分電盤の配線で使った銀メッキ圧着端子+ドルフィンスペシャル半田はかかった費用からすれば20倍くらいする電源ケーブルと比べても遜色ないくらいのパフォーマンスが得られています。
壁コンのCCコンポジットネジでやや浮ついたバランスから重心が下がりびしっと引き締まった感が実に良い感じです。
ネジで得られていた3次元的な表現はそのままです。
使われる用途が限定されるので一般的に売れる品物ではないかもしれませんが、的確な場所に使えばコストパフォーマンスは最大級かもしれません。
ということで今の自分のオーディオシステムのパフォーマンスには何の不満もないのですが、パワーアンプ用の電源ケーブル(1.5m×2本)を発注していて品物が今日届きました。
モノラルアンプなのでケーブルも2本になります。
ボルダーのMODEL 850は導入して4年になりますが今まで付属のケーブルを使い続けてきました。
替えたい気持ちはあっても2本同じものをそろえるのに単純に予算的な都合から今まで躊躇してきました。
今回のケーブルも自作でなるべく費用をかけずに遊び半分で用意してみようかという軽い気持ちだったのですが、ドルフィンの店主さんに相談している内に最終的にはスペシャルな一品になっています。(笑)
線はJPSのPOWER ACですがケーブルを覆う銀メッシュカバーが10000円/m、プラグが4万円/ケ等々。。。で店主さんが4日間かけて仕上げています。
一部パーツに中古品を使うとはいうものの最初の予定よりはずっと上等なものに仕上がっています。
ドルフィンの店主さんはノッてくるとやばい人で音に関しては手抜きなしで最上のものを用意しようとするところが怖いところです。(もちろん予算のしばりはありますけど)
もともと今までの取引でも払った代価に対して自分の方が「借り」があると思っているので、ついもう一つという感じで注文するのですがますます借りを増やすことになりそうです。
お客としてはうれしいのですがお店としてはどうなのかなと複雑な心境です。