2024年10月27日日曜日

衆議院選挙2410

 組閣したばかりでもう解散総選挙。この選挙にどんな意味があるのかもう一つよく分からないけど与党は勝つ自信があるからやってるのだろう。

その自信を少しでも揺るがせたいから私は野党候補に投票するため今日投票に行ってきました。

前回のアメリカ大統領選挙は投票率が66%あったそうです。日本と違って投票するのに車で100kmも移動しなくちゃならない地域があったり、期日前の投票の手続きがすごく煩わしかったりするのにです。それに反して日本では投票はものすごく簡単。今回の選挙は投票率半分は超えるだろうか。

歴史的に見て国民一人一人に参政権が認められているのは夢のような状況なのにまったく関心を示さない人には個人的にはまったく理解できない。


両親が某宗教団体の会員だった縁で選挙の時期になると近所の会員の方々が訪問してくる。

彼らが推す政党に投票してくれとお願いに来るわけだけど私ははっきりとお断りしている。理由もはっきりと説明し投票する政党もお答えしている。しかし彼らはいつもすんなりとは帰ってくれず押し問答になってしまう。

昔から知っている面々なのであまり強い態度で応じたくはないけど相手によっては頭に血が上って喧嘩のようになることもある。あんたら何のためにわざわざひとんちにアポなしでやってきてんだよ。という感じ。今回も夕食にサンマを焼いていたけどすっかり冷めてしまうくらい長居されてしまった。

宗教は突き詰めれば信じるか信じないかでしかない。信じることで御利益があることを証明することはできない。というか御利益なんかない。

うちの家族でもっとも熱心に活動していた母は今どうしているかを見れば一目瞭然。

団体の名誉会長は昨年亡くなったけどどういう最後だっただろうか。

20年くらい前に会員からしつこく誘われて会合に出席したときに見せられた彼の演説は相変わらずで同じような内容を繰り返すだけでなぜこれを私に見せたがるのか全く理解できなかった。信心強情でも必ず裏切り者はでてくるのでおまえらは絶対裏切るなよというような内容。よほど優秀な弟子に裏切られて疑心暗鬼だったのだろうと勘ぐってしまう。名誉会長もこの10年はまともに人前に出られる状態ではなかったはず。一体なにを信じているのか分からないけど心の平安が得られるのならその人にとっては幸福なのだろう。

韓国の宗教団体のように全財産を寄進して家庭崩壊するようなたちの悪い団体ではないので別に害があるわけではないけど宗教団体なのか選挙活動支援団体なのかよく分からない活動ははたから見ていて痛いなと思う。

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