今年も備忘録として記しておきます。
・Moto3
チャンピオンはI.ゲバラ。個人的にはD.フォッジアが本命かと思っていたけどゲバラは後半覚醒したかのように強かったですね。佐々木選手がトップを争うシーンが多くてランキングは4位で終わったけど存在感は大きいシーズンでした。
・Moto2
チャンピオンはA.フェルナンデス。シーズン前半はC.ヴィエッティ選手がリードしていたのですが後半は嘘みたいにノーポイントレースを続けました。フェルナンデスは開幕前から小椋選手がライバル視していたとおりで最後までチャンピオンを争いました。体が大きいフェルナンデス選手はストレートスピードが伸びなかったりレース前半は我慢のレースだったりするのですが勝負強さで小椋選手を上回りました。とはいえ小椋選手は日本人選手としては久々にチャンピオンを狙える実力を持つライダーで来期はアコスタ選手あたりとまたチャンピオンを争いそう。このクラスはフェルナンデスのみMotoGPにステップアップします。
第13戦オーストリアGPで小椋はチームメイトのチャントラと1,2フィニッシュを決めました。小椋は今季3勝しました。中でもフェルナンデスと我慢比べのようなひりつくレースを見せた日本GPは見応えがありました。・MotoGP
チャンピオンはF.バニャイヤ。シーズン後半に入った頃はディフェンディングチャンピオンのF.クアルタラロがリードしてましたが後半からバニャイヤが4連勝するなどあっというまに追い上げ逆転しました。今期DUCATIは8台走っており日本のバイクメーカーはYAMAHAのクアルタラロが一人気を吐いている状態でなんとも寂しい限り。MotoGPはこのままヨーロッパを中心とした元々の姿のレースに収束して行きそうに見えます。YAMAHAのサテライトチームで頑張っていたA.ドビチオーゾがシーズン途中で引退しました。
今期アプリリアに初勝利をもたらしたA.エスパロガロ。エスパロガロは一時期ランキングもトップでした。しかし第9戦カタルーニャGPで周回を一周間違えて2位フィニッシュを逃したあたりからリズムが狂ったようです。来期はエンジン開発が凍結されるのでKTMのように伸び悩む可能性が高いとみています。
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