2024年11月30日土曜日

MotoGPを振り返って2024

 今年も20戦と長い戦いは終わりました。自分の備忘録として記しておきます。

・Moto3

チャンピオンはD.アロンソ。コロンビア人のライダーがチャンピオンになるのは初めて。しかも彼は年間最多勝記録を塗り替えました。14勝。ロッシの11勝は15戦中なので単純に比較はできないけど圧倒的に強かったですね。


昨年のチャンピオンと違って彼はレースの組み立てのうまさもさることながら誰からも好かれるタイプで今後の活躍が非常に楽しみです。
日本GPでチャンピオンを決めて数多くのライダーに祝福されるシーン。Moto3はぶっちぎりで勝つのが特性上難しいのと若いライダーが多いのでラフな走行など問題も多いのですがアロンソのようなクレバーなチャンピオンが出るといいお手本となると思います。


・Moto2
チャンピオンは小椋藍。

彼はすでにチャンピオン争いを経験していて昨年は度本命だったはずなのですがシーズン前の怪我のせいで1年をふいにしていました。今年移籍したMTヘルメッツはチームが優秀でチームメイトのガルシアも調子がよくて前半はポイントトップを走ってました。Moto2はタイヤが今年からピレリに替わってライフの短さで各ライダー苦労してましたが、小椋は後半勝負と決めてレースに臨んでいるようで最後に逆転するシーンが目立ちました。来季はアプリリアサテライトでMotoGPを走ります。HONDAと離れて良かったと思います。かつてのチームメイト チャントラも中上のシートを受け継いでMotoGPに昇格します。他にはアルデゲルも昇格しますが彼は昨年終盤のようなめざましい印象は今季残せませんでした。



・MotoGP
チャンピオンはJ.マルティン。
今季限りで引退するA.エスパロガロと2ショット。
MotoGPは正直ドカティだけでレースをやってる感が強くてあまり面白みがありません。マシンの制御が多いせいかライダー間の走りの違いも分かりにくいです。2位のバニャイヤは11勝もしていながらチャンピオンになれませんでした。ノーポイントレースが多かったのとスプリントレースはマルティンの方が強かったせいですね。サテライトチームがチャンピオンになったのはE.ローソン以来だそうです。来季はMotoGP内のライダーたちはかなりな数シャッフルされます。チャンピオンのマルティンはアプリリアワークスで走ります。

個人的にM.マルケスが勝ったのは意外でした。もう勝てないだろうと思っていたので。来季はドカティワークスで走ります。

M.ビニャーレスが勝ったことで彼は3メーカーで勝った初めてのライダーになりました。(SUZUKI、YAMAHA、APRILIA)

それからレプソルがHONDAのスポンサーから今季限りで撤退します。私がGPウオッチを始めて30年になりますがレプソルHONDAは一番早いライダーが所属する「玉座」のようなイメージが常にありました。しかし現状は誰が乗っても一番遅いメーカーに成り下がっています。HONDAの復活はあるのかそれともメーカー自体も撤退するのか頑張って欲しいところです。









0 件のコメント:

コメントを投稿