2019年9月30日月曜日

使用機器(後段)の紹介1910

前段に続いて後段の紹介です。

・スピーカー:RL940×5+RL906×4+BASIS13K×2



フロントLCRとサラウンドがRL940で前後のハイトがRL906、サブウーファーがBASIS13Kという9.2ch構成です。将来のAuro-3D規格を意識した構成です。
天井スピーカーは追加しません。

ムジークのスピーカーはアンプ内蔵型なのでパワーアンプは必要ありません。
過去使っていたパワーアンプはことごとく壊れたので正直パワーアンプアレルギーと言ってもよいかもしれません。2度と購入したくないですね。(笑)
RL940とBASIS13Kを載せているスタンドはアルミ合金製のオリジナルです。
全chムジークで統一してますが一気に手に入れるのは無理なので順を追って少しずつ進めてきました。さすがに音のまとまりはいいです。

もともと大きなエンクロージャーのスピーカーは取り扱いに難があるのとパフォーマンス的にもスピード感のない鈍調さが苦手で使う気がありません。トールボーイタイプが設置が楽ですがRL940くらいの大きさの2wayスピーカーにサブウーファーを組み合わせる現状の設置方法は移動も楽ですっきりおさまって我ながらうまくやったなと思っています。

音のパフォーマンスではホームオーディオ用のスピーカーでは一部を除いて脚色を強く感じて私は満足できません。
それからスピーカーは鳴らすのが簡単なモデルを選ぶのが吉だと思う。鳴らないモデルとあれこれ苦労して付き合うのは時間もお金も無駄使いです。まあそれに気付くのは自分と相性の良いモデルと出会わないと無理ですけどね。

ムジークはフェア会場でME803KSを聴いたときにしびれたのがきっかけで自分のシステムに採用するに到っています。その後ME901KAを何度か聴いたことがありますがあれはホームオーディオ用途には向かないと思っています。低域は地を這わせるように再生する方が迫力が出ますからね。代理店は扱っている製品のセンスは良いのですがうまく鳴らすということでは高い能力を感じないです。


・プロジェクター:DLA-X3


JVCがXシリーズとしてフルモデルチェンジしたときにこのX3の映像を視聴してそれまでのモデルと随分進化したなと感じて導入を決めました。もう使用8年になりますね。

JVCの絵作りは映画向きで派手さを抑えたしっとりとした肌合いが気に入っています。
しかしこのモデルに関しては光源ランプに不具合があったり故障の修理を2度経験したりと悪い印象が多いですね。

とりあえず4Kなり8Kなりが普通に放送規格として採用されるまではプロジェクターをリプレイスする必要は全く感じないです。
次のモデルを選ぶとすれば解像度は当たり前として光源にもっと安定感のあるレーザーやLEDのものが良いですね。

視聴時や導入当初は明るくて精細感のある映像がいざ導入してみるとみるみる暗くなってくるのはやっぱモノとしてダメでしょう。
それからカメラのスクロールやエンドロールの移動で焦点が定まらないのは致命的な欠点だと思う。映画館でそんな映像は観たことがないような気がするのですが。。。


・スクリーン:SKT135UH2-E12-AUHD


135インチのサウンドスクリーンです。視界に入るのがスクリーンだけという状態は映像への没入感が最高です。
エリートスクリーンというブランドは購入の直前に知ったブランドで詳細はよく分かりません。スクリーンの選定はほぼ消去法で決めています。つまり既知のブランドに魅力的なブランドが存在しないということです。

エイヤで導入したスクリーンですが映像は色がこってりと濃くて、生地はしっかりしていてしわやモアレなどの発生もなくて品質は高いです。(端の部分だけよれがありますが実使用上は問題が無いです。)
4K対応をうたっているだけあってサウンドホールも見えません。
ただプロジェクターの明るさがもう少し欲しいかなというところです。

