今日はMAXオーディオさんが主催する「オーディオ&ビジュアル フェア」に行ってきました。
場所は小倉のKMMビルです。
評論家の先生を招いて旬の音本舗「福田屋」が行われたりしてなかなか盛況のようです。
(私は福田先生には興味ありませんが)
最近仕事が忙しいせいかそれ程オーディオをじっくり聴いてみたいとは思わないのですがまあ1年に1度の地元でのイベントなので疲れた体にむち打って参加してきました。
視聴してきたシステムを記しておきます。
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CDP-202(CLASSE) →
CP-700 →
CA-M600 →
GX250(FOSTEX)
FOSTEXのスピーカーをまともに試聴するのは多分初めてです。
価格なりと言えばそうなのですが国産機らしく輪郭のはっきりした音です。
シンバルや管楽器などはそれなりに魅力がありますが個人的にはラジオの音のように聞こえます。
CA-M600は量産機ではなくまだほとんど使っていない機体だそうです。
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CDP-202(CLASSE) →
CP-700 →
CA-M600 →
GX250+HIT-ST1(キットヒット)
HIT-ST1はスーパーツイーターです。キットヒットは地元北九州に拠点を置くメーカーで私は初めてお目にかかりました。
これを加えるだけでFOSTEXは音場が広く深くなりより自然な感じに鳴ります。
クロスオーバーが4KHzと16KHzで切り替えができ私の耳では16KHzの方がより自然で好ましく聞けました。
CP-700の天板はCFRPの物に換装されていました。
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MCD500(マッキントッシュ) →
C500 →
MC2301 →
XR200
マッキントッシュのスピーカーをまともに試聴するのも多分初めてです。
マッキントッシュがユニットを多数使うのは大入力時に1個あたりのユニットの振幅を小さくすることで負荷を減らすのが目的とのこと。
このモデルはツイーターだけでなくスコーカーも多数配置して音波を拡散させずに面で放射させるように意図しているそうです。
音質はゆるめのゆったりしたエレガントさが特徴ですが太鼓などの低域もしっかりとエネルギーが出て気持ちよく音楽を聴けます。
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XO1-D2(エソテリック) →
ME803KS(ムジークエレクトロニク・ガイザイン)
ムジークエレクトロニク・ガイザインはドイツのスピーカーメーカーでスタジオや演奏会場などで使用されてきたいわばプロ用のスピーカーだそうです。
4機のパワーアンプが内蔵されたマルチアンプ駆動のスピーカーということで、SACDプレーヤと直で接続してボリュームはプレーヤーの可変ボリュームを使っています。
この音はちょっとすごいですね。
例えるならルーメンホワイトの反応の軽さと木質のガツンとした低音を組み合わせたようなすごい表現力です。
良いプリアンプと組み合わせたらさらに素晴らしい音場感表現が出来そうです。
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CDP-202 →
CP-700 →
CA-M600 →
800Diamond(B&W)
800Diamondはマランツは1機しか持っていないそうで同時に開催している大阪ではなく九州に持ってきてくれたとのこと。
800Dとの違いはツイーターやウーハーの磁石がフェライトからネオジウムに変わったということ。
それからウーハーの動作が軽くなってアンプの負荷が減ったということ。
B&Wは私もリヤスピーカーでCM1を使っていますが共通のさらさらオイルっぽい脚色を感じさせつつもこの800Diaのゴージャスな表現力はさすがという感じです。
CA-M600のバーンインが足りないのかやや陰影感にかける単調さが気になるところです。
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C-5xeMP(エアー) →
KX-R →
MX-R →
Sophia3(ウィルソンオーディオ)
綺麗に鳴っていますが代理店の人間があまりやる気がないのかロカビリーや単調な音源ばかりかけていて音質をどうこう評価するような雰囲気ではないです。
プレーヤーをメトロノームのT3Aシグニチャー+プリアンプをEMTのJPA66に変えても聴いてましたが比べるとエアーはややぼけ気味で情報量が足りなく感じます。
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TAD-D600(TAD) →
TAD-C2000 →
TAD-M2500 →
TAD-CR1
TADのスピーカーはトップモデルのR1よりもこのCR1の方が私は好きですね。
こちらの方がバランスがまともだと思います。
このシステムは特にどこが悪いという欠点を挙げることが出来なくて素晴らしい鳴りっぷりですが音楽がそれほど魅力的に鳴っているかと問われると否ということになります。不思議なシステムです。
映像編
今回はオーディオよりもむしろプロジェクターの視聴が楽しみでした。
特にビクターとソニーが持ってきている3Dプロジェクターの視聴が。
・DLA-X3(ビクター)
コントラスト比がHD950と同じ50000:1に上がっています。(上位機は70000:1)
映像は精細感が素晴らしく現実の景色とは違いますがそれをおいといても引き込まれそうな精緻な映像世界です。
自分のプロジェクターに無いものを全て備えていて単純に欲しくなってしまいました。
3Dは飛び出す絵本という感じですがエンターテインメントとしては素晴らしいと思います。
特にデモで使った「タイタンの戦い」のクライマックス、メデューサの首を掲げるシーンは最高です。
ビクターは3D機能はオプションとのこと。メガネが1.7万円、エミッターが7千円程度とのこと。
・VPL-VW90ES(SONY)
ビクターと比べると色が重く精細感もあまり感じません。
2Dの性能はもしかしたら前作より落ちているのかも?
3Dの性能は2機種とも遜色ないですね。
こちらは3D機能は最初から付属しているそうです。
総じて3Dは面白いですがあのメガネを映画1本分かけて見るのはNGですし、映像もフォーカスが合っていない所などもあって完成度はまだまだこれからというところでしょうか。