2011年1月31日月曜日

分電盤の準備3

製作を依頼していたCFRP板が届きました。



これで分電盤の材料がほぼ全てそろいました。
5mm厚のCFRP板にブレーカ類を配置し、木の枠に取付、3mm厚のCFRP板でふたをしてボックス形状にします。
ふたは簡単に脱着できるようにロータリーキャッチを使います。

CFRP板のいいところは強度が鉄よりも強いけれどずっと軽いところ、共振周波数が高いところ、それから電磁波吸収能力があるところといいことずくめなのですが唯一の欠点は金額が非常に高価なところです。
私のような庶民ではある程度覚悟を決めないと使用できない素材です。

オーディオ&ホームシアターのハードウェアに対する私の取り組みはシステムの弱点を突いていくような手法だと思っています。
なので世の中のトレンドを追うような事をする気は無いですし自分のやりたいことを自分で決めて取り組んでいくという感じです。
CFRPを積極的に使いたいのも自分の趣味にあうからですね。

オーディオシステムの機器類は自分の身の丈に合ったという意味でもう十分に高性能なものを手に入れてますので、新製品に目移りすることもなくなりましたね。
映像の方でプロジェクターは新調したいですけど。

もっとも大きな弱点は部屋ですがこれは将来的には今よりはましな専用部屋を用意したいと計画していますが今は6畳の自分の部屋でできることに試行錯誤して楽しんでいればいいという感じです。
工夫次第で狭い部屋でも結構改善できることが実証できてます。

さて今回の分電盤の取り組みはオーディオ&ホームシアターの取り組みでも重要な電源に関するものです。
電源に関しては究極の壁コンセントと言って良い ER-PSZ や究極のブレーカーと言って良い プロジェクトHブレーカーをすでに使用しています。
ER-PSZは60tタイプCFRPを用いたコンセントベース ER-BZ/PS に取り付けられ、コンセント回りは極上の環境と言えるでしょう。

しかし家庭の中でもっとも電磁波が放出され、ノイズで電源を汚染する箇所は分電盤のはずでここが貧弱で機器に近い壁コンセントから後ろばかり立派なのはどうにも矛盾していると思うのですよね。

もちろん電源ラインは 発電所 → 変電所 → 柱状トランス → メーター → 分電盤 → 壁コンセント と来て間に長ーいケーブルが介在しています。
手を出せるなら発電所から順を追っていくのが最も効果的ですが、物理的にもモラル的(笑)にも手を出せる範囲はせいぜい柱状トランスから後ろでしょう。

お金がある方は高価な電源グッズを楽しむのも良いと思うのですがどうせお金をかけるなら正攻法(?)で責めてみたいというところです。

うちは2件隣の家の前に柱状トランスがあります。
ご近所は老夫婦の二人暮らしの所がほとんどなので柱状トランスをどうこうしたいという気には幸いならないですみそうです。(笑)

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