2024年9月16日月曜日

GIXXER250のRタイヤ交換など

 たまっていたGIXXER250のメンテナンスをまとめてバイク屋さんで行ってもらいました。

メンテナンスは

・Rタイヤの交換

・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

・FフォークOH+スラストベアリングの追加


GIXXER250は走行2年半で23000kmというところです。普段の足としてたいへん役に立っています。

価格が安い車体だけに使っている部品は当然最低限のクオリティという感じで私のバイクの車歴の中でも際だって安っぽいと感じるところが多いです。事故につながるような性能不足はないですが精度や耐久性が低いです。

フロントブレーキパッドなんて今まで消耗して交換した覚えがないくらいですがGIXXER250の純正は9000キロもたなかったです。交換したゴールデンパッドは今のところほとんど減ってません。

エンジンは最初インジェクションの調子なのかアイドリング回転が不安定(上がり気味)だったり、2速パーシャルで不安定だったりなどありましたが今は安定してます。

納車時にクラッチの切れが悪くてギヤが入りにくかったけどクラッチは構造的にややつながり感をつかみにくいようです。ここはSUZUKI車の伝統でもあるみたいですが。

まあしょぼいパーツがへたったらクオリティの高いパーツと交換していくのも違いを体感できて面白いかもしれません。


・Rタイヤの交換

今まで履いていたのは IRC RMC810。走行は12000キロ程。

右側は完全にスリップサインが出てますが比較的全体をバランス良く使えているようです。

このタイヤはバイクを倒して曲がるような使い方では全然面白くないので個人的にはNGだけどスリップサインが出たこの状態でも性能劣化をほぼ感じません。

新しいタイヤは ブリヂストン TS100H。

これでフロントとおそろいになりました。このタイヤはライフは短いけど純正のGPR300とそれほど性能は変わらなくて価格は安いのでこのバイクで使うにはバランスが良いと思ってます。

GIXXER250特に速くはないけどスポーツ的な走りはそれなりに楽しいですよ。ステップをすらないように対策は必要ですが。私は社外ステップ+車高上げてほとんど当たらなくなりました。


・ドライブとドリブンスプロケット、チェーンの交換

GIXXER250のチェーンはわかりやすくへたります。

走行中のノイズも大きくなるし、写真のようにコマがうねってきました。
まあSUZUKIの250ccのバイクはだいたいこんな感じみたいです。前後スプロケットと合わせて交換しました。
交換したのは 
チェーンは ダイドー 520VX3スチール スプロケットは純正  ついでにハブダンパーも新品に交換。


・FフォークOH+スラストベアリングの追加
Fフォークオイルは走行1万キロ交換と決めてます。前回は交換直後にスプリングもハイパープロに交換してました。オイルは真っ黒に変色していたそうです。スプリングがよく動く証拠かもしれません。オイルはお店の標準品ワコーズを使ってます。
スラストベアリングはフォークの感触が良くなるのを期待してついでなので私が用意して仕込んでもらいました。

純正ワッシャ1枚と比べるとワッシャ2枚とベアリングでプリロードが2.5mm余計にかかるので走行で悪影響が気になるなら後日カラーをカットしようと思います。

フォークのオーバーホールで一つ問題が発生。
新品のスライドブッシュとオイルシールを打ち込む際片側のフォークのみ固くて入らず、ガンガン打ち込んでいると打ち込み工具が壊れたそうです。パーツの精度が悪いようでフォークとブッシュのはめ合いが渋すぎるようです。仕方がないのでオイルシールを2重にいれて応急処置としています。後日またブッシュを抜いて作業のやり直しです。
こんな事例は長いバイク屋さん人生でも初めての経験だそうです。インドクオリティ?なのかな。

作業後にGIXXER250に乗ってみて驚きましたが前後サスを交換したのではないかと思うくらい違います。車高が上がっているし路面のギャップを拾わないし、チェーンは静かだしUターンなんかの安定感も抜群です。何がどう効いているのか正確には分かりませんが見違えました。

私がお世話になっているバイク屋さんは一人で切り盛りしているのと、そろそろサラリーマン的には完全リタイヤしてもいい年齢になってきたので最近仕事がなかなかさばけないようです。飛び込みで知らない相手からバイクの不調について問い合わせが入る機会も増えているようで特定のお店の客ではない「ショップ難民」なライダーも増えてるようです。

なので30年近い常連の私でも仕事を依頼するのが気の毒な気分になることがあります。これから先どうバイクと付き合っていくかいろいろ考えるところでもあります。


現金の持ち合わせが足りなくて夕方もう一度支払いのためにショップを訪れていたら、以前四国ツーリングで一緒したGSR750氏がやってきました。

彼は神奈川在住で宮崎まで足を伸ばした帰りで北九州の同ショップに立ち寄ったとのこと。

バイクがGSX-S1000GTに替わってました。

途中雨につかまったということでカッパを着ての登場で汗びっしょり状態。相変わらず豪快な方です。Tさんまたいつか一緒に走りましょう。

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