2021年11月21日日曜日

そろそろ部屋の音響は

 ルームアコースティックに関しては実際の音響具合を見(聴き)ながら対策するような形で継続してるのですがそろそろ頭打ち感が強くなってきました。

なにか対策しても悪くなって戻す機会が増えてきたからです。

具体的には後ろ壁に角材に板を組み合わせた吸音装置を壁に施工してみると板3枚でも吸い過ぎで1枚取り去ってバランスが取れる。原理的には小さな開口部からチャンバー室に音波を導き入れるような共鳴管の原理ですが左右のバランスをとるのと定在波対策に利用しています。

それから空き瓶を少しずつ増やしてどこまで増やせるか試してましたが8本使うと吸い過ぎのようで1本減らしました。空き瓶は置く場所を自由に設定しやすいのでピンポイントで対策できます。これも定在波と左右のバランスで使えます。

定在波を減らしていくと低域で部屋がびびる箇所が出てきたのでびびらないように対策も進めました。もう低域の定在波は特に気にするレベルではないしびびる箇所も今はない。

先週オーディオショップさんの試聴室で音を聴かせてもらいましたがここの音響はどちらかといえばネガをとことん潰して余計な音を加えないタイプのチューニングです。高級なシステムの音を正確に聴くには大変優れた音響だと感じました。

対して私のシアター部屋の音響は部屋もオーディオ装置の一部として機能させるような音作りをしています。具体的には音がリスニングポイントに迫ってくるような迫力を求めています。チューニングの方向性としては見通しの良さと音が前に出てくるのを両立させる方向。

プリアンプのボリュームは同じで音圧が下がったように感じたらNGだし、音圧と音数が両立して向上されればOKです。響きの美しさなどはあまり考慮されていません。見た目は悪いですが無垢の木材をふんだんに使っているので悪い響きではないと思っています。

例えばケーブルなどアクセサリーに投資しても音質は向上させることができるのですが方向性をコントロールするのは難しいですし、ルームチューンに比べるとコストに対しての変化量はわずかなものです。まあ市販のアクセサリーをお手軽に試してみる楽しさも十分に理解できますが金銭的なことも含めて効率が悪すぎると思っています。

自分が今アクセサリーで欲しいものはLANケーブルですね。NASとAVプリの間にコードカンパニーの最廉価なケーブルを使っているのでこれのグレードアップ。外したケーブルはモデムとルーター間に使ってる汎用ケーブルと入れ換えてあげたい。これも部屋や電源なんかと比べると効果が限定的なのであまり高価な品物は要らないし釣りのように機会を伺っています。何か良いものがあれば教えてください。(笑)



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