くらい前に寝室をリフォームした時はコストパフォーマンス重視で石膏ボードやビニールクロスはりで行ったのですが後悔していました。そういうこともあって今回は棚板以外は全て天然素材にこだわりました。

杉の香りがかなり強いですね。シアター部屋を施工した時やホームセンターで購入した杉板からはこんな香りはほとんどしませんでした。塗装の有り無しで違うのか同じ杉板と言ってもモノによって違うものなのかよく分かりません。ちなみにシアター部屋や寝室の施工を頼んだのとは今回は違う工務店です。工期は遅めですが仕事はものすごく丁寧です。


断熱材は炭化コルクを選びました。壁1面を覆ってドアの部分はそのまま炭化コルクを残していますが棚の部分はベニヤで覆っています。個人的に炭化コルクの魅力は
・化学物質を一切使っていないこと
・吸音性がある
・調湿効果がある
・虫を寄せ付けない

というところ。オーディオ的には電波を吸収するような能力も期待したのですが竹炭と違って導電性は無かったのでシールドにはならないです。炭化した温度が低いのだろうと思います。吸音材はシアター部屋の内部に使うのはNGですが一旦通過した音を減衰させたり戻ってこないようにカットするのを狙っています。


棚板は金具をずらして好きな位置にずらすことが出来ます。



天井板を外すとかなり大きな空間が出現します。シアター部屋からはこの居間と天井裏と床下に音が抜けていく構造なのでこの状態で音出ししてみると空間が大きくなったように錯覚します。床から一番高いところまでは4mあります。本当は屋根に断熱材を仕込んだりして天井を設けない方がベターですがこの状態だと外からの音が透過してきて常にエアコンが入っているような「コー」という音が部屋に響いています。もちろん室温も低くて寒いです。

天井裏には人が上がれるように足場を組んで欲しいとリクエストしていました。かなりしっかりと作り込んでくれました。

点検口も作ってもらっています。天井裏の足場もそうですが天井裏にあがりたいというと工務店の人は怪訝そうな顔をします。個人的にはこれだけ大きな空間をメンテナンスしないということの方がおかしいと思っています。早速50年分のほこりなど掃除しました。

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