2006年2月5日日曜日

格闘探偵団

格闘探偵団。。。もう30年くらい昔に登場した小林まことさんの漫画1・2の三四郎から登場する東三四郎の物語です。
今回のシリーズは本業のプロレスを干されてしまった三四郎が探偵業で活躍する話です。

東三四郎の魅力は男ならだれでも憧れる「最強」(笑)なところですが、三四郎の最強さはこつこつとトレーニングして蓄積された強さではなく持って生まれたものが他者とは全然違うところ。
作中でも出てきますが彼の体のポテンシャルは車で例えると8000ccのV12エンジン。
定期的に暴れないと体が腐ってくるというのももっともなところ。

今回の探偵シリーズはその強さの部分が描かれるのは控えめ?ですが、小林氏の独特の「アク」の部分は相変わらず全開で昔からのファンにはつぼにはまって楽しめるものです。

格闘探偵団は今までの三四郎とは趣が違って格闘技一辺倒な内容ではなく、話ごとに登場する人物たちが味のある人物たちばかりで作品に深みを与えています。
最終章で登場するタッ君は誰かモデルの方が存在するのでしょうか。

格闘技界の現実では盛んなバーリトゥード形式の試合に対する三四郎の回答は前回の「三四郎2」シリーズで出ていますが、次のシリーズでは再びリングに上がる勇姿を見たいものです。


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