2022年12月30日金曜日

SWの振動対策やってみたけど

「トップガン マーヴェリック」を再生するとSWの振動でFL、FRスピーカーが動いてしまう件を先日日記に書きました。

その対策案を考えてみると

・FL、FRスピーカをSPスタンドに固定する

・SWの振動を吸収する

・SWを他の場所に置く

というところがあがります。

SPは個人的には楽器と同じだと考えているので固定やおもりを載せるなどは御法度で自由に響かせてやりたい。SWをサウンドスクリーンの外に出してしまうのは目障りで邪魔なのでNG。Fスピーカーの間に設置するのは可能だけど見た目のまとまりと音場せまくなりそうでNG。SWの振動を吸収するのはゴム系の防振材を使うのは音が死ぬのでNG。

とりあえず以前効果があった薄いCFRP板の発展系としてCFRPのインシュレーターを使ってみるとことにしました。取り寄せたのはCROSS POINTのXP-IN30。2セット8個。

これを4個ずつ2台のSWの下にCFRP板を抜き取ってからセットする。SWのBASIS13Kは32cm径ユニットの割には小さく軽いSWなのでセッティング変更などはやりやすいです。SWは木の箱なので4点支持だとなかなか全点接触が難しいのが難点かな。XP-IN30の寸法精度はかなり良いです。

フロント2点はゴム足の近くではなく真ん中よりに寄せてようやく全点接触できました。

CFRPインシュに交換してマーヴェリックを再生してみると今度はFスピーカーよりも先にSW本体が動いてしまいました。接触面積が少ないので摩擦が少なくてより動きやすくなってしまったというところでしょう。振動対策としては完全に失敗です。

しようがないのでCFRPインシュは取り除いて元のCFRP板を元通りSWの下に入れました。

CFRP板は以前使っていた2chプリアンプやDVDトランスポートの筐体を改造するのに使っていたものです。持っていると何かと重宝します。

折角購入したインシュレータなので他で使ってみることにします。

使うことにしたのはBDドライブケースとオーディオ用NASにしました。
BDドライブケースはSRコンポジットのインシュ、オーディオ用NASは純正の脚から入れ替えです。個人的にインシュレータをただ置いただけにしてセッティングするのはNGなので少量の両面テープで貼り付けています。本当はKanadeのようにネジで固定したいけど無理なものはしようがない。
音は比べるとKanadeはクール系で音色を伸ばしてくるタイプだったけどCROSS POINTはウォーム系で陰影が濃くなるタイプ。どちらも金額は近いし効果からすると立派な製品です。
個人的には部屋や家のモディファイをやって来てその変化に慣れているせいか久々のオーディオアクセサリーはドーピング的な味付けの濃さを感じます。

さてSWの振動対策に関しては振りだしにもどってしまったので時間をかけて検討しようと思います。


2023/1/5追記
せっかく購入したインシュレーターですが私の求める方向とは若干違うので機器から取り外しました。代わりに別のものを使用していますがとりあえず様子見です。XP-IN30は品位はそこそこ良いのですが音像がダンゴ状でほぐれないのは私には合いませんでした。SRコンポジットのインシュレータの方が好みですね。

2022年12月27日火曜日

今期のTVアニメ2212

 今期楽しかった作品を記しておきます。

ゴールデンカムイはスタッフの急逝により途中から放送が止まり、シャインポストは前期9話で止まってた続き10~12話をBS12で観ました。

・後宮の烏 BS11

・転生したら剣でした BS朝日

・陰の実力者になりたくて BS日テレ

・ゴールデンカムイ4 BS11

・ヴィンランド・サガ1 BS11

・シャインポスト BS12

・不滅のあなたへ2 Eテレ



後宮の烏


妃でありながら帝に頭を下げる必要がない烏妃(うひ)と呼ばれる存在。OP主題歌でもうたってますがミステリアスな作品です。毎回のように幽鬼(幽霊)が登場する怖くて悲しい話でもあります。最終話がもうひとつ納得出来ないのが残念ですが烏妃のファッションなど新鮮でした。


転生したら剣でした

タイトルの通り真の主役は転生して剣になった彼なのですが剣が自立して活躍するわけではなくて主人(あるじ)にひろってもらって装備されなくちゃならない。拾われたのが黒猫族のかいらしい娘でわくわくする冒険の始まり。2期の製作が決まっているそうです。


陰の実力者になりたくて

陰の実力者になりたくて我流で体を鍛えたり格闘の訓練をしたりとかなり恥ずかしいキャラクターなんですが、なんとかの一念岩をも。。。という感じなのか妄想が現実になるという恥ずかしさを逆手に取ったような作品。でも少しうらやましいような。(笑)



「アークナイツ」のOP曲もそうですがこのごろアニメ関係の楽曲で聴く機会が多くなってきたので気になってReoNaさんのアルバムCDを取り寄せてみました。以前のAimerに通じるようなかみしめるような歌い方が特徴ですね。楽曲はともかくCDの音作りはオーディオファイル的には地味でもう一つ好みではありませんでした。

