CDやDVDのディスクを新規に手に入れた時、再生する前に必ず行う「儀式」を持っているマニアな人は結構いると思います。
私の場合は、PAD SHEERという液体クリーニング液で洗浄し、アコースティックリヴァイブ RD-2という消磁器で処理をします。
どちらも私は一定の改善効果を認めています。
しかし今回はRD-2に代わる品物を探して アナログラボ Plus100 という静電気除去器を導入しました。
アナログラボは香港のメーカーらしく輸入元はカインラボラトリージャパンとなっています。
RD-2は製品の説明も含めて理解不能のブラックボックスになっていますが、Plus100はディスクをセットしボタンを押すとディスクが緩やかに回転を始め、除電針が3分半くらいかけて移動し処理が完了します。
除電針はディスクの読み取り面すれすれの所を移動します。
音質の改善効果は前者の2つの傾向とは違うもので、前者2つはどちらかと言えば音の刺激的な部分を抑えつつ弱音部分のニュアンスが豊かになるような傾向でしたが、Plus100は音の枯れた部分がなくなり一音一音が明快に色彩豊かになるような感じです。
ちょうど病気だった体が完治しすっかり健康を取り戻したかのような爽快な音になります。
DVDビデオに関しても音は改善しますが、映像の方は私の目には変化は分かりませんでした。
欠点をあげると、
・処理時間が長いところ。所有ディスクが大量にある場合は結構な作業時間になると思います。(笑)
・作りが安っぽいところ。すぐに壊れてしまいそうな怪しさがあります。(私の個体は内部のプラスチックの板が最初から割れてました。)
・微量ですがオゾン臭がします。(イオナイザーなのでしようがないですが、オゾンは人体に有害です。)
この手の製品としては改善効果は大きなものですが、欠点が気になる人は手を出さない方がいいかも。
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