おせじにも見た目が良いとは言えないので気が進まなかったのですが、DAC本体にスマキ状に巻きつけた状態で試してみるとこれはかなり良い結果でした。
やや音像が俯瞰(ふかん)的になるような副作用もあるのですが、空間描写が圧倒的に深く緻密になります。
ソースによっては6畳の部屋に居るのにコンサートホールで聴いている様な生々しさがあって、違和感を覚えるほどです。
経験上、トランスポートとDACがシステムの中で及ぼすパフォーマンスの影響力の割合は、7:3くらいでDACの影響力はトラポに比べたらそれほど大きなものとは思っていません。
しかしDACのセッティングを詰めていくことでこれだけ音が変化することが分かったのは大きな収穫でした。
小さな筺体の機器を持つ者の特権かもしれませんが、使い方を試行錯誤すれば非常にコストパフォーマンスの高い効果を得られます。
(ただ、このシールドは導電性物質ですので通電箇所に接触するような使い方はできませんのでその点は注意が必要です。)
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