2022年12月24日土曜日

今年を振り返って2022

自分のオーディオ&ビジュアル趣味で今年を振り返ってみます。

改めて振り返ってみると今年はオーディオ&ビジュアル関係のモノ買いはHDMIケーブル5mとHDMI分配器の2つだけで極端に少ない年でした。二つ合わせて1.5万未満の出費。この二つはHDMI分配器の不具合からの必要に応じたもので純粋にシステムのクオリティアップを狙ってのものではありませんでした。

自分の中でこの趣味に対する熱量が下がったのかと問われるとそうかもしれないと答えますがクオリティアップの面から見ると今年のパフォーマンスアップは過去最大級のような気がします。

特に音のトランジェントの鋭さとスケール感は大きく前進したと思う。俗に言う生々しさですね。音楽はジャンルを選ばず楽しめるし映像作品は映画に限らずUFCの試合中継でも会場の雰囲気がよく味わえるようになったと思う。

何をやっていたかというとシアター部屋や家の内装や構造関係をDIYで手を加えていたのと電源周りの改善ですね。あと細かいところではスピーカー位置の微調整やAVプリで使っているインシュレータのセッティングを少しいじったりなど。

やったこと全て何かしらパフォーマンスアップにつながっています。一発で決まらなければ手直しをやったりしてうまく決められたと思う。直接関係なさそうな他の部屋の内装を変えるのもシアター部屋に影響を与えています。オーディオ&ビジュアルはやはり家全体で考えるものですね。良くない構造、材料はできるだけ変更した方がベターだし電源なんかもそう。逆に弱点をそのままにして後から付け足しで対策しても弱点の要素はそのまま残ったままです。モノ買いオーディオはその点が気になるところです。いくら投資してももともとある弱点が消えて無くなるわけではないので効率がすごく悪い。

付け足さなくても弱点を取り去るだけで簡単にいけそうなシーンはたくさんある。青い鳥は遠くじゃなくて案外近くにたくさんいるよという感じ。とは言っても普通は壁や床を壊したりはなかなか出来ないですね。(笑)

今後の課題はというと大きなところはAuro-3Dを取り入れたいけどマランツのAV10が期待に沿うものかどうかの見極めですね。現状のHP5509はクオリティ的には不満がないので大枚をはたいて更新する価値があるかどうかというところです。

細かいところでは「トップガン マーヴェリック」を再生するとサブウーファーの振動で同じスタンドに載せているフロントスピーカーのRL940が動いてしまうので対策が必要。これは以前も問題になってSWの下に2mm厚のCFRP板を敷いて対策していたのですがマーヴェリックはよほど低域が強力なようで再び現象が発生しました。

2022年12月17日土曜日

今年観た映画作品2022

 今年自分の部屋で観て面白かった作品を記しておきます。


ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~

2011(日本) WOWOW

監督:滝口禎一

出演:栗田貫一  渋谷はるか

不二子を人質に取られ仕方なくあるものを盗んだルパンだが依頼主は殺害される。


佐藤好春さんのキャラクターデザインに惹かれるのですが内容が毒々しい場面がありそのミスマッチに戸惑います。そういうこともあり最初の印象はあまり良くなかったのですが最後まで観てみるとルパンシリーズの中では数少ない傑作のひとつだと思います。


ジャッキー・コーガン

2012(アメリカ) WOWOW
監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピッド リチャード・ジェンキンス
顔役の男の元で賭場荒らしを行う計画が進められている。


賭場を襲撃するシーンは自分がやっているような緊張感をもって見守ることができます。悪いことなんだけどうまくやらないと身の破滅なのでどうしても手に汗を握る感じになる。裏の世界の仕事も楽じゃないよというところですがブラピの「アメリカは国家じゃなくてビジネスだ」と言うセリフは名言ですね。


プロフェッショナル

1966(アメリカ) BSプレミアム
監督:リチャード・ブルックス
出演:バート・ランカスター リー・マービン
誘拐された町の有力者の妻を奪還するため4人の男が雇われる。


誘拐した男達は元軍属の将校をリーダーにする大所帯の盗賊団でたった4人で奪還するのはどうみても難しい。その難しいミッションをどう遂行するのかがまず見物です。厳しい砂漠の気候の中で繰り広げられる彼らの戦いと美学のようなものにも魅せられました。


永遠の831

2022(日本) WOWOW
監督:神山健治
出演:斉藤壮馬 M・A・O
新聞配達をしながら大学に通う青年。彼はある条件で時間を止めることが出来るが他にも時間を止めることが出来る人が居るのを知る。


神山氏が作品を通して語りたいのは自立できない日本についてですがそれと主人公を取り巻く物語とはほぼ関係がなくて作品としては中途半端な印象になってしまいます。それからキャラクターの動きが細かいのですがリアルというよりは不自然で気持ちが悪いです。作品のテーマは面白いのですが以上のことから見終わったあとあまり記憶に残る作品とは言えないかもしれません。