過去の2K時代の視聴では150インチクラスになると映像の粗が目立ってきてもう一つと思っていたのですが自分の環境ではとくに粗が目立つということもないです。


・アクセサリーについて

基本必要最低限のアイテム以外は使いたくありません。そして必要なものではほぼクオリティ的に満足できるものを手に入れています。
より高いパフォーマンスを得ようと高額なアクセサリーに手を出すのもいいのですが、自分である程度システムの音をコントロールできるようにならないといつまでも満足できるパフォーマンスは得られないと実感しています。

オーディオシステムのパフォーマンスは総合的なバランスで成り立つと思っています。ゴージャスなアイテムを揃えてもどこか穴があれば総合的なパフォーマンスはそこに引っ張られてしまいます。

アプローチとしてはシステムの弱点を見つけてそれを攻めるのが最も効率的です。
例えばひどい特性の部屋で機器周辺のみをあれこれいじっても結果はたかがしれている。。。というようなことです。

それから自分のポリシーですが構造的なアプローチよりも素材的なアプローチを好みます。例えば電源周りならトランスやクリーン電源よりも特性の良い材料・構造で組んだブレーカーや壁コンセントなどを選びます。本当はそれらの存在も必要悪ではあるのですが使うのがマストなら音の良いものを突き詰めたいというところです。逆にトランスやクリーン電源を構成する素材はオーディオ的な見地からは必ず満足できないもので副作用から逃れられないと思っています。まあある意味潔癖症と言えるのかもしれません。

2019年9月29日日曜日

使用機器(前段)の紹介1909

18年3月に記した内容から更新された機器があるので改めて使用している機器のことを記します。

・BDドライブ:BDR-S09J-X+RAL-EC5U3P


HFAS1-S10とUSBで直結してCDの再生とリッピングで使用しています。
ドライブケースは以前は同じくラトックシステムズのRS-EC5-EU3Xを使用していました。
音は比べると中低域を中心にゆったりとした余裕のある表現が出来ます。

私は音楽再生はCDを再生するのがメインです。リッピングしてのファイル再生にはこだわっていません。手元に置く必要がないCDを整理する時にリッピングするようにしています。CDの再生音が良くなればもちろんリッピングの品質もあがります。

面白いことにドライブケースの更新でCDの再生以外でも音が良くなりました。特に顕著なのは録画再生の伸び幅が素晴らしいです。直接つながっていなくてもAVプリに作用しているのか理由は分からないです。
ドライブケースとドライブを接続するSATAケーブルを標準品から交換しています。
電源を投入してから調子が上がるのに1時間ほどかかりますが立ち上がった後の有機的な音はなかなかのものです。


・オーディオ用NAS:HFAS1-S10


オーディオ用としてのNASが世に登場したことをきっかけに音楽のファイル再生を始めました。もう3年が経過しているので早いもんだなと思います。
他にもDELAが先行して出ていますが過去に職場で使っていたBUFFALO製のNASがクラッシュして大ダメージを受けた経験がありブランドイメージが個人的に悪いのと、IOデータはその昔PC98時代にグラフィックアクセラレータのドラゴンシリーズに憧れていた時代がありブランドイメージが良いのです。(最初に買ったPCはモノクロ液晶ノートでゲームしてました。386のEPSON機)

実際に使ってみた感触も大変良いです。これにBDドライブを直結してCD再生出来たりリッピングできたりするのはクオリティも含めて素晴らしいです。ただ後から出してきたフラッグシップ機は利益率高すぎだろうとは思います。それからブラックモデルが最初から出ていればそっちを買ってましたけどね。

電源のインレットがアースピンを省いた2PIN仕様なのはよろしくないです。重い電源ケーブルだと簡単に抜け落ちます。
ネットワーク環境がないと実現しないシステムなのでネットを使う不安定さはどうしてもついて回ります。タグ情報の取得やまれに音飛びがしたりなど。


・BDレコーダ:DMR-BW970(改造モデル)


