2009年3月14日土曜日

母が倒れた2

母が倒れたのは脳出血によるものです。
就寝中に脳の血管が破れて私が朝起きて母の異変に気付くまでにそれなりに時間が経っていたようで、左脳の中ほどで6×4×6.5cmという大きな血の塊になっていました。
呼吸はしていましたが片目は瞳孔が開いている状態です。

もともと貧血の持病があるため大掛かりな開頭手術はできず、頭蓋骨に穴を開けて管を差し入れて溜まった血を抜く手術を緊急で行いましたが、医師の所見ではもって2、3日の命だろうということでした。

倒れてから11日経ちましたが医師の所見は外れて母は今も生きています。
意識はまだ回復しませんが日々元気を取り戻しつつあるようです。

今まで脳の疾患などなく前日まで元気だった母の突然の出来事で、最初の2、3日は3時間くらいしか眠ることができないほど精神的に大きなプレッシャーがありました。
しかし今は母が居ない生活をそれなりにですが楽しめるようになってきたようです。

自己防衛の機能なのかもしれませんが自分の心を鈍化させて負のイメージを持続させないように働いているような感じです。

これから先意識が回復したとしても会話したり、体を動かしたりする機能がどのくらいまで回復することができるのかは全く分からないわけで宙ぶらりんな気持ちは依然としてあるのですがここはプラスのイメージを保ち続けるしかないようです。

両親の財産の管理は母が一人でやっていたので父は自分の名義の通帳すら使うことがままならず、そういう面で少々不安がありましたがまあなんとかなりそうです

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