2010年11月28日日曜日

プロジェクターの隆盛

ホーム用フロントプロジェクターは思いつくところをあげてみると

シャープ、ソニー、三菱、エプソン、パナソニック、サンヨー、ビクター、NEC、ヤマハ、マランツ、プラス 

などの国内メーカーがかつてあったのですが今現在実質稼働しているのは

ソニー、三菱、エプソン、ビクター の4社だけでしょうか。

私が現在使用しているパナソニックのTH-AE900は720pということもありそろそろフルHDプロジェクターへの乗り替えを検討しています。
3D対応機などが出始めているのでまだそんな機能を必要としないなら2Dに特化したモデルに今のうちに手を出すのが得策かななどとも考えています。

しかし上記4社の中で選ぶとなるとなかなかこれがいいというモデルをあげることができないのです。
エプソンは一度も映像を観たことがなく、ソニーとビクターは筐体が大きく重いので和室の自分の頭上に設置するのには抵抗があり、三菱はDLPなので投射距離が近すぎて70インチ3.2~3.3m程度の私の設置環境には微妙に合わないのです。

たぶん画質に関してはどこを選んでもそれほど不満に思うこともないだろうということで今のところ候補機種としてはエプソンが頭一つ抜け出てます。
しかし選べるプロジェクターがよりどりみどりだったほんの5年くらい前の状況が妙に遠い過去のような気がして寂しいですね。

今までの経験で各メーカー雑感を記しておくと
・シャープ 映像の色は綺麗だけどデザインはどうしようもなくダサイ。
・ソニー 色に癖がある。筐体を小さく作る努力を一切しない。
・三菱 3管はコスパが高いと思ったけど液晶は色が無機的で作りがぼろく長くは使えない。
・パナソニック 今もモデルが用意されていれば選びます。筐体のコンパクトさといい総合的に不満はなし。
・ビクター D-ILAの色は嫌いではないですし映像の細やかさは素晴らしいと思う。もっと軽く小さく作って欲しい。
・ヤマハ デザインが素晴らしく映像もバランスが良かったと記憶しています。
・マランツ 一時的に参入してきただけですが意外とモノは良かったと記憶しています。

2010年11月24日水曜日

UFC121

UFC121でついにヘビー級王者ブロック・レスナーが敗れました。
フランク・ミアに一度敗れてはいますがあれは9割方レスナーが勝っていた試合を一瞬の隙を突かれて逆転されたものでした。
その後の圧倒的な強さは試合ぶりを観たものには嫌というほど認知されているでしょう。

ただレスナーの強さは生まれながらに持っていた資質の部分があまりに大きく観ていて面白くないのです。
つまり技術的には2流以下なのですが、120kgを超える巨漢にアメフト仕込みのパワーとスピード、スタミナとフィジカルの部分が超一流なのです。

こんな男を倒すのは彼以上のフィジカルの強さを持つ者でないと無理だろうと私は思っていました。
前回の試合で戦ったシェイン・カーウィンはレスナーとほぼ同格の体格でヘビー級随一の破壊力あるパンチでレスナーをタコ殴りにしておきながら一瞬でガス欠になり自滅しています。

今回戦ったケイン・ヴェラスケスはセンスの良さは現ヘビー級でピカ一だと思っていましたがあそこまでレスナーを一方的に倒すとは想像できませんでした。
レスナーの突進をまともに正面から受け止め、まともに向き合って殴り合いそしてパウンドで血祭りにあげてしまう。
いやいや世界は広いな~と実感した一戦でした。


2010年11月21日日曜日

わいどにょ1年

「わいどにょ」もプレイしだしてそろそろ1年。
腕試しモードのラスト「狂った世界」で出現する狂王の数が4体まで増えました。
最初は1体を倒すのにひーひー言ってましたがリックは強くなってクリティカルが出なくてもそれなりにダメージを与えることができるようになったので割と楽に倒せるようになりました。

まだ持ってないアイテムがあるんですよね。
まだまだ楽しめるわいどにょです。


2010年11月20日土曜日

568.2の帰還2

メンテナンスから帰ってきたサラウンドプロセッサーの568.2は一週間くらいピーキーな音でもう一つでしたが本来の調子を取り戻してきました。
PCとの接続もRS232Cケーブルをクロスタイプのものに替えたら問題なく接続できました。

D1入力しか受け付けなかったデジタル入力もD2でも問題なくロックさせることができたのでΩSACD2からデジタル信号を568.2に入力してCD再生でのパフォーマンスを再度検証してみました。