座間ドルフィン(の前身)で改造してもらった製品です。導入してから10年になるのですが特にクオリティ的には不足を感じないです。4K放送に対応したモデルでフラッグシップレコーダーが出れば乗り替えたいと考えています。

映像ソフトとしては私はエアチェックしたものを観るのがメインなので別途プレーヤーを手に入れたいとは思わないのとUHD-BDなど4Kコンテンツが充実してないのも買い替え意欲が湧かない理由の一つです。

DVDの時代は放送の方がクオリティで先行されていてすんなりとHD化が進みましたが4Kに関してはハードウエアの方が先行しているようで盛り上がりに欠けます。DVD時代にHDにアップコンバートしたものなんてソースがリアルHDの画質には足下にも及ばないのはいやという程経験しているのでいまさらハードを先走ってもなという感じです。


・AVプリアンプ:HP-5509


ONKYOのPR-SC5509を座間ドルフィンで改造したモデルです。使用6年になります。元の価格からは4倍くらいしますが2chの高級プリアンプをしのぐ音質を持っているのでむしろコストパフォーマンスは高いモデルと言えます。(2chのアンプが高すぎかもしれませんが)
ショップでは私のモデルからバージョンアップが進んでいるみたいなので私のモデルは何世代か遅れたモデルになります。

映像ソフトの再生にとどまらず音楽ソフトもマルチチャンネルで再生するのに使用します。ファイル再生はこのモデルをプレーヤーとしても使用しています。
2ch再生から脱した後は2ch用のオーディオ機器には以前ほど興味が向かなくなったのでそういう意味では趣味としてのオーディオはあれこれ煩うことがなくて楽になったと思う。

個人的にはシステムの顔はスピーカーだと思いますがAVプリアンプは心臓にあたると思っています。ここのクオリティはシステムの要となる部分ですね。
一度プロセッサの最高峰といわれるトリノフなんかも視聴してみたいのですがまだ体験したことはありません。Auro-3Dは素晴らしいと思うので将来は最新規格のものへリプレイスすると思いますがクオリティ的に満足しているので最低でも10年は使用するつもりです。

2019年9月22日日曜日

ルームアコースティックの取組

台風17号が近づいているのでだんだんと風が強くなってきました。この土日はほぼ外出せずに家にこもっています。

以前オーディオ&ビジュアルをやっていた6畳間ではルームアコースティックに関しては出来ることがあまり無くてせいぜい日曜大工で床の強度をほんの少し上げたり共振源を排除したり自作の拡散板を試してみたりと言うところでした。
それ以前に何もしなくても特に破綻したところがない部屋でした。狭さはともかく天井高は2.6mあり化粧ベニヤは共振することもなく抜けは良くて出入り口の引き戸は音圧でびびるけど音がこもったりするのとは無縁でした。

2年前に施工した今のシアター部屋は比べると響きが物足りなくてどちらかと言えば響きを増加させたくてずっとルームアコースティックの改善に取り組んできました。
今の部屋は幸い?やろうと思えば大概のことが出来てしまう自由度の高い部屋で実際床下や壁、天井など様々なアプローチを行ってきました。
私はオーディオ用アクセサリーとして販売されているルームアコースティック用グッズは高価で使い方もいまいちピンとこないので手を出す気がありません。ほとんどのアクセサリーは置いたり取り付けたりするだけで邪魔だったり目障りなものばかりでとてもスマートに導入出来そうにないのものばかりですね。私は機器自体も邪魔なので最小限しか部屋には置きたくないと思っています。

ルームアコースティックの理想は目立たなくて邪魔にならない施工で行いたいものですが部屋を見栄え良く作ってそのまま満足できればいいのですがその後の調整で課題を解決するのにどう取り組むかが問題ですね。

その後の取組で響きはかなり充実してきました。もう以前の6畳間で聴いていたのと遜色ない響きですね。あとはいかに音像の立体感や音の流れなどを追求できるかというところ。
夏休みの工作でNDCカルムというアルミ焼結材を使ったのですがこれはなかなか良く出来た素材です。

