前回からの続きのアース実験です。
私の環境では壁コンセントごとのアース接続は自由に設定できますが、2口コンセントの場合同じコンセントに3芯の電源ケーブルで接続している機器はアースを共有してしまいます。
なので厳密に各機器のアース接続を切り離すためにACプラグにかませる3ピン→2ピン変換プラグを用意しました。
私の環境ではABC群のアルミブロックに2個ずつコンセントを載せているのでアルマイト処理をしていないC群のブロックではコンセントどうしもアース共同体になるのでそのあたりも注意してアース接続を切り離しAVプリのみ大地アースに落とすようにしました。
A群はムジークのスピーカーだけの接続で筐体電位もすでに低いので個別でアースは切り離さずひとまとまりにしています。
1本数十万円する電源ケーブルにこんなへなちょこな変換プラグを使うのは心情的には抵抗があります。この状態でAVプリの筐体電位を測ってみると0.1Vを切っています。オーディオで音楽を再生しながらの測定です。BDレコーダーの電源をONにすると0.2Vくらいまで上昇しますが。
自分で施工したアース環境で筐体電位をここまで落とせれば立派なものでしょう。接地抵抗は測ったことがないですが多分そんな極端に低い数値ではないと思います。
再生音も結構変わります。もともとムジークのスピーカーは空気感を表現するのは苦手ですがそういう表現が出来るようになりましたね。変換プラグをかませたマイナスを差し引いても十分におつりが来るパフォーマンスです。
変換プラグは使わなくて済むように電源ケーブルをそのうち自作しようと思っています。完成品の高級ケーブルのアース線を抜いたり切断したりはしたくはないので。。。
それにしても電源ケーブルや壁コンセントに投資するなら最低限このくらいの考察はしておかないと無駄な投資になってしまいますね。反省しています。
アクセサリーメーカーは知らないのか知っていて無視しているのかは分かりませんが。
2019年1月16日水曜日
2019年1月14日月曜日
アースについて
他所のサイトでアースについて試行錯誤している方がいるので刺激になって自分ちのアースも見直してみようと思いました。
と言ってもオーディオ&ビジュアル専用のアースは10年以上前から接続してあって今のシアター部屋を作った時に新たに自分で接地極を埋めてアースを接続しています。
接地抵抗は最初に設置した時は40cmのアース棒を2本使った2系統のアースで80Ω程度でした。自分で施工した今のアースでは接地抵抗は測ったことはないです。測定器を持っていないですし庭の中心付近に接地極があるので隣の敷地でも使わない限り土のある場所に測定に必要な10mの距離を取れないというのもあります。知りたい気持ちはありますがまあ値を知ったところでそれ以上何もしないです。
最初にアースを取った時にパフォーマンスが激変したため満足して個々の機器へのつなぎ方に関してはあまり試行錯誤はしていません。環境が変わったりして多少変更はあるのですが結果を見て悪ければ元に戻すというような感じです。
例えばfidataのNASがインレット端子にアース端子がなくてアースが接続されていないので試しに筐体アースを取ってみたことがありますが結果が良くなかったので元に戻しています。
それ程システムのSNが悪いとは感じていません。試しにシステムの電源を入れてAVプリのボリュームをMAXにしてツイーターに耳を近づけてもノイズはほぼ聞こえません。わずかに気配を感じる程度です。(私の耳では)
私の環境では電源コンセントごとにアースと接続しています。機器は大きく分けて3つの群があり、それぞれの群にタフピッチ銅のブロックをターミナルとしてそれぞれを3芯の電源ケーブルで接続しています。
A群:パワードスピーカー(RL940×3)+サブウーファー(BASIS13K×2)
B群:AVプリ+NAS+BDドライブ
C群:BDレコーダー+プロジェクター+パワードスピーカー(RL940×2)
A→B→C→接地極 という風に上流から下流に水が流れるようなイメージで線の太さや長さを変えて逆流しないように留意しています。
それぞれの群にあるターミナルブロックには壁コンからのアースを自在につなぎ替えることができます。
まず現状の状態で機器はつないだままで電源を一つずつ入れていき筐体電位を測ってみました。
一番電位が高かったのはサブウーファーで1V以上ありますが残りはあまり差がなくて0.9V程度でA群のRL940だけは0.1V程度です。
