今年の自分のオーディオ&ビジュアル趣味を振り返ってみます。
今年も新しく導入した機器はありません。
新しく購入するとしたらもう使って12年になるAVプリアンプですが今使っているHP5509のパフォーマンスに満足しているので替えたいという欲求が出てこない。魅力的なモデルが登場するか使えなくなるようなトラブルでも起きない限りこの機体を使い続けると思います。Auro-3Dや音場補正などの新しい技術に興味はありますが新たに投資してまで手に入れたいほどの訴求力はないかな。そのくらいHP5509の基礎体力は高いです。
サブシステムで置いてあるプリアンプのCP65はもうそろそろ購入してから22年になろうかというところですが性能的には劣化を感じません。コンデンサが~とか機器の寿命についてときどき見かけますがあまり深刻に考える必要は無さそう。AVプリなんてリセールバリューはほぼゼロだろうし使えるなら使い続けるのが正しいかな。
この趣味の書き込みで一番求められるのは何か購入してそのパフォーマンスがどうだったかという情報のような気がするので私が書いているような商業主義とは無縁な日記はほぼ他人には役に立たないものだと思います。
オーディオアクセサリーに関しては一時期市販のものに価値を見いだせないこともあったのですが KaNaDe の製品とG氏が推奨する製品には注目しています。
KaNaDeは今年はケーブルインシュレータと銅箔を採用してよい効果を得られました。同社の仮想アースにはあまり興味がありません。置き場所をスマートに確保できないのと水を使うという点が気に入らないです。基本インシュレータそのものにもあまり期待はしていないのですが同社のインシュレータはレゾネータとしての効果と収まりの良さが魅力です。静電気対策は可能なら綿包帯を使ったりして樹脂を排除した方が銅箔よりも効果は抜群にあります。
G氏に関してはPhileWEBコミュニティの頃から気になる方でしたが経験値と耳の良さが抜群なので参考になります。
今年はデュプレックス&レヨネータやサウンドデンの製品を新たに採用しました。デュプレックスは以前から気になっていたけど背中を押される形で使ってみてたいへん勉強になりました。メーカーならともかく我々コンシューマの音への取り組みはオーソドックスに理系的なアプローチに頼ってばかりではかえって遠回りになるような気がします。よりよい「場」のようなものを作ってやれば機器に高度な期待をしなくても比較的簡単にそれらしい音がだせるような。まあよりよい場を作るのはルームアコースティックであったり波動であったりその他諸々であったりこれはこれで難しいような気がしますが研究の対象としては面白いですね。意外と実用的だし。
ルームアコースティックは成果が得られれば簡単な気もするのですが奥が深いです。壁(箱)がある限りその存在感を消すのは難しい。そもそも壁を完全になくしてしまう必要はなくて自分が欲しい空間感が得られればそれがゴールなのですが、目が見えない人を連れてきて空間を誤認識させることができるかというとそのレベルにはなかなか到達できないと思います。
仮想的に空間を広く感じさせる程度のオーティオ再生ならAuro-3Dなんかがその急先鋒ですがソフトからの作り込みが必要になるし、できれば物理的なテクニックで自分の聴きたいソフトをうまく鳴らせる普遍的なパフォーマンスを追い込みたいところ。
そんなことを考えながらスケール感の拡大に今年は取り組んできましたがそれなりの水準には達したという実感は得られました。来年も続けてそんな取り組みをやっていくと思います。
それから壁コンセントを使わずに配線する方法を思案しています。60Hzで振動することが分かっているのに原始的なクランプ方式で接点を作るのはどうかと思うのと、うちの場合壁コンセントを多数直列でつないでアクティブSP群を使っているので位相差などが気になる。IECインレットだけは必要悪として残すしかないけど壁コンはオーディオ&ビジュアルには不要。これも来年の課題として進めていきます。
ソフトに関してはTVアニメを視聴している時間が一番長いですね。TVアニメも驚くほど音が良くなったと思います。直近では物語シリーズなんか素晴らしい音声です。
BDではV-Tuberさんを最近物色してます。数が少ないので今後に期待ですが。すいせいさんやカリオペさんがお気に入り。(笑)
音楽はCDがメインです。最近は絶盤になるタイミングが早くなってきたしそもそも新作が配信オンリーというのも増えてきました。たまたま今年は亡くなられた中山美穂さんも聴き始めたところでした。「色・ホワイトブレンド」がお気に入りです。思ったよりうまく再生するのが難しいです。
11月にNHK BSで放送された西城秀樹さんのライブは良かったです。
私の中で男性アイドルでもっともいけてる人は今でも西城秀樹さんだし、このライブは彼が30歳ともっとも輝いていた時のものだと思う。
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