今日は地元小倉のオーディオ&ビジュアルフェアに行ってきました。
会場のどの部屋も用意されている席は少なめですがまあ座れなくて困るというシーンは無かったですね。私があまり人気の無いデモを選んでいるからかもしれませんが。できるだけ自分が聴いたことが無いシステムの音を聴きたいので自然とそうなっているのかもしれません。
今日体験してきたシステムのことを記しておきます。
今日は持っていったカメラのレンズを間違えて単焦点レンズだったので写真がすごく撮りずらかったです。
061(Brumester) → 325(Soulution) → 311 → Blade(KEF)
KEFのデモ。Bladeはこのモデルは今年一杯で終了で来年ニューモデルが出るそうです。KEFの強みは独自の同軸ユニット。強力なネオジウム磁石の発明により実現した平面的な位相合わせに限らず前後方向まで合わせてあるのが自慢のようです。
ORATORIO(Liedson) → ODEON → parker QUINTET Diamond Edition(Marten)
シーエスフィールドのデモ。ORATORIOはネットワークプレーヤー兼プリアンプです。Liedsonの筐体はデザイン優先だと思っていたのですが作りそのものも質実剛健な感じで理にかなっているように見えます。音は伸びやかで良い意味で軽いですね。
アーク・ジョイアのデモ。エステロンのスピーカーは初めて聴きました。この筐体大理石ベースの複合素材を鋳物加工してあるそうでかなりがっちりしていて鳴きません。平行面を持たない形も起因してますが音の出方がナチュラルですね。私のシステムでは出せないタイプの美音です。
Mscaler(CHORD) → DAVE×2 → UltimaPre2 → Ultima5 → HYLIXA(NODE)
タイムロードのデモ。スピーカーはどこかイクリプスを思わせますが音は全然違います。内部構造はかなリ凝った構造でウーハーユニットが内部で後ろ向きにセットされトランスミッションラインを通って前面の円形スリットから低域が放射される。ラインは渦巻き状に切ってあり長い音道になってるそうです。エンクロージャとスタンドは一体で成形は3Dプリンタで行い内部配線はスーパーコンピュータの「京」と同じものを使っているそうです。最近スピーカーもハイテク技術を使ったものが続々出てきてますね。音はマルチチャンネルのような超立体的な再生です。やや荒々しいですがエネルギー感が半端ないです。
音楽ソースはTIDALでしたがMscalerのアップサンプル伝送がハイスペックでDAVE1台では受けられないのでDAVEを二つ使っているそうです。1台で片chのみ使用ということですが特性が揃ってないようで音像の左右バランスが著しく左寄りでした。
Diamond syries Synergy(SME) → Mimesis 24H Nextgen(Goldmund) → Telos1000 Nextgen → SashaDAW(Wilson)
リジェールのデモ。アナログは興味ないですがゴールドムンドの音を久々に聴いてみたいというところ。SMEのプレーヤーはナグラのフォノイコライザーが内蔵されているそうで難しいセッティングなどなしでコードをつなぎさえすればOKですよということらしいです。出てきた音は今日一番自然な音でした。特に漂うような低域は自分が目指しているものと方向性が同じで聴いていて気持ちよかったですね。まあシステムの価格もこれが一番だったかな(笑)。とても現実的ではないですがこの「普通にいい音」を簡単に手に入れようとすれば今だとこのくらいの投資が必要なのかな?
映像部屋ではSONYとYAMAHA、JVCのデモを体験してきました。
スピーカーはB&Wの700番シリーズ。AVアンプは AVC-A110GS(DENON)とRX-A8A(YAMAHA)、 プレーヤーはDP-UB9000、スクリーンはシネスコの150インチ。
プロジェクターはSONYはVPL-VW975、JVCはDLA-V90Rがメインでデモしてました。
映像は8Kに対応したJVCの方がやはり一歩先を行ってますね。UB9000とのHDRの連携も説得力があります。デモソフトの素晴らしさもありますがV70でも自分のV5と比べるとまず出せない映像が出てましたね。それに加えてV90Rは明るさで差を付ける。ただこれだけのハイクオリティソフトって私はまだ1枚も持ってないんですよね(汗)。どうも映像に関してはハードが先行しすぎているような気がします。でも素晴らしい映像は眼福です。
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