シアター部屋で使っている4枚の畳を新しいものと入れ換えました。4年前シアター部屋を作った時に表替えしましたが50年使っている畳です。
メーカーサイトから写真を転載 |
い草を使った畳と違って感触は固いです。炭化コルクをサンドイッチしている木質ボードが固いからだと思います。コルクの柔らかさをイメージしていると少し肩すかしを食いますが個人的にはこのくらいしっかりした作りの方がむしろ好ましいです。和紙の畳表はい草と比べてそれほど違和感はないです。
炭化コルク畳をオーダーできる畳屋さんを探したのですが岐阜の一店だけしか見つけられませんでした。見積もりは岐阜のお店からとり→地元の施工してもらえる店を探してもらう→その店に畳の採寸に来てもらう→岐阜の店から本見積もりをもらう→岐阜の店から材料を地元の店に送る→地元の店で畳を製造する→地元の店が工事にやってくる という流れでした。
金額は1枚28,000円でそれに送料と古い畳の処分代がかかります。畳の金額は地元のお店の見積もり具合で変わってきますね。私は最初の仮見積もりよりは高くなりました。
ホームシアターやリスニングルームで畳をあえて使っているケースはあまり見ないですね。雑誌で過去1件だけ見かけたような気がします。
私の場合はもうずっと畳のある部屋での生活がなじんでいるので音響に関しても畳ありきでやるのがデフォルトになっています。機器の設置を畳の上に行うのはどう考えてもメリットはないですがあとから板の間で床の響きのコントロールをするのはなかなか難しいのじゃないかと思います。カーペットを敷いたり邪魔な拡散や吸音材をスピーカーの前に置くくらいなら最初から畳を仕込んでしまうのがむしろスマートかなとも思います。