2021年11月27日土曜日

AIMビルのフェア2021

 今日は地元小倉のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。

会場のどの部屋も用意されている席は少なめですがまあ座れなくて困るというシーンは無かったですね。私があまり人気の無いデモを選んでいるからかもしれませんが。できるだけ自分が聴いたことが無いシステムの音を聴きたいので自然とそうなっているのかもしれません。

今日体験してきたシステムのことを記しておきます。

今日は持っていったカメラのレンズを間違えて単焦点レンズだったので写真がすごく撮りずらかったです。


061(Brumester) → 325(Soulution)  → 311 → Blade(KEF)

KEFのデモ。Bladeはこのモデルは今年一杯で終了で来年ニューモデルが出るそうです。KEFの強みは独自の同軸ユニット。強力なネオジウム磁石の発明により実現した平面的な位相合わせに限らず前後方向まで合わせてあるのが自慢のようです。




ORATORIO(Liedson)  →  ODEON  → parker QUINTET Diamond Edition(Marten)

シーエスフィールドのデモ。ORATORIOはネットワークプレーヤー兼プリアンプです。Liedsonの筐体はデザイン優先だと思っていたのですが作りそのものも質実剛健な感じで理にかなっているように見えます。音は伸びやかで良い意味で軽いですね。



061(Brumester) → 325(Soulution)  → 311 → YB(Estelon)

アーク・ジョイアのデモ。エステロンのスピーカーは初めて聴きました。この筐体大理石ベースの複合素材を鋳物加工してあるそうでかなりがっちりしていて鳴きません。平行面を持たない形も起因してますが音の出方がナチュラルですね。私のシステムでは出せないタイプの美音です。



Mscaler(CHORD)  → DAVE×2 → UltimaPre2  → Ultima5  → HYLIXA(NODE)

タイムロードのデモ。スピーカーはどこかイクリプスを思わせますが音は全然違います。内部構造はかなリ凝った構造でウーハーユニットが内部で後ろ向きにセットされトランスミッションラインを通って前面の円形スリットから低域が放射される。ラインは渦巻き状に切ってあり長い音道になってるそうです。エンクロージャとスタンドは一体で成形は3Dプリンタで行い内部配線はスーパーコンピュータの「京」と同じものを使っているそうです。最近スピーカーもハイテク技術を使ったものが続々出てきてますね。音はマルチチャンネルのような超立体的な再生です。やや荒々しいですがエネルギー感が半端ないです。
音楽ソースはTIDALでしたがMscalerのアップサンプル伝送がハイスペックでDAVE1台では受けられないのでDAVEを二つ使っているそうです。1台で片chのみ使用ということですが特性が揃ってないようで音像の左右バランスが著しく左寄りでした。




        
Diamond syries Synergy(SME)  → Mimesis 24H Nextgen(Goldmund)  → Telos1000 Nextgen → SashaDAW(Wilson)

リジェールのデモ。アナログは興味ないですがゴールドムンドの音を久々に聴いてみたいというところ。SMEのプレーヤーはナグラのフォノイコライザーが内蔵されているそうで難しいセッティングなどなしでコードをつなぎさえすればOKですよということらしいです。出てきた音は今日一番自然な音でした。特に漂うような低域は自分が目指しているものと方向性が同じで聴いていて気持ちよかったですね。まあシステムの価格もこれが一番だったかな(笑)。とても現実的ではないですがこの「普通にいい音」を簡単に手に入れようとすれば今だとこのくらいの投資が必要なのかな?





映像部屋ではSONYとYAMAHA、JVCのデモを体験してきました。
スピーカーはB&Wの700番シリーズ。AVアンプは AVC-A110GS(DENON)RX-A8A(YAMAHA)、 プレーヤーはDP-UB9000、スクリーンはシネスコの150インチ。
プロジェクターはSONYはVPL-VW975、JVCはDLA-V90Rがメインでデモしてました。

映像は8Kに対応したJVCの方がやはり一歩先を行ってますね。UB9000とのHDRの連携も説得力があります。デモソフトの素晴らしさもありますがV70でも自分のV5と比べるとまず出せない映像が出てましたね。それに加えてV90Rは明るさで差を付ける。ただこれだけのハイクオリティソフトって私はまだ1枚も持ってないんですよね(汗)。どうも映像に関してはハードが先行しすぎているような気がします。でも素晴らしい映像は眼福です。

2021年11月21日日曜日

そろそろ部屋の音響は

 ルームアコースティックに関しては実際の音響具合を見(聴き)ながら対策するような形で継続してるのですがそろそろ頭打ち感が強くなってきました。

なにか対策しても悪くなって戻す機会が増えてきたからです。

具体的には後ろ壁に角材に板を組み合わせた吸音装置を壁に施工してみると板3枚でも吸い過ぎで1枚取り去ってバランスが取れる。原理的には小さな開口部からチャンバー室に音波を導き入れるような共鳴管の原理ですが左右のバランスをとるのと定在波対策に利用しています。