CDをマルチチャンネル再生させた時のリッチな再生音は2chでのそれよりやはり生っぽい感触で映画館の音響のようなスケールの大きさがあります。(私はこの映画館っぽい鳴り方が大好きなんですよね。)
ただB&Wのスピーカーの様な大味な脚色が気になって2chでの再生に比べると細やかな表現力に物足りなさを感じてしまいます。

リヤCHで使っているCM1SEはこのおおらかなキャラクターがむしろサラウンドチャンネル向きで好ましいと思いますが、Incognitoの写実的な2ch再生と比べると映像なしの音楽再生ではもうひとつですね。
感触としては2ch再生の音はフロント側に表現力が限定されて音像も薄く生っぽさでは及ばないけれど音質で上回り音に集中したいならばこちらの方が私は好みかなという微妙な判定になります。
音はかなり違いますので人によってはマルチチャンネル再生の方がゴージャスでノリノリな感じでこっちの方が断然いいという評価になると思います。

ΩSACD2を568.2につなぐ時はサンプリング周波数を192kHzから96kHzに落としてやる必要があるのと、ケーブルの引き回しが長くなりDolphin Analogという優秀なラインケーブルが使えなくなることも大きいと思います。

2010年11月17日水曜日

地デジチューナ

来年は7月からTVの地上波アナログ放送が見られなくなるのは周知の通り。
我が家は使っているTVが3台ありますが地デジに対応しているのは32型の液晶TV1台だけです。

他はブラウン管4:3の14型と28型TV。
TVを買い換えるのはもったいないし愛着もあるので地デジチューナーを導入することにしました。
とりあえず今日は14型の台所においてあるTVに地デジチューナーを取り付けました。
取り付けたのは IOデータ の HVT-TLSD/R です。

10年もたっているTVのせいでビデオ入力端子が腐食したのか接触が悪くてつないでも最初は映像が映りませんでした。(笑)
これで隣の居間で誰かが同じ番組を見ていても音声がずれてしまう不快感からは解放されます。


2010年11月14日日曜日

KMMビルのフェア2010

今日はMAXオーディオさんが主催する「オーディオ&ビジュアル フェア」に行ってきました。
場所は小倉のKMMビルです。
評論家の先生を招いて旬の音本舗「福田屋」が行われたりしてなかなか盛況のようです。
(私は福田先生には興味ありませんが)

最近仕事が忙しいせいかそれ程オーディオをじっくり聴いてみたいとは思わないのですがまあ1年に1度の地元でのイベントなので疲れた体にむち打って参加してきました。

視聴してきたシステムを記しておきます。



CDP-202(CLASSE) → CP-700 → CA-M600 → GX250(FOSTEX)

FOSTEXのスピーカーをまともに試聴するのは多分初めてです。
価格なりと言えばそうなのですが国産機らしく輪郭のはっきりした音です。
シンバルや管楽器などはそれなりに魅力がありますが個人的にはラジオの音のように聞こえます。
CA-M600は量産機ではなくまだほとんど使っていない機体だそうです。





CDP-202(CLASSE) → CP-700 → CA-M600 → GX250+HIT-ST1(キットヒット)

HIT-ST1はスーパーツイーターです。キットヒットは地元北九州に拠点を置くメーカーで私は初めてお目にかかりました。
これを加えるだけでFOSTEXは音場が広く深くなりより自然な感じに鳴ります。
クロスオーバーが4KHzと16KHzで切り替えができ私の耳では16KHzの方がより自然で好ましく聞けました。
CP-700の天板はCFRPの物に換装されていました。





MCD500(マッキントッシュ) → C500 → MC2301 → XR200

マッキントッシュのスピーカーをまともに試聴するのも多分初めてです。
マッキントッシュがユニットを多数使うのは大入力時に1個あたりのユニットの振幅を小さくすることで負荷を減らすのが目的とのこと。
このモデルはツイーターだけでなくスコーカーも多数配置して音波を拡散させずに面で放射させるように意図しているそうです。
音質はゆるめのゆったりしたエレガントさが特徴ですが太鼓などの低域もしっかりとエネルギーが出て気持ちよく音楽を聴けます。





XO1-D2(エソテリック) → ME803KS(ムジークエレクトロニク・ガイザイン)

ムジークエレクトロニク・ガイザインはドイツのスピーカーメーカーでスタジオや演奏会場などで使用されてきたいわばプロ用のスピーカーだそうです。
4機のパワーアンプが内蔵されたマルチアンプ駆動のスピーカーということで、SACDプレーヤと直で接続してボリュームはプレーヤーの可変ボリュームを使っています。
この音はちょっとすごいですね。
例えるならルーメンホワイトの反応の軽さと木質のガツンとした低音を組み合わせたようなすごい表現力です。
良いプリアンプと組み合わせたらさらに素晴らしい音場感表現が出来そうです。





