2009年4月12日日曜日

一時帰休

理系の人でお金を稼ぎたい人はメーカーに就職すべきではないでしょう。
会社の設備とお金で個人ではできないようなことがいろいろできてしまう面白さはありますが日本国内では文系出身者に比べて理系の人間は稼ぎが確実に低いです。
あるデータでは生涯賃金で文系と理系出身者の間には家一件分くらいの差があるそうです。

私が勤めている会社でもこの不況のあおりで今年一杯は一時帰休制度を続けるそうです。
つまり週の休みが一日増えて週休三日制になっています。
それに加えて4%の賃金カット。

去年まで工場で働いていた派遣社員はほぼ全て追い出して、暇で仕事にあぶれている部署の社員を集めてきて派遣社員がやっていた仕事をやらせているような状況です。

私自身の話をすれば一時帰休はなくて残業も好きなだけやっていいことになっています。
(ほぼ毎日病院通いをしているので残業は勘弁してもらっていますが。。。)

社内で金型を製作する優秀な技術者はたくさんいても、自動機械をまともに設計できる技術者は数えるほどしかいません。
工場のラインを作ったりいじったりするには必ず装置を設計する人間が必要なわけでなかなか仕事が尽きることがないという感じです。

一時帰休で休んでも給料のカットは3%です。
月に規定20日間の労働日数とすれば4日間休みが増えれば20%カットされるべきだと思うのですが3%です。
自分が休まずに働いてもその辺のバイトとあまり変わらないような賃金で働いていると思うとやる気が全然出てこないのが正直な気持ちです。

まあ休んで会社に来なければ使ってしまうお金が増えると思うので一概に数字の比較はできないかもしれません。
この際帰休組には少しでも多くお金を使ってもらって国内消費の拡大にどんどん貢献してもらいたいものです。(笑)

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