さていろいろつなぎ替えてみてベストな条件はB群のAVプリを単体でアースにつないだ状態でした。音楽を再生しながらつなぎ替えたのですがこの条件は一聴してはっきり分かるくらい音が良いです。普通アースの切り替えは時間をかけないと良否を判断できないことが多いのですが分かりやすい反応でした。
この条件でのAVプリの筐体電位は0.7V程度とそれ程数字が違うわけではありません。
ただしBDレコーダーの電源を入れると1.2Vぐらいまで上昇します。
逆にAVプリをアースから切り離すと2V以上に上がります。fidataのNASは接続する壁コンをAVプリから離したのですが電位はAVプリと全く同じになります。
一番低い機器はA群のRL940で0.1V未満(ほぼゼロ)になりました。C群のRL940は0.8Vくらいあります。
やってみるものですね。私にはコネも財力もないのでない知恵をしぼってあとは労力をかけてコツコツとやるしかないのですが今回みたいにうまくいくとうれしいものです。
素晴らしい再生パフォーマンスです。
と言ってもオーディオ&ビジュアル専用のアースは10年以上前から接続してあって今のシアター部屋を作った時に新たに自分で接地極を埋めてアースを接続しています。
接地抵抗は最初に設置した時は40cmのアース棒を2本使った2系統のアースで80Ω程度でした。自分で施工した今のアースでは接地抵抗は測ったことはないです。測定器を持っていないですし庭の中心付近に接地極があるので隣の敷地でも使わない限り土のある場所に測定に必要な10mの距離を取れないというのもあります。知りたい気持ちはありますがまあ値を知ったところでそれ以上何もしないです。
最初にアースを取った時にパフォーマンスが激変したため満足して個々の機器へのつなぎ方に関してはあまり試行錯誤はしていません。環境が変わったりして多少変更はあるのですが結果を見て悪ければ元に戻すというような感じです。
例えばfidataのNASがインレット端子にアース端子がなくてアースが接続されていないので試しに筐体アースを取ってみたことがありますが結果が良くなかったので元に戻しています。
それ程システムのSNが悪いとは感じていません。試しにシステムの電源を入れてAVプリのボリュームをMAXにしてツイーターに耳を近づけてもノイズはほぼ聞こえません。わずかに気配を感じる程度です。(私の耳では)
私の環境では電源コンセントごとにアースと接続しています。機器は大きく分けて3つの群があり、それぞれの群にタフピッチ銅のブロックをターミナルとしてそれぞれを3芯の電源ケーブルで接続しています。
A群:パワードスピーカー(RL940×3)+サブウーファー(BASIS13K×2)
B群:AVプリ+NAS+BDドライブ
C群:BDレコーダー+プロジェクター+パワードスピーカー(RL940×2)
A→B→C→接地極 という風に上流から下流に水が流れるようなイメージで線の太さや長さを変えて逆流しないように留意しています。
それぞれの群にあるターミナルブロックには壁コンからのアースを自在につなぎ替えることができます。
まず現状の状態で機器はつないだままで電源を一つずつ入れていき筐体電位を測ってみました。
一番電位が高かったのはサブウーファーで1V以上ありますが残りはあまり差がなくて0.9V程度でA群のRL940だけは0.1V程度です。
さていろいろつなぎ替えてみてベストな条件はB群のAVプリを単体でアースにつないだ状態でした。音楽を再生しながらつなぎ替えたのですがこの条件は一聴してはっきり分かるくらい音が良いです。普通アースの切り替えは時間をかけないと良否を判断できないことが多いのですが分かりやすい反応でした。
この条件でのAVプリの筐体電位は0.7V程度とそれ程数字が違うわけではありません。
ただしBDレコーダーの電源を入れると1.2Vぐらいまで上昇します。
逆にAVプリをアースから切り離すと2V以上に上がります。fidataのNASは接続する壁コンをAVプリから離したのですが電位はAVプリと全く同じになります。
一番低い機器はA群のRL940で0.1V未満(ほぼゼロ)になりました。C群のRL940は0.8Vくらいあります。
やってみるものですね。私にはコネも財力もないのでない知恵をしぼってあとは労力をかけてコツコツとやるしかないのですが今回みたいにうまくいくとうれしいものです。
素晴らしい再生パフォーマンスです。
2019年1月13日日曜日
床の手直し1901
