2006年6月21日水曜日

デジタル放送の煩わしさ

デジタル放送は視聴してみて初めて分かったのですが、アナログ放送とは比べ物にならないほど取り扱いが面倒です。
ただTVに接続して番組を楽しむだけならば特に問題はないのですが、日中家に居ない私のようなユーザーは見たい放送を録画しておいて時間のある時に見るのが当たり前の使い方だと思っています。

しかしデジタル放送の中には録画に制限が設けられているものがあります。
例えばBSハイビジョンの番組「ハイビジョンクラシック倶楽部」を録画しようとしたら、私の環境ではDVD-RAMに録画することしか出来ません。

私としてはDVD-Rに録画して、DVDプレーヤーはSR-DVDを使って再生させたいわけですがそれが出来ないわけです。

私が契約しているCATVはセットアップボックス(STB)をレンタルしてデジタル放送を受信する方式です。
この方式ではせっかくのデジタル放送をデジタル録画することが出来ません。
デジタル録画する唯一の方法は、韓国製のHDDレコーダ内臓のSTBを月額840円でレンタルすることです。

はっきり言ってエアチェックを趣味にしている人でこんな形でデジタル受信の契約をする人はいないでしょう。(笑)
録画したDVD-RAMはパソコンで再生することもできません。

私はどちらかというと手軽に多チャンネルの番組を受信したいのでケーブルTVを選択しています。
しかしデジタル放送にまつわるこの面倒臭さと付き合うのは少々嫌気がさして来ているのも事実です。


取りあえず、「ハイビジョンクラシック倶楽部」をDVD-RAMに録画してDVDレコーダーで再生してみました。
画質も音質も市販のDVDソフトと比べて遜色のないものです。

画質に関しては私が使っているプロジェクターの表現力の範囲では、このレベルのソースの画質の違いを出すのは無理なようです。
音質に関してはアナログ放送と比べるとダイナミックレンジもS/Nも段違いに上です。
CDの音質に比べると軽めで弱音の表現力や音色の伸びやかさなどで若干劣るのですが、DVDレコーダーで再生するレベルとしては十分です。

DVD-RAMが再生できる高級プレーヤーなんてそうそうあるもんじゃありませんし、新たな悩みどころが増えてしまいました。

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