2020年4月4日土曜日

炭を埋める

「イヤシロチ」で検索すれば炭を埋めるという行為の意味がわかると思います。
最近、床下に炭を敷いてきた流れで炭を埋めるという行為にもなんだか魅力を感じるようになったので試してみることにしました。

床下に炭を敷いたり部屋の中などに炭を置いたりなどしていますがドラッグ的に分かりやすい効果は感じません。ただ湿度が上がりにくくなったり音響的にも良い効果は感じます。

私が炭を埋めるのはイヤシロチ化(自分が住んでいる土地はイヤシロチではない前提)もありますがオーディオ&ビジュアル用アースの強化の意味が大きいです。
アース用の接地極は銅板を庭に埋めていますがこれを掘り返して埋炭しようということです。効果があるのかどうかはやってみないと分かりませんが単純に大きな導体を埋めることはアースの狙いからは有利と見ています。

正しい埋炭の作法としては直径1m×深さ1mの穴を掘り600Lの炭を埋めるそうですが、そのサイズの穴は掘れないので炭は埋炭用の炭を300L用意しました。300Lでも多分50kgくらいありそうです。

さて接地極が埋まっている場所を掘り返していきます。


約3年前に穴を掘った時は相当苦労しましたが今回はまだ土がそれ程固まっていないので比較的楽でした。それでもいい汗かきながらの作業です。
接地極は完全にセメント(接地抵抗低減剤)に覆われていて露出はしません。

鬼より線を露出させてやると完全に青錆に覆われていて絶縁体になってました。
折角なのでワイヤブラシでこすって青錆を落としてやります。

CRCを使って錆を落としても導通しなかったのですがケイグ(接点復活剤)を使うと導通が復活しました。ちなみに接点復活剤はオーディオ&ビジュアルで使うのは卒業しています。
余談ですが私が勤めている工場でも接地抵抗10Ω以下のアースを施していますが毎年接地抵抗を測定しているとだんだん上がってきて10を越えてしまいました。
どうやって落とすか設備の管理者が悩んでましたね。ISOを取得しているような意識の高い組織はこの辺の管理はきちんとしています。

私が施したマイアースは接地抵抗は測っていません。低い方がいいと思いますが特に管理する気もないです。管理は他人に丸投げだとそうでもないかもしれませんが大変だと思います。まあ大概の人はやりっぱなしで管理なんてやらないと思いますが。

さて炭を穴に入れていきます。

少しずつ入れていき水をまいたりしながら根気よく踏み固めていきます。ちょうど半分の量入れ終わったところです。

今回炭を埋めた分掘った土が余るのですがその余った土をかたづけるのが意外と面倒でした。
朝から休み無しで5時間以上の作業でしたがけっこう体がガタガタになります。
作業自体は楽しいのですが老いを強く感じますね。(笑)

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