2011年8月28日日曜日

逝く人たち

私くらいの年齢になると普通の事かもしれないですが近年身内の訃報が多いです。
母が入院してから後、叔父が亡くなり、つい2ヶ月くらい前には私と同世代の親戚が亡くなり、今日はまた別の叔父の葬式に参列してきました。
母の病室にお見舞いに元気な姿で訪れてくれた方々が次々に亡くなられていくのを見ていると人生の不条理のようなものを強く感じます。

今日葬儀が行われた叔父は普段付き合いがあるわけではありませんでした。
昔は酒焼けのような赤ら顔で体格も良くて一見その筋の方のように見えるくらいでした。
しかし母のお見舞いに訪れてくれた時に見せた姿は痩せて体重が半分くらいになっていて昔の面影は全くなく別人のようでした。
ガンを煩っていたそうですが一昨年から昨年にかけて別の叔父の法事で会った時など元気そうで、私に「さっさと身を固めて兄貴(父)を安心させてやらんか」というような感じで説教してました。

叔父はそのお兄さんと共同で事業をやっていたのですが何かトラブルがあり、会社から追い出されてしまうような形で退職していました。
子供がいなかったこともあり一人残された叔母さんがすごく寂しそうにしているのが印象に残りました。

他人のお見舞いや葬式に訪れると自分の健康を強く自覚できます。
母と同じ病室に同じような状態で私と同い年の人が入院していたこともありますし。
人間一寸先のことは分からない。
今、できることをきっちりやり遂げるように働いたり楽しんだりするのが悔いのない人生というものでしょうか。

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