昨年から何度かやってますがシアター部屋の床を今日も少しだけメンテナンス。
上を歩くと少しきしむ箇所があって昨年その手直しをしました。https://moticent21.blogspot.com/2018/05/blog-post.html
床束を足したり大引きと根太の間に木片を挟んで隙間を埋めて改善していたのですが完全ではなくてまだ少し床が動く感じです。
今日はそういう箇所を重点的に木ねじをねじ込んで大引きと根太を固定していきました。
ついでなのでフロントスピーカー側を6畳分くらい同じように施工しました。
床下に潜るのは特に抵抗を感じないのですが狭い場所で身動きがしづらい状態が続くと精神的にやられるみたいで乗り物に酔った時のような不快な症状が出てきます。
まあ何とか体調をだましながら施工を完了しました。
床が動くような箇所はほぼなくなりましたね。
本当はリフォーム時にちゃんとした施工がされていればこんな作業の必要はないですがなかなかそこまで丁寧な作業は実際のところ望めないのかもね。どこかしら気に入らない仕上げは出てくるものでしょう。
それからオーディオ的にも自分の気の済むまで手直しを進めるのもいいものです。(なかなかこんな地味でしんどい作業やる人はいないような気もしますが)
今回も手持ちの木ねじを使っただけなので費用はゼロですがオーディオのパフォーマンスアップはなかなかのものです。地に足がついたような音で静かでダイナミックな音。
もともと根太は両端では固定されていますがその間は大引きに載せてあるだけで高さがあってないところは浮いてしまっています。(その隙間を自分で埋めていたわけですが)
固定されていない根太は床の重みだけでは振動を止めることは出来ないということでしょう。隙間がない箇所でも固定すると明らかにオーディオの再生音が向上します。
上を歩くと少しきしむ箇所があって昨年その手直しをしました。https://moticent21.blogspot.com/2018/05/blog-post.html
床束を足したり大引きと根太の間に木片を挟んで隙間を埋めて改善していたのですが完全ではなくてまだ少し床が動く感じです。
今日はそういう箇所を重点的に木ねじをねじ込んで大引きと根太を固定していきました。
ついでなのでフロントスピーカー側を6畳分くらい同じように施工しました。
床下に潜るのは特に抵抗を感じないのですが狭い場所で身動きがしづらい状態が続くと精神的にやられるみたいで乗り物に酔った時のような不快な症状が出てきます。
まあ何とか体調をだましながら施工を完了しました。
床が動くような箇所はほぼなくなりましたね。
本当はリフォーム時にちゃんとした施工がされていればこんな作業の必要はないですがなかなかそこまで丁寧な作業は実際のところ望めないのかもね。どこかしら気に入らない仕上げは出てくるものでしょう。
それからオーディオ的にも自分の気の済むまで手直しを進めるのもいいものです。(なかなかこんな地味でしんどい作業やる人はいないような気もしますが)
今回も手持ちの木ねじを使っただけなので費用はゼロですがオーディオのパフォーマンスアップはなかなかのものです。地に足がついたような音で静かでダイナミックな音。
もともと根太は両端では固定されていますがその間は大引きに載せてあるだけで高さがあってないところは浮いてしまっています。(その隙間を自分で埋めていたわけですが)
固定されていない根太は床の重みだけでは振動を止めることは出来ないということでしょう。隙間がない箇所でも固定すると明らかにオーディオの再生音が向上します。
2019年1月11日金曜日
GSRのFタイヤ交換1901
GSR750のFタイヤを交換してきました。
今まで履いていたのはミシュランのパイロットパワー3で右側がスリップサインまで1mmというところ。新しいのも同じパイロットパワー3です。
普通に街乗りなどで走る分にはまだ大丈夫ですが峠などでフロントに負荷をかけるようなシーンではもう頼りない状態です。
現状のフロントとリアの組合せである F:パイロットパワー3 R:パイロットロード4という組合せは個人的には乗り味とライフの観点からベストな組合せです。とっても乗りやすいです。
おおまかな特徴(主観的な)を記しておきます。
F:パイロットロード4 特性:ある程度減ったら剛性がなくなる。ライフ:8千キロ。
F:パイロットパワー3 特性:問題なし。ライフ:1万キロ。
R:パイロットロード4 特性:問題なし。ライフ:1万5千キロ。
