・空き瓶の口を絞ってみる
低音の吸収目的で空き瓶を使ってます。しかし同じような仕様のものをたくさん使っても吸える周波数帯が変わるわけではない。部屋から出て行く波長の長い領域を狙っているのでそれより上の帯域には影響が無さそうだけどより低い方を吸音できるように瓶の口を絞ってみました。
白いのは紙粘土です。一パックで140円。子供の教材のせいか安い。この用途だと使い切るのに何年もかかりそう。まあその前に固まっちゃうかな。パフォーマンスは経過観察中。
・拡散板を撤去する
映像系の電源環境を変えてから音像がやや奥に引っ込んでしまう。前に出したいのでフロント壁に取り付けていた拡散板を撤去してみた。
まあ狙い通り自分好みなバランスになったかな。シアター部屋を作ったばかりの頃大味な表現をもっと緻密にしたくて取り付けた拡散板だけど今の環境では必要ないですね。ナチュラルで必要十分な分解能。
・オーディオ前段機器の電源配線変更
このシリーズも三回目。これでオーディオ&ビジュアル系は壁コンセントを全て撤去。
今回の対象機器は
・AVプリアンプ ・オーディオ用NAS ・BDドライブ(ケース) となります。
機器は3体ですがサウンドデンさんの電源アクセサリーもあるので4口使います。
この電源アクセサリーは配線が短かいほど有利らしいのでもっと線を切り詰めることもできるのですが銀単線がもったいないのでACプラグを外して5mmくらい先端をカットでとどめてます。
それからAVプリからのみアースをとってるので今回どうやってアースを接続するか少し悩みましたがやはりIECインレットからとるようにしました。
電源ケーブルは3本とも新規で製作。AVプリは内部のアース配線が凝った仕様に改造されているのでここからとるのが有利でしょう。もともと使っていた電源ケーブルは高級なものなので解体するのはやめておきます。太くて重くて使いにくいケーブルだったのですっきりしていい感じです。
私のマルチチャンネル環境では電源系がそれなりに複雑な構成なせいか壁コンの毒がない方が見通しのよい音になります。アースの配線が全て綿被覆線となったことかサウンドデンのアクセサリーが効いてるのか今回が変化量は最も大きい。
・外した壁コンの流用
取り外した壁コンセント類や電源ケーブルは良さそうな組み合わせにしてサブシステムで使うことにしました。(XP-PS FLARE Limited + ER-PSZ)
電源ケーブルはアースループを避けるためアースがつながってるのは1本しか使いません。
試しに音出ししてみたけどCM1がとんでもなくリッチな音でした。というかこのスピーカーは鳴らすのが超簡単な感じ。モニターとは違うホームオーディオサウンドだけど低域も含めてバランスが良く6畳間の近接視聴だとSNもすごくいい。B&W上位機が鳴らしにくいという意見をよく見る気がするけど大きいのでも700番あたりまでを使えば何も苦労しないと思う。
それからルーターなどがつながっている壁コンセントを交換(XP-PS SE)。ついでにCFRPのベースを追加している。
ルーターはDC電源を別途使っているけどどちらかというと電源ケーブルや壁コンセントの方が音が変わる。寝かせていてももったいないので有効活用はしていく。
しかし壁コンだけ元のワッタゲート381に戻した。XP-PS SEは癖が強すぎて使えない。ルーターのセッティングでなぜこれだけ音が変わるのか不思議。
特定メーカーの壁コンセントを長く好んで使ってきたけどどちらかと言えばヘッドフォンや近接試聴で威力を発揮する音調と思う。粘るような音色と空間の縮小は今の私のシアター部屋では使えない。聴いていると極度の眠気に誘われる。