シアター部屋の後ろ側には床の間がありそこの壁は土壁になっています。
以前床の間の天井部分は半分の面積を合板のフローリング材を使って反射板に替えていますが残りの土壁の部分も響きを増やすため2/5くらいの面積に反射板の施工をやってみました。
合板のフローリング材だと反射がきつくて低域のブーミングを引き起こしたりしていたので今回は杉の板材を下地を作ってから木ねじで留めています。
過去の経験から土壁は響きは少ないけれど暗い音で良い印象は全く持っていませんが塞いでしまうと音の抜けに影響するので悩ましいところです。響きの美しさを演出したいならやはり天然木を使いたいところです。材種の音の違いは試しに小さな音響拡散物でも作ってどんな音がするか試してみればすぐに分かります。私はホームセンターで身近に手に入り響きに癖が少ない杉材が気に入っているので多用しています。12×105×1980のサイズで300円くらいと安いですしね。今回も材料代は全てで数千円程度です。
音のパフォーマンスに関しては部屋をいじると変化が大きいです。どんな風に変わるかはやってみないとまず分からないですね。望ましい結果が出ればさらに面積を増やしていけばいいし悪ければ元に戻せばいいだけです。大して費用はかからないし。今回はどうやら当たりのようです。写真の下側に写っているのはモデムやルーターなんですがルーターをごついアルミ合金のプレートの上に置くだけでファイル再生の音は変わります。
昨年末の電源から始まってアースの改善、部屋の響きのコントロールとほとんどお金を使ってないのですがパフォーマンスアップの具合は素晴らしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