前回からの続きのアース実験です。
私の環境では壁コンセントごとのアース接続は自由に設定できますが、2口コンセントの場合同じコンセントに3芯の電源ケーブルで接続している機器はアースを共有してしまいます。
なので厳密に各機器のアース接続を切り離すためにACプラグにかませる3ピン→2ピン変換プラグを用意しました。
私の環境ではABC群のアルミブロックに2個ずつコンセントを載せているのでアルマイト処理をしていないC群のブロックではコンセントどうしもアース共同体になるのでそのあたりも注意してアース接続を切り離しAVプリのみ大地アースに落とすようにしました。
A群はムジークのスピーカーだけの接続で筐体電位もすでに低いので個別でアースは切り離さずひとまとまりにしています。
1本数十万円する電源ケーブルにこんなへなちょこな変換プラグを使うのは心情的には抵抗があります。この状態でAVプリの筐体電位を測ってみると0.1Vを切っています。オーディオで音楽を再生しながらの測定です。BDレコーダーの電源をONにすると0.2Vくらいまで上昇しますが。
自分で施工したアース環境で筐体電位をここまで落とせれば立派なものでしょう。接地抵抗は測ったことがないですが多分そんな極端に低い数値ではないと思います。
再生音も結構変わります。もともとムジークのスピーカーは空気感を表現するのは苦手ですがそういう表現が出来るようになりましたね。変換プラグをかませたマイナスを差し引いても十分におつりが来るパフォーマンスです。
変換プラグは使わなくて済むように電源ケーブルをそのうち自作しようと思っています。完成品の高級ケーブルのアース線を抜いたり切断したりはしたくはないので。。。
それにしても電源ケーブルや壁コンセントに投資するなら最低限このくらいの考察はしておかないと無駄な投資になってしまいますね。反省しています。
アクセサリーメーカーは知らないのか知っていて無視しているのかは分かりませんが。
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