8耐は90年代には普通に放送を観る事ができましたがその後インターネット配信などあったみたいですが普通に観る事ができなくなり、ワークスチームは参戦しなくなりと先細り感が否めませんでした。
例年地上波でやってた紳助チームの特番も彼が芸能界を去るとともになくなっていました。
しかし今年はBS12で無料放送されました。
MotoGPで2度チャンピオンになっていながら若くして引退したC.ストーナー選手が参戦するということで主に海外から注目されているようでした。
それでも国内では特にレースに興味のある人以外はライダーからもほとんど注目されることがないように思います。
私としてもほんとに久しぶりに8耐の放送を観たわけですがやっぱ市販バイクで行われる耐久レースは面白いですね。
個人的にはこのレースで速いマシンは現時点での完成度が高いマシンと見ていいと思っています。
レース結果は久々に戻ってきたワークスチームであるヤマハファクトリーチームの圧勝と言ってもいいかもしれませんが見所はたくさんありました。
優勝したヤマハFチームのB.スミス |
まず大注目のC.ストーナー選手ですがディフェンディングチャンピオンチームのホンダ ハルクプロチームからの参戦。
最初のライダー交代で2位で帰ってきたマシンを受け取りすぐにトップに立った彼はその走りをほとんど見せることもなく大クラッシュ。そのままリタイヤとなりました。
この悔しさを来年の参戦ではらして欲しいと切に願います。
ストーナーの転倒が第一号のペースカー出走でしたがレースが終わるまで確か6回のペースカー出走がありました。安全のため仕方がないとはいえ見ている立場からすれば興ざめですね。
そのせいでトップの8時間周回数も203周と少な目でした。
19年ぶりにヤマハが優勝したわけですがヤマハファクトリーチームはライダーの面子がMotoGPライダーのP.エスパロガロ、B.スミス、国内最速の中須賀選手と名前だけ見れば勝って当たり前という感じです。
実際走ったことがない鈴鹿で予選ポールはエスパロガロ、スミスは実況の人の話では何年も前から8耐参戦を志願していたらしいですし中須賀の走りも決して二人に劣らない素晴らしい走り。
ヤマハファクトリーは前半は燃費を考えたおとなしい走りで特にスタートの中須賀は前に出れるのにハルクプロの後ろにぴったり付けるいやらしい走りで面白くないなと感じましたが、ペースカーランでは他のどのライダーもやらないのにB.スミスはスクリーンの中にヘルメット入れる走りを徹底してましたし、後半になってからの他を寄せ付けない怒涛の速さは圧巻でした。
ヨシムラやTSRがピット作業をコンスタントに13、14秒で行うのに対してヤマハファクトリーは20秒かけて行うのも考え方の違いかもしれませんが面白かったです。
他にもMotoGPやMoto2,3でお馴染みのライダーで気づいた選手をあげてみると ・D.エガーター(現Moto2) ・T.エイリアス(元MotoGP) ・R.ウイライロー(元?Moto2) ・青木宣篤(元MotoGP) ・芳賀紀之(元MotoGP) ・小山知良(元Moto2)
エガーターとスミスのバトルは見ごたえがありました。
ヤマハで鳴らした芳賀選手がGSX-Rに乗っているのは意外でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