CDP-202 → CP-700 → CA-M600 → 800Diamond(B&W)

800Diamondはマランツは1機しか持っていないそうで同時に開催している大阪ではなく九州に持ってきてくれたとのこと。
800Dとの違いはツイーターやウーハーの磁石がフェライトからネオジウムに変わったということ。
それからウーハーの動作が軽くなってアンプの負荷が減ったということ。
B&Wは私もリヤスピーカーでCM1を使っていますが共通のさらさらオイルっぽい脚色を感じさせつつもこの800Diaのゴージャスな表現力はさすがという感じです。
CA-M600のバーンインが足りないのかやや陰影感にかける単調さが気になるところです。





C-5xeMP(エアー) → KX-R → MX-R → Sophia3(ウィルソンオーディオ)

綺麗に鳴っていますが代理店の人間があまりやる気がないのかロカビリーや単調な音源ばかりかけていて音質をどうこう評価するような雰囲気ではないです。
プレーヤーをメトロノームのT3Aシグニチャー+プリアンプをEMTのJPA66に変えても聴いてましたが比べるとエアーはややぼけ気味で情報量が足りなく感じます。





TAD-D600(TAD) → TAD-C2000 → TAD-M2500 → TAD-CR1

TADのスピーカーはトップモデルのR1よりもこのCR1の方が私は好きですね。
こちらの方がバランスがまともだと思います。
このシステムは特にどこが悪いという欠点を挙げることが出来なくて素晴らしい鳴りっぷりですが音楽がそれほど魅力的に鳴っているかと問われると否ということになります。不思議なシステムです。


映像編
今回はオーディオよりもむしろプロジェクターの視聴が楽しみでした。
特にビクターとソニーが持ってきている3Dプロジェクターの視聴が。

・DLA-X3(ビクター)
コントラスト比がHD950と同じ50000:1に上がっています。(上位機は70000:1)
映像は精細感が素晴らしく現実の景色とは違いますがそれをおいといても引き込まれそうな精緻な映像世界です。
自分のプロジェクターに無いものを全て備えていて単純に欲しくなってしまいました。

3Dは飛び出す絵本という感じですがエンターテインメントとしては素晴らしいと思います。
特にデモで使った「タイタンの戦い」のクライマックス、メデューサの首を掲げるシーンは最高です。
ビクターは3D機能はオプションとのこと。メガネが1.7万円、エミッターが7千円程度とのこと。

・VPL-VW90ES(SONY)
ビクターと比べると色が重く精細感もあまり感じません。
2Dの性能はもしかしたら前作より落ちているのかも?
3Dの性能は2機種とも遜色ないですね。
こちらは3D機能は最初から付属しているそうです。

総じて3Dは面白いですがあのメガネを映画1本分かけて見るのはNGですし、映像もフォーカスが合っていない所などもあって完成度はまだまだこれからというところでしょうか。

2010年11月11日木曜日

568.2の帰還

メンテナンスに出していた568.2が戻ってきました。
568.2はAXISSがメリディアンの代理店だった時代に販売された製品ですが、日本で最後にメリディアンの代理店をやっていたエレクトリに販売店のドルフィンを通じて送られメンテナンスをやっていただきました。

特にどこかが壊れていたわけではないのですが細かいチェックなどを行っているそうで一応修理代と送料で\11,800かかりました。
未確認ですがデジタル入力関係のセッティング変更もやっているかな。

AXISSが用意していたマニュアルではPCとの接続に関しては詳細が分からなかったのですが、エレクトリで新たに調査して2ページのマニュアルが作成され送られてきました。

RS232Cケーブルはクロスケーブルを用意する必要があるとのこと。
ストレートタイプを用意してトライしていた私はこの時点でアウトだったわけです。(笑)

インターナショナル・オーディオショーなどで多忙な中対応していただいたエレクトリやわざわざ代替機まで貸し出してくれたドルフィンには感謝しています。


2010年11月5日金曜日

尖閣のビデオ公開

尖閣諸島沖での漁船衝突ビデオがインターネットで公開されたようですね。

わざわざ公開する必要があるとは思っていませんが政府の中国に対する一連の対応を見ていると公開するのは逆に政府にとって命取りになってしまうということなのでしょう。
報道を見ていると公開した者を国家に対する反逆者としてとらえている意見が大勢のようです。

政府があのビデオを秘匿し中国に平伏するような対応をするのは現場で命がけで働いている人間に対する冒涜だと思う。
公開した人間は公開することでいろいろな意味で現政府の危機管理能力の無さを問うているような気がします。