2024年12月31日火曜日

さようなら2024

 今朝の新聞でレクイエム2024として亡くなられた有名人さんのリストが載っていました。

改めて眺めていると馴染みの深い声優さんが多いのに気づきました。

自分の備忘録として記しておきます。


・TARAKOさん

・寺田農さん

・増山江威子さん

・小原乃梨子さん

・大山のぶ代さん


のび太とドラえもん、ムスカとマッジなど同じ作品で共演された役者さんが同じ年に亡くなるのはなんとも言えない驚きと寂しさがあります。

いずれも声を聴けばその人だとわかる個性の強い役者さんたちでした。

2024年12月25日水曜日

今年を振り返って2024

 今年の自分のオーディオ&ビジュアル趣味を振り返ってみます。

今年も新しく導入した機器はありません。

新しく購入するとしたらもう使って12年になるAVプリアンプですが今使っているHP5509のパフォーマンスに満足しているので替えたいという欲求が出てこない。魅力的なモデルが登場するか使えなくなるようなトラブルでも起きない限りこの機体を使い続けると思います。Auro-3Dや音場補正などの新しい技術に興味はありますが新たに投資してまで手に入れたいほどの訴求力はないかな。そのくらいHP5509の基礎体力は高いです。

サブシステムで置いてあるプリアンプのCP65はもうそろそろ購入してから22年になろうかというところですが性能的には劣化を感じません。コンデンサが~とか機器の寿命についてときどき見かけますがあまり深刻に考える必要は無さそう。AVプリなんてリセールバリューはほぼゼロだろうし使えるなら使い続けるのが正しいかな。

この趣味の書き込みで一番求められるのは何か購入してそのパフォーマンスがどうだったかという情報のような気がするので私が書いているような商業主義とは無縁な日記はほぼ他人には役に立たないものだと思います。

オーディオアクセサリーに関しては一時期市販のものに価値を見いだせないこともあったのですが KaNaDe の製品とG氏が推奨する製品には注目しています。

KaNaDeは今年はケーブルインシュレータと銅箔を採用してよい効果を得られました。同社の仮想アースにはあまり興味がありません。置き場所をスマートに確保できないのと水を使うという点が気に入らないです。基本インシュレータそのものにもあまり期待はしていないのですが同社のインシュレータはレゾネータとしての効果と収まりの良さが魅力です。静電気対策は可能なら綿包帯を使ったりして樹脂を排除した方が銅箔よりも効果は抜群にあります。

G氏に関してはPhileWEBコミュニティの頃から気になる方でしたが経験値と耳の良さが抜群なので参考になります。

今年はデュプレックス&レヨネータやサウンドデンの製品を新たに採用しました。デュプレックスは以前から気になっていたけど背中を押される形で使ってみてたいへん勉強になりました。メーカーならともかく我々コンシューマの音への取り組みはオーソドックスに理系的なアプローチに頼ってばかりではかえって遠回りになるような気がします。よりよい「場」のようなものを作ってやれば機器に高度な期待をしなくても比較的簡単にそれらしい音がだせるような。まあよりよい場を作るのはルームアコースティックであったり波動であったりその他諸々であったりこれはこれで難しいような気がしますが研究の対象としては面白いですね。意外と実用的だし。

ルームアコースティックは成果が得られれば簡単な気もするのですが奥が深いです。壁(箱)がある限りその存在感を消すのは難しい。そもそも壁を完全になくしてしまう必要はなくて自分が欲しい空間感が得られればそれがゴールなのですが、目が見えない人を連れてきて空間を誤認識させることができるかというとそのレベルにはなかなか到達できないと思います。

仮想的に空間を広く感じさせる程度のオーティオ再生ならAuro-3Dなんかがその急先鋒ですがソフトからの作り込みが必要になるし、できれば物理的なテクニックで自分の聴きたいソフトをうまく鳴らせる普遍的なパフォーマンスを追い込みたいところ。

そんなことを考えながらスケール感の拡大に今年は取り組んできましたがそれなりの水準には達したという実感は得られました。来年も続けてそんな取り組みをやっていくと思います。

それから壁コンセントを使わずに配線する方法を思案しています。60Hzで振動することが分かっているのに原始的なクランプ方式で接点を作るのはどうかと思うのと、うちの場合壁コンセントを多数直列でつないでアクティブSP群を使っているので位相差などが気になる。IECインレットだけは必要悪として残すしかないけど壁コンはオーディオ&ビジュアルには不要。これも来年の課題として進めていきます。

