2025年9月28日日曜日

キングダム

 原泰久さんが書いているコミックのキングダムを読んでいます。少しずつ4ヶ月程かけて60巻まで読みました。現在76巻まで発売されています。

何も前知識はなくて長く書き続けている連載なので内容は多分面白いだろうと思って読み始めました。実写版の映画はさわりだけ見たことがありますが私には合いませんでした。

紀元前200年頃の中国が舞台で有名な三国志よりも古い時代が背景の物語。秦が中華を統一するお話を最初から描く壮大な話。主人公の信が下僕の身分からスタートし出世していく物語でもある。読んでいると「努力・友情・勝利」のジャンプの王道を行く作品ですごく元気をもらえる作品です。

60巻は当初からの眼下の敵でありライバルでもあった趙の国との争いに一区切りがついたタイミングです。最初から知の李牧(りぼく)、武の龐煖(ほうけん)という絶対的な強者を登場させているのでこの山をどう攻略するかはやはり大きな見所です。

作中秦の将軍王翦(おうせん)が自軍の評価として「手駒の差」を上げていますがこの評価は秦の将軍たちにもそのまま当てはまり秦にはとても実力と魅力が大きいキャラクター達がそろっている。この将軍たちがこれからどう活躍していくのかと思うとこの作品はこれからもやはり目が離せない。

54巻の巻末に作者の自己紹介を文章で記されていますが漫画家としてデビューする前に短いけれどSEとして働いていたエピソードが記されています。ブラック?な職場として名高い現場でもまれたことがこの作品の表現に影響していることは想像できます。それから佐賀県の基山町出身で旧芸工大を卒業されているのも親近感があっていいです。これからもお仕事頑張ってください。

0 件のコメント:

コメントを投稿