それから空き瓶を少しずつ増やしてどこまで増やせるか試してましたが8本使うと吸い過ぎのようで1本減らしました。空き瓶は置く場所を自由に設定しやすいのでピンポイントで対策できます。これも定在波と左右のバランスで使えます。

定在波を減らしていくと低域で部屋がびびる箇所が出てきたのでびびらないように対策も進めました。もう低域の定在波は特に気にするレベルではないしびびる箇所も今はない。

先週オーディオショップさんの試聴室で音を聴かせてもらいましたがここの音響はどちらかといえばネガをとことん潰して余計な音を加えないタイプのチューニングです。高級なシステムの音を正確に聴くには大変優れた音響だと感じました。

対して私のシアター部屋の音響は部屋もオーディオ装置の一部として機能させるような音作りをしています。具体的には音がリスニングポイントに迫ってくるような迫力を求めています。チューニングの方向性としては見通しの良さと音が前に出てくるのを両立させる方向。

プリアンプのボリュームは同じで音圧が下がったように感じたらNGだし、音圧と音数が両立して向上されればOKです。響きの美しさなどはあまり考慮されていません。見た目は悪いですが無垢の木材をふんだんに使っているので悪い響きではないと思っています。

例えばケーブルなどアクセサリーに投資しても音質は向上させることができるのですが方向性をコントロールするのは難しいですし、ルームチューンに比べるとコストに対しての変化量はわずかなものです。まあ市販のアクセサリーをお手軽に試してみる楽しさも十分に理解できますが金銭的なことも含めて効率が悪すぎると思っています。

自分が今アクセサリーで欲しいものはLANケーブルですね。NASとAVプリの間にコードカンパニーの最廉価なケーブルを使っているのでこれのグレードアップ。外したケーブルはモデムとルーター間に使ってる汎用ケーブルと入れ換えてあげたい。これも部屋や電源なんかと比べると効果が限定的なのであまり高価な品物は要らないし釣りのように機会を伺っています。何か良いものがあれば教えてください。(笑)



2021年11月13日土曜日

クラシック?コンサート2111

 今日はMAXオーディオさんのところで開催されたコンサートを聴きに行ってきました。

演奏はイルマノマジコというトリオ。フランス語を日本語訳すると「魔法の手」となるそうです。

例年ならこの時期は近くの高校で開かれる学祭での吹奏楽部の演奏を楽しみにしているのですがコロナ禍で2年間持ち越し。そういうこともあって至近距離での生演奏の鑑賞には飢えていました。

少し早めにMAXオーディオさんの店舗におじゃまするとオーディオのお客さんはどうやら常連の方が一人だけのようです。開場を待ってる間883さんに手招きされて奥の試聴室で少しだけオーディオシステムの視聴させて頂けました。システムは

タイコオーディオのサーバー → プレイバックのDAC → アキュのプリ → プレイバックの弩級パワー → 801D4

いつもここの試聴室は最新の弩級システムがセットされていてすごい空間です。タイコオーディオは全然知らないブランドですが一部のお客さんの間ではかなり話題になってるそうです。ソースはストリーミング(TIDAL)でしたがかなりなHIFIサウンドでサウンドステージがきっちりと描かれていました。これは部屋の完成度も相当上がってますね。今までこの部屋で良いと思うパフォーマンスは一度も体験してなかったのですがこれは突っ込みどころの無いパフォーマンスでした。自分ちのシアター部屋が癖だらけのような(汗)。

さてライブの方はチケットが即完売したそうでお客さんは満員状態。私は客席に詰め込まれてくつろげないライブ会場での演奏会は苦手なので前半だけで帰ろうかと思っていたのですが、ライブパフォーマンスが良かったので最後まで楽しませてもらいました。

ベテランらしく最初から良いパフォーマンスが発揮できていましたが特に一番近い距離にいたチェロの演奏は楽しめました。曲目は予想と違ってクラシック曲よりもコンテンポラリー(ポピュラー音楽)がほとんどでした。

2021年11月8日月曜日

GSRのFIアラーム

 ツーリングに行く一週間前ですがGSR750に給油するため町に出て一度エンジンを止めて再始動するとFIのアラームが出ました。

エンジンは普通にかかるし走行も問題ないですがエンジンを再始動してもアラームは消えません。給油してトリップメータをリセットしたくても「FI」の表示と走行距離を交互に表示していてリセットができません。

何年か前にFIのアラームが出た時は何もしなくてもいつの間にか出なくなりましたが今回はしばらく経っても消える気配がないのでバイク屋さんに持ち込みました。

診断機をつないで診ると排気バルブの異常と出ました。排気バルブのカバーを外してイグニッションのオン/オフで動作を見てみると排気バルブが動いていませんでしたが、手動で動かしてやると動くようになりました。

どうも摺動抵抗かなにかで動きが悪くなっているようです。問題なく動作するようになったのでそのままツーリングにも出かけたのですが、ツーリング2日目に最初一度エンジンを停止して再始動するとまたFIのアラームが出ました。しかしこの時は一度出ただけでエンジンを再々始動するとアラームは消えました。