ソフトに関してはTVアニメを視聴している時間が一番長いですね。TVアニメも驚くほど音が良くなったと思います。直近では物語シリーズなんか素晴らしい音声です。

BDではV-Tuberさんを最近物色してます。数が少ないので今後に期待ですが。すいせいさんやカリオペさんがお気に入り。(笑)

音楽はCDがメインです。最近は絶盤になるタイミングが早くなってきたしそもそも新作が配信オンリーというのも増えてきました。たまたま今年は亡くなられた中山美穂さんも聴き始めたところでした。「色・ホワイトブレンド」がお気に入りです。思ったよりうまく再生するのが難しいです。

11月にNHK BSで放送された西城秀樹さんのライブは良かったです。

私の中で男性アイドルでもっともいけてる人は今でも西城秀樹さんだし、このライブは彼が30歳ともっとも輝いていた時のものだと思う。
「ブルースカイブルー」が一番好きな曲です。

2024年12月21日土曜日

今期のTVアニメ2412

 今期楽しかった作品を記しておきます。


・Re:ゼロ3 BS11

・「物語シリーズ」 BS11

・MFゴースト2 BS11

・鑑定スキルで成り上がる2 BS日テレ

・多数欠 BS日テレ

・精霊幻想記2 BSフジ

・烏は主を選ばない NHK E

・トリリオンゲーム BS11

・シャングリラ・フロンティア2 BS日テレ

・ダンダダン BS日テレ



・Re:ゼロ3

魔女教から負ったダメージをどう回復するかというところだが、大罪司教たちが全員集合して攻めて来るというなんともとんでもな展開に。対するスバルたちの布陣も最強に近い布陣と言ってもよいけど旗色はよろしくない。それだけ魔女教の力が憎らしいほど強いということ。8話放送したところで止まってしまいました。制作がんばってください。



・「物語シリーズ」

同シリーズは久しぶりの再開ですね。前半の撫物語は正直どうでもいい内容でしたが、後半の忍物語が面白い。忍のオリジナルつまり人間時代のエピソードが描かれるのは初めてですね。あまりの美しさで国が滅ぶという存在って最強のバンパイヤ以上の存在で、スーサイドマスターとどちらが主従なのかよく分からなくなってくる。



・烏は主を選ばない

再放送です。初回は見逃していました。脚が三本ある八咫烏(やたがらす)は人の姿になることができて「やまうち」という社会を作っている。日本中世の貴族社会そのものでファンタジーとして見応えがあります。見所は新しい世継ぎ(わかみや)の妃候補たちの関係、それから何者かに命を狙われるわかみやを主人公の少年視点で描くところ。



・トリリオンゲーム
就職活動中に出会ったハルとガク。天性の人たらしハルとパソコンオタクのガク。二人は企業に採用されるのを蹴って起業することになる。ハルは破天荒なようで実は緻密な計算もできて実務はガクにまかせ次々にチャレンジングなミッションをクリアしていく。最終的には世界有数の大富豪になるのが分かっていてその過程をじっくりと描いていく作品。



・ダンダダン
オカルト大好き少年と霊能力者の孫の少女。お互いを認め合うことがなかったけどそれぞれが霊と宇宙人と出会って共闘していくことになる。どこかなつかしい円谷デザイン的な宇宙人や幽霊たちの造形が我々世代にはササるし、疾走感のあるアクションやハリのあるお色気も名作の予感がします。



MFゴーストのユーロビート&サントラと最弱テイマーのED曲CDを取り寄せました。ムジークのスピーカーはユーロビートにはよく合いますがこればかりだと単調かな。2枚目の劇伴のほうが良かった。作曲は土橋安騎夫さん。 丁さんの優しい歌声を期待してのED曲でしたが意外に力強い音作りしてました。

2024年12月15日日曜日

今年観た映画作品2024

 今年自分ちで観て面白かった作品を記しておきます。


すずめの戸締まり

2022(日本) WOWOW
監督:新海誠
出演:原菜乃華 松村北斗
イケメンの男性を追って廃墟に入った娘は猫型の石を取り上げてしまう。


一言で言えば一目惚れした相手にのぼせ上がるお話で身も蓋もないですが映画のクオリティは非常に高いです。特に音響デザインが素晴らしい。WOWOWの放送があったちょうど同じ日に能登半島で大地震が発生したこともあり、地震がテーマとなっているこの作品としてはタイミングが悪いなと思います。「君の名は」から天災を描き続けるのにはこだわりがあるのでしょうか。