R:パイロットパワー3 特性:グリップはロード4より上。ライフ:6千キロ。
ロード5を試してみたいところですが値段が高いのとロード4のフロントが印象が悪いのであえてパワー3から変更する気にはなれませんでした。Rの次はロード5を入れてみたいですね。
今まで履いていたのはミシュランのパイロットパワー3で右側がスリップサインまで1mmというところ。新しいのも同じパイロットパワー3です。
古いPP3 |
新しいPP3 |
現状のフロントとリアの組合せである F:パイロットパワー3 R:パイロットロード4という組合せは個人的には乗り味とライフの観点からベストな組合せです。とっても乗りやすいです。
おおまかな特徴(主観的な)を記しておきます。
F:パイロットロード4 特性:ある程度減ったら剛性がなくなる。ライフ:8千キロ。
F:パイロットパワー3 特性:問題なし。ライフ:1万キロ。
R:パイロットロード4 特性:問題なし。ライフ:1万5千キロ。
R:パイロットパワー3 特性:グリップはロード4より上。ライフ:6千キロ。
ロード5を試してみたいところですが値段が高いのとロード4のフロントが印象が悪いのであえてパワー3から変更する気にはなれませんでした。Rの次はロード5を入れてみたいですね。
2019年1月4日金曜日
ハイトスピーカーの撤去
サラウンドスピーカーをRL940として、もともと使っていたCM1SEをサラウンドハイトスピーカーとして転用していましたがCM1SEを取り外しました。
CM1SEを使って7.2chとして運用するよりオールムジークで5.2chで運用する方が音が良いからです。オールムジークでは音場が澄んで見通しが良く自然な雰囲気がいいです。
やはり適当に組み合わせたスピーカーでのマルチチャンネルではどうしても音が濁ってしまうのが許容できません。AVプリの設定がサラウンドバックに対して取付位置が違うのも一つの要因かもしれませんが。
CM1SEを駆動していたROTELのRB-1582mkⅡやAVプリと接続していたインターコネクトケーブルも使わなくなります。
1582mkⅡは消費電力が大きくてサテライトスピーカー2本で使うのには全然エコではありません。実測ではフロントで使っているムジークのRL940×3台+BASIS13K×2台よりもこのアンプで消費する電力の方が大きいくらいです。
CM1SEを取り外したのでサラウンドスピーカーの高さ調整が可能になり左右の高さを合わせました。
CM1SEや1582mkⅡは余っているプレーヤーやプリアンプと組み合わせていずれサブの2chシステムを組んでみようと思います。
2019/1/5追記
アクション映画「アルマゲドン」を再生しながらの実測の電流値ですが
・AVプリ:0.62A
・RL940×3台+BASIS13K×2台:0.78A
・BW970+1582mkⅡ+DLA-X3:3.0A
となります。ムジークのスピーカーが意外と低消費電力ですね。
CM1SEを使って7.2chとして運用するよりオールムジークで5.2chで運用する方が音が良いからです。オールムジークでは音場が澄んで見通しが良く自然な雰囲気がいいです。
やはり適当に組み合わせたスピーカーでのマルチチャンネルではどうしても音が濁ってしまうのが許容できません。AVプリの設定がサラウンドバックに対して取付位置が違うのも一つの要因かもしれませんが。
CM1SEを駆動していたROTELのRB-1582mkⅡやAVプリと接続していたインターコネクトケーブルも使わなくなります。
1582mkⅡは消費電力が大きくてサテライトスピーカー2本で使うのには全然エコではありません。実測ではフロントで使っているムジークのRL940×3台+BASIS13K×2台よりもこのアンプで消費する電力の方が大きいくらいです。
CM1SEを取り外したのでサラウンドスピーカーの高さ調整が可能になり左右の高さを合わせました。
CM1SEや1582mkⅡは余っているプレーヤーやプリアンプと組み合わせていずれサブの2chシステムを組んでみようと思います。
2019/1/5追記
アクション映画「アルマゲドン」を再生しながらの実測の電流値ですが
・AVプリ:0.62A
・RL940×3台+BASIS13K×2台:0.78A
・BW970+1582mkⅡ+DLA-X3:3.0A
となります。ムジークのスピーカーが意外と低消費電力ですね。
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