FIのアラームが出いている時はエンジンのトルク特性が体感的には悪く感じるし、トリップメータがリセットできなくなるのも問題です。バイク屋さんにメンテをお願いすると診断機を使うだけでそれなりに費用がかかるので排気バルブの動きだけなら自分でメンテしてみたいところ。

スリップオンのマフラーを外してやれば排気バルブにそれなりに近付くことができるのでこの状態でイグニッションを切り替えながらCRCを吹いてやりました。
気持ち動きが良くなったようにも見えるのでしばらくこれで様子見です。

GSR750は今までほとんどトラブルが無い優等生でしたが8年、52000km乗っていますのでこれからこういうトラブルとも付き合っていくことになるのかな。

2021年11月7日日曜日

ツーリング2111

 昨日と今日の土日でバイクの1泊ツーリングに行ってきました。

行き先は長崎県雲仙市の小浜(おばま)温泉です。一週間くらい前から天気が悪い予報が出ていたので雨は覚悟していたのですが金曜日の予報ではそれが覆って土日とも降水確率ゼロパーセント。

しかし土曜の当日は曇っていて今にも降り出しそうで案の定熊本で雨が降り出して幸先の悪いスタートとなりました。最近の天気予報は当てにならないですね。

今回の走行距離:717km(全行程で)

今回の参加メンバーは

・V-STROM1050XT 夏に九州一周ツーリングに行った時鹿児島の居酒屋で飲んだのがあまりに素晴らしかったので今回の企画を立てたそうです。

・V-STROM650(黄) 9月一杯で職場を定年となり悠々自適なペースで仕事されてるそうです。

・NC750X これから将来に向けて住宅の購入を考えているそうで走りがどこか上の空のような。

・GS650F TDM氏の弟さん。白川郷ツーリング以来ですね。650のネーミングですが排気量は800ccだそうです。

・TDM850 スクランブラーやTDMを私に試乗させたいみたいなんですが他人のバイクを軽々しく運転するのは気が引けるので断ってます。でもこの手のキャブ車は乗った人はみんないいというんですよね。

・GSR750(私) 今日は運転中に意識が一瞬飛んでしまうというやらかしをやってしまいました。運良く大事には到らなかったのですがすごく反省しています。



土曜の朝60kmほど走って道の駅 小石原に入ると警察官が3人ばらばらと寄ってきてドキッとしました。未明に近くでバイクの死亡事故があり立ち寄ったライダー全員にビラを配り「免許証拝見」してました。

土曜日なので仕事をしている軽トラックやダンプが多いみたいでそれを避けて遠回りをくりかえして計画に無かった小国町のカフェ「カップル」で休憩。いい感じの紅葉がきれいでした。

熊本の道の駅 大津に着くころには大粒の雨が降り出しました。ハーレーの団体さんもここでカッパを着込んで出発してました。11時半に出発。

雨の中を2時間ほど走って天草で昼食タイム。天草チャンポン(800円)を食べてみようということで全員でオーダーして30分くらい待ちました。野菜が多いだけで味はいまいち。私は全部食べれず1/3ほど残してしまいました。

上天草市で給油。ツーリングの前にGSRにFIのアラームが出ていたのでバイクの調子には少しナーバスです。

鬼池港で16:30出港のフェリーに乗ります。本当は15:30の便の予定だったのですが道の混み具合や昼食に時間がかかって1時間遅らせています。

フェリーの中で車止めをかませてもらいます。

フェリーから見える雲仙普賢岳。

小浜の宿に着いたら温泉に入って浴衣に着替え、近くの居酒屋を目指します。

今宵の宴はこのお店で。旅館で食事するよりこうして外のお店で飲む方がなんだかわくわくしますね。料理はおいしくていいお店でした。


翌朝、6時に起床して温泉に入ったら宿の近くを散歩してきました。昨日と違って今日は素晴らしい天気です。小浜温泉は知名度はそれ程ではないような気がしますが町の至る所から蒸気が上がっていて源泉が本物であることが嫌でも分かります。

我々が泊まった宿。蒸気家。他に一組のお客さんしかいなかったようで温泉はほぼ貸しきりでした。

朝出発前のバイク達。

翌日出発して最初に訪れたのは野母崎高浜海岸。カフェから軍艦島を眺めます。私のカメラは広角レンズなのでズーム写真は厳しい。肉眼よりもディテイルが分からない島の写真です。(汗)

ここで柔らかい日差しを浴びながらしばし休憩。

諫早市で給油してお隣のダ・チルコラーレ唐比で昼食。私はカツカレー(750円)を頂きました。

昼食後の陽気と遅い車の流れに意識を失いかけながらたどり着いた 佐賀県鹿島市産業活性化施設 海道(みち)しるべ で休憩。

佐賀県大和町のコンビニで休憩。このあとは高速に乗ります。甘木ICで降りて再び小石原を通過し322号線を帰ってきました。
最後の休憩は道の駅 ひこさん で。みなさんおつかれさまでした。私は夕食の買い出しをして18:20に帰宅。