帰れない山
2022(イタリア/ベルギー) WOWOW
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン シャルロッテ・ファンデルメーシュ
出演:ルカ・マリネッリ アレッサンドロ・ボルギ
アルプスの村で出会った二人の少年は大人になって再会し山の斜面に小屋を建てることになる。



失敗し自己肯定できないブルーノの気持ちはよくわかるし私自身も山で一人で暮らすような生活はあこがれるようなところもあります。実際は不便すぎて無理なのですが。二人とも父親に対してコンプレックスを持ち、形は違うけれど父親を超えていこうとするところはイタリア流かなと思う。その場所に行けばあいつと会えるという関係はなんだかいいですね。


EO イーオー
2022(ポーランド/イタリア) WOWOW
監督:イエジー・スコリモフスキ
出演:サンドラ・ドルジマススカ ロレンツォ・ズルゾロ
サーカスの一団で女性団員から愛されていたロバ。サーカスが破産したことでロバは債権者に引き取られていく。



EOはロバの名前でロバ視点で旅をするロードムービー。何かストーリーのようなものがあるわけではなくて映像と音で魅せる叙情詩という感じの作品です。夜中の山中でオオカミ狩り?なのか意味がよくわからないシーンもあるのですが、ロバ一頭の存在に世界は影響されることなく時間は過ぎてゆく。



サイコパス PROVIDENCE
2023(日本) WOWOW
監督:塩谷直義
出演:花澤香菜 関智一
極秘で日本に移動中だった博士が乗った船が族に襲われ博士は殺害される。



大岡裁きのようなわかりやすい裁きなら誰もが痛快な気持ちにもなれると思うけどAIが裁く世界のいびつさをとうとうと説いているような気がしてくる。常守さんがあれだけ法の遵守にこだわりながら法務省の解体を防ぐためとはいえテロに走るような展開は納得がいかないですね。それにしても厚生省局長のあの人間的なバランスを著しく欠いているとしか思えない采配はどこからくるんだろう。人間が自分の頭で考えるのを放棄した姿?なのかな。「憑依」の転送ができるとしてその飛ばすものの正体は一体何なのだろう?魂?定量化できるの?



コンパートメントNo.6
2021(フィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ) BS4K
監督:ユホ・クオスマネン
出演:セイディ・ハーラ ユーリー・ボリソフ
フィンランドからロシア最北端の駅を目指して一人旅をする女性。寝台列車の同室に乗り合わせたロシア人の粗野な男に辟易する。


いつの時代なのかはっきりしないですが携帯電話が存在しなかった頃の寝台列車の旅は趣があっていいです。日本の車掌さんのように乗客の苦情にこまめに対応してくれるわけでもなく自分でやり過ごさなければいけない旅の出来事。だけど男がただ粗野なだけではなく。。。という感じで良い雰囲気に変わっていくのが見所。列車から降りてからの展開はかなり賛否が分かれそうな気がします。


SISU シス 不死身の男
2022(フィンランド/イギリス) WOWOW
監督:ヤルマリ・ヘランダー
出演:ヨルマ・トンミラ アクセル・ヘニー
第2次世界大戦下、フィンランドの国境近くの原野で一人金を採掘する男。敗走するナチスSSの部隊と遭遇する。



突っ込みどころは多々あるけれど彼のパワフルでスリリングなアクションは楽しめます。「おまえはもう死んでいる」的なノリが面白い。手に入れた財産で彼は何をするつもりだろう。フィンランド、ドイツ、ロシアの歴史的背景の複雑さを考えさせられます。


一命
2011(日本) WOWOW
監督:三池崇史
出演:市川海老蔵  瑛太
とある大名の屋敷に浪人が訪ねてくる。彼はこの屋敷の場所を借りて切腹させて欲しいと言う。



見方によれば全く意味のないくだらない作品とも言えるのですがいろいろと考えさせられる作品ではあります。武士道とはなにか?ということを問うているのか、この時代と違って現代日本はなんて生きやすいのかと喜んでいいのか?。彼の怒りはどの段階から来ているのか?切腹を許したこと?竹光を使わせたこと?無駄に苦しめたこと?自分の境遇と違って武士の権威にすがっている裸の王様に対して?武士の精神を大事にした結果家族を不幸にしてしまった自分に対して?

