2021年6月13日日曜日

炭シートの活用2

 いろいろ細かな更新があってオーディオの再生が進化してきているのですがスピーカーからの出音がグレードアップしてくると今度は部屋の粗が目立ってきます。

どちらが先というわけでもないですが相乗効果で双方をグレードアップしていければバランスがいいです。

以前薄いベニヤ板は特に音響的な欠点は気にならないようなことを書きましたがリスニングポイント後ろ上面の小さな板を組み合わせている箇所は音がこもりやすい場所でもあって人の声の帯域から下の域で結構影響力があります。

シアター部屋を作ったばかりの時は響きを豊かにしたくて音が逃げないようにこの箇所に桐板を重ねて張っていきました。しかし最近は音圧が十分確保出来るようになってきて桐板を撤去しました。

それでもまだ音をうまく回すのに部屋の空間が足りないと感じるので屋根裏の空間をもっと積極的に使いたくてこの箇所のベニヤ板を撤去することにしました。

我が家は気密が低いボロ屋ですがそれでもシアター部屋は気密が最も高い部屋で少し空気がよどむ感じもします。換気扇でも付けていれば違うかもしれませんが現状付ける気はないので風通しを良くする意味でも期待したいところ。

ベニヤ板を取ってそのままではよろしくないので炭シートを張ることにしました。


炭シートを張った自作パネルを置いているだけなので天井裏のメンテナンスなども簡単にできます。50年も経った天面のベニヤ板の裏側はなかなかに悲惨な状況でした。頭上の空間がこれだけきちゃないと健康に悪そうです。
タンスの裏側や畳などもそうですが日頃目に付かない、手が届かないところは定期的にメンテナンスした方がいいと思います。リフォームを進めて天井裏のメンテナンスも完全ではないですがかなり進みました。
音響的にはやはり家全体の空間をうまく使うくらいでないと我が家のホームシアター空間ではもう一つスケール感がでません。

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