基本箱形の形状の入り口にカルムを取り付けて音を一旦透過させ箱内部から音を反射させて取り出すという仕組みで吸音します。これの面白いところはカルムの面積はさほど大きくなくても箱内部の共鳴?で低音を大幅に吸えることです。低音を吸うにはかなり大きな容積や体積が必要になるのが常識だと思っていたので私のようなニーズにはもってこいの素材と言えます。

低音を吸えば低音が薄くなるのでは?と考えがちですが定在波が溜まっているようなところでピンポイントに使うと逆に低域がくっきりと力強くなります。
吸い過ぎると角が取れて丸くなりすぎてしまいますが中に詰めたウールなどの吸音材量を調節することでかなりシビアに吸音量を調節できます。


写真は昨日、音圧で天井のベニヤ板がびびっていた元床の間部分に仕込んだカルム材です。のぞき込まないと見えない部分で50×100mmを2カ所使ってますが結構な影響力です。
夏休みに桐の板は3畳分くらい、カルムは2×600×600の材料を1枚用意しましたが費用は2万円程度です。施工はそれなりに面倒ですがいろいろ楽しめて勉強になりますね。

夏休みに屋根裏入り口のボードに大きな面積でカルムを取り付けたことがありましたが裏側の空間が大きすぎると反射波が帰ってこないのでほとんど仕事しないようです。
この部分のカルムは切り取って別の部分に使おうと思います。

2019年9月15日日曜日

ツーリング1909

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
今日の目的地は山口~島根~広島方面ですがひたすら走りメインのツーリングなので山中をたっぷりと走りましたがどこかを訪れたという印象は全く残らなかったツーリングでした。
昨日の土曜日などは家にいても蒸し暑かったのですが山陰の山中は24℃のところもありかなり涼しかったです。ただ街中はやはり蒸し暑い。
今日はちょっとしたハプニングもあったのですが難なく問題を解決して走りきることが出来ました。今日は6:30集合で19:00帰着。

今日の走行距離:570km。

今日の走行メンバーは
・SV650
・V-STROM250(黒)
・V-STROM650
・CB1300SF(青)
・DR-Z400SM
・CB1300SF(黒)
・GSX-R1000(06)
・SCRAMBLER900
・GSR750(私)

山口県の萩のコンビニで最初の休憩。8:30で110kmほど走ってます。朝日がまぶしいですね。


島根県の道の駅 柿木村で2回目の休憩。190kmほど走ってます。何か食べるつもりだったみたいですがお店がまだ開いてません。


さらに20kmほど走って出光で給油。燃費は27km/Lも行きました。
ここでCB1300SF(青)のセルが回らないトラブルが発生。バッテリーが上がってるみたいです。押しがけしてバイク屋さんを探して街中を回ってみるとよさげなHONDAドリーム店を見つけました。レギュレータのトラブルを疑っていたのですがバッテリーがへたっていたようで新品と交換してトラブル解消。
CB1300SF(青)氏はエンデューロの経験があるせいか私も手伝ったのですがくそ重たいマシンの押しがけも手慣れた感じです。




島根県益田市の「天心」でお昼ご飯。私は中華定食をオーダーしました。肉野菜炒めと酢豚、炒り卵などがついていてお得なメニューです。ここはお客さんはそれなりに多いのですが注文してからあまり待たずに料理が出てきます。手際がいいですね。


5月の京都ツーリングの帰り3日目にも立ち寄った広島の道の駅 来夢とごうちの対面にあるコンビニで休憩。私は話題になるまでこの場所を思い出すことが出来ませんでした。(汗) 

島根県鹿足群で150km程で早めに2度目の給油をして六日市インターの近くにあるコンビニで最期の休憩。チョコレートでエネルギー補充です。残り200km程は下道をしばらく走った後山口の鹿野インターから中国自動車道に乗って淡々と帰路を戻ってきました。