2024年12月14日土曜日

調整あれこれ2412

 ・サラウンド+サラウンドハイトスピーカーの位置変更

床に置いてるサラウンドスピーカーは位置変更などたいしたことじゃないけどハイトSPは固定してあるので変更はそれなりに覚悟がいります。

今までサラウンドは動線を優先して壁からそれなりに離して置いてました。

だけどそれではリスニングポイントとの位置が近すぎるので180mm程離したというところ。

サラウンドを移動したらそれと同じようにエンクロージャ面を合わせる位置にハイトも移動しました。しかしハイトは片CH電源ケーブルが届かなくなりケーブルの這わせかたを変更する必要がありました。あぶないあぶない。

これでもサラウンドはLPから1.5mほどでフロントSPの4mと比べるとまだだいぶ近いのですが。音場は横に広がると言うよりは縦に広がる方が強いような気がします。


・柱に漆喰を塗った

シアター部屋には左側中央付近に柱が一本あります。音響への影響は分からないですがない方が好ましいのは確かかな。柱には工務店さんがきれいにクロスを貼ってくれていて杉板に塗装してある壁と比べてもまったく違和感がありません。

ちょっと見、木のようにみえるクロスですが樹脂なので木製の柱は呼吸することができないし、個人的にクロスは嫌いで全廃したいと思っている。なのでこの際試しにクロスを剥いで漆喰を塗ってみました。漆喰は白いものを塗るだけなら下地処理を気にして適切な製品を選べばそうそう失敗しないですが今回は墨を混ぜて黒色にします。



水を少なめにして墨をくわえて塗った直後はそれほどでもなかったのですが乾くとまだらになりました。漆喰に黒はやはり鬼門のようです。白い漆喰の壁は光を反射して部屋がすごく明るくなります。シアターはそれとは反対に光の反射を抑えないといけない。漆喰はシアター部屋とは相性が悪そうです。ちなみ音響的な違いは分かりませんでした。
2階のサブシステムが置いてある部屋は拡散板を全撤去して壁に漆喰を塗ったけどこちらも音響的な違いはそれほど感じません。近接視聴だと部屋の音響はあまり影響しないかも。


・チャクラレヨネータの追加
オーディオ用のアイテムとして売っているわけではないしそれだけが目的ではないですがオーディオにすごく効くのでここに記してます。
レヨネータももう4個目。そろそろ頭打ち感が出るかなとも思ったのですが全然まだ行けます。音色の伸びが素晴らしいし音像の描き方がさらにナチュラルな感じ。端的には生々しいということになるけど生っぽさとも少し違う。ソフト再生のうまみが噴出してくるという方が正確かな。QAAは高域限定な感じだけどこいつは全域で効くのが素晴らしい。


・空き瓶や竹束の追加

廃品や残材を使っているのでコストはほぼゼロで楽しめます。

竹束はもうほぼ残材は出ないのですが空き瓶は大分数が増えてきました。どこでも良いわけではなくて要所にセットする必要があるけどよく効く。低域のマスキングがなくなり音色も伸びる方向。まだ頭打ち感はないので少しずつ増やしていこうと思います。

2024年12月7日土曜日

GIXXER250のFブレーキパッド交換2412

 GSR750を車検に出したときブレーキパッドが前後とも残り少ないことを指摘されました。見てみると前後とも残り2~3mm程度というところ。

そういえばGIXXER250の方も全然気にしてなかったので試しに見てみるとフロントは1mm程度しか残ってないではないか。

前回8700Kmで交換して今25000km程度なので16000km程度の走行。

純正パッドが異常に減るのが早いのかと思ってたけどゴールデンパッドでもそれほど長くはもたないですね。キャリパーの戻りが悪いのか走行中に引きずっているような気がする。

固定側のパッドは0.5mmくらい。危なかった~気づいて良かったよ。

今回も新しいパッドはゴールデンパッドにしました。

ちなみにリヤはほとんど減ってません。

GSR750は11年で6万弱の走行ですがブレーキパッドは乗り始めにフロントを替えて以来一度も替えてません。とりあえずついでなのでGSR750用のパッドも前後とも取り寄せました。ライフを気にする必要がないので同じデイトナの赤パッドにしました。
次の車検の時にでもショップに替えてもらおうと思います。