私のマルチチャンネルシステムではAVプリアンプが必要不可欠です。
アクティブスピーカー11個をつなげるのでパワーアンプは不要。ついでにあげるとRCA出力端子も不要。
必要不可欠なAVプリアンプだけど市況はなんだか見通しがあまりよろしくない。
今現在普通に手に入れることができるAVプリアンプは ・トリノフ ・ストーム ・マランツ の3社のみ。
私のAVプリアンプの使い方で重要なのは音楽再生もこれに担ってもらう必要があること。
つまりオーディオ用NASとLAN接続してAVプリのリモコンを使って音楽再生する。
接続に関してはHDMI接続でもOKだけどその場合AVプリの相手側の機器に再生機能が求められる。ストレージを内蔵していてそんな機能がある製品って今のところ思い浮かべることができない。USB出力をもつものはあるけどAVプリにUSB-DAC機能があるものがない。
それでAVプリアンプで音楽再生ができるという点で見てみるとマランツ一択になってしまう。
トリノフは何年か前にダウンロードした取説を見る限りでは音楽再生機能を持っているけどリモコンでできるわけではなさそう。別途再生アプリを用意して別途用意した端末を使ってWIFIなりでコントロールする必要がある。
ストームはネットで読み取れる情報の限りでは音楽再生には全く対応していない。実際ユーザーさんもマルチチャンネルでの音楽再生ではプレーヤに腐心されてるみたいなのでHDMIでの接続以外方法はないのだろう。
現状と同じようにAVプリを使いたければマランツを選ぶしかないけど私はマランツというブランドに良いイメージを全く持っていない。音を聴いてよいと思ったこともなければ筐体デザインも自分の趣味と全く合わない。
次点のトリノフは独自の機能が満載でお高い金額とのバランスをどう考えるかというところ。部屋の音響補正は代理店がステレオでデモしているのを体験したことがあるけど特に価値を感じることはできなかった。実際物理的な追い込みの効果や楽しさを経験してしまうとソフト的に詰めるちっちゃな性能に投資してもなあ。。。という気持ちになってくる。2chオーディオ的にプリアンプとしての実力が高いという話も聞かないですしね。
ストームは論外かな。モデルチェンジを短い期間で繰り返しているし何が変わったか分からないけど価格はうなぎ登り。DIRACは使い勝手が相当悪そうだし。サーバーにつないだりライセンス購入したりなどは私には荷が重い。ソフトが開発されて新しい機能が増えていくのは将来性があって面白そうだけどソフトでできることは部屋そのものの環境整備にはかなわないでしょう。課金も高額だしね。まあ私自身が部屋や家をいじるのが好きというのが大きいかな。
そういうことを考えていると今使っているAVプリアンプを大事に使っていくしかない。
以前から興味はあるのですがAuro-3Dは聴く音楽ジャンルに大きく依存するようでこれもマイナス要因かな。ジャンルによっては今使っているPLⅡz-hightより悪くなる可能性がある。
自分の今のシステムで聴く音楽でも映像作品でもジャンルで特に得手不得手は感じません。
Auro-3Dが得意そうなクラシックは圧縮音源のインターネットラジオやBSのプレミアムシアターを楽しむのがメインですが特に不満なく楽しめる。
インターネットラジオは初めて聴いたときはBGM的に楽しむのが適してると感じたけど今では普通に集中して聴けるようになった。そういう意味では私は音源の質に対してはそれほど厳しくなく寛容だと思う。やはり再生側の問題の方が大きい。自分の聴きたい音楽をソフトの質に関係なく(良いにこしたことはないけど)楽しめるのが一番です。
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