ジョバンニの島

2014(日本) 日本映画+時代劇4K
監督:西久保瑞穂
出演:横山幸汰 ポリーナ・イリュシェンコ
50年ぶりに色丹島に戻ってくる元住人の純平。色丹島は50年前にロシアの侵攻を受けて奪われた土地。


宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界と重ねて幻想的な美しさが印象的な作品。幻想的な美しさは万人に評価されるものだと思いますが、個人的には泣きを意識したわざとらしい演出が鼻につくところがあります。しかしそれと天秤にかけても美しさがまさる作品です。


望み

2020(日本) WOWOW
監督:堤幸彦
出演:堤真一 石田ゆり子
父親が建築事務所を営んでいる家庭で長男が家から出ていったきり戻ってこなくなった。


正直気持ちよく観ることができない内容ですが結末が気になるので最後まで観らずにはおれない作品です。何も悪いことをしていないのに事件に巻き込まれ何も関係のない人たちからバッシングを受ける。そしてバッシングをした大半の人たちは例え間違っていたとしても自分の行為を省みることなくむしろ自己弁護に終始するでしょう。作中キーになる人物はその辺りのけじめを付けていたのに安心しました。


空白

2021(日本) WOWOW
監督:吉田恵輔
出演:古田新太 松坂桃李
万引きをした中学生女子が走って逃げたのでスーパーの店長は追いかけた。


愚か者は周囲のものを不幸にしていくというところでしょうか。事件の根っこに有るのは彼女の気持ちに全く余裕がなくてその状況を作り出した家庭環境にあると思う。そしてその家庭環境を作り出している張本人がそのことを自覚できるかどうか。まあ普通は自覚できないでしょうね。あまり興味のあるテーマではないのですが展開に無駄がなくて引き込まれました。


キャラクター

2021(日本) WOWOW
監督:永井聡
出演:菅田将暉 Fukase 
絵はうまいのにキャラクターを描けない漫画家の卵。そんな彼が一家惨殺事件に遭遇する。


殺害現場のディテイルを思い通りにセッティングするのはかなり困難だと思う。犯人の男は特別な能力を持っているわけでも無いのにある意味万能感に満たされたキャラクター。そういうところが引っ掛かりますが創造の世界にどっぷり浸かっている人間の狂気のようなものは見応えがありますし、族上がりの刑事さんのキャラクターも面白いと思いました。


ゴースト・ドッグ

1999(アメリカ/日本) WOWOW
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:フォレスト・ウイテカー ジョン・トーメイ
日本の江戸時代の書物「葉隠」の英訳本を愛読する黒人の殺し屋。


殺し屋の性格もそうですが周りの人々も話の展開もどこか変わっていて面白い。「葉隠」はサムライかぶれが好むような書物ではなくどちらかと言えば武士の主従関係の心得を綴った書物のようで、映画を見続けているとなるほどなと納得させられます。彼が奪った男物の衣服は分かるのですが女物の衣服はどこに行ったのだろう。(笑)


映画大好きポンポさん

2021(日本) WOWOW
監督:平尾隆之
出演:清水尋也 小原好美
映画の聖地 ニャリウッドの映画製作現場で働く青年。プロデューサーのポンポさんは彼の監督の才能を見いだす。


傑作の作り方を分かりやすく解説してくれているところがある。個人的には編集で切りまくったものよりも没入できる作品なら12話構成のTVアニメのスタイルが大好きですが、劇場で観る映画となると話は違ってくる。映画を楽しむのは作品通して作り手と自分のセンスの違いを楽しむということかもしれないですね。ポンポさんの正体がもう一つよく分からないです。


竜とそばかすの姫

2021(日本) WOWOW
監督:細田守
出演:中村佳穂 成田凌
生態情報から自動で作り出されるアバターを使ってUというネット上の仮想空間ですごすことができる。高知で暮らす女子高校生のすずもUにアバターを登録する。


現実世界ですごしながら仮想空間でもすごすことが出来るようでそのインターフェースがもう一つよく分からない。どこか「美女と野獣」的なところなどディズニーを強く意識しているように見える。あと内容的に評価がかなりはっきり分かれそうな気がする。とネガな部分もあるのですが音楽の音表現が大変に凝っているし、映像表現も大変美しい。オーディオ&ビジュアルファイル的にはかなり楽しめるコンテンツです。「助ける」ということは具体的にどうするというのがすずのお母さんと今回の件と難しいケースなんですが実際に会って勇気づけるというのはやっぱ基本なのかなあ。本当の姿を見せないままでアプローチするより生身の体で表現する方が何倍も説得力があるということでしょう。


EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

2021(日本) WOWOW
監督:京田知己
出演:名塚佳織 遠藤璃菜
かつてのエウレカと同じ能力を持った少女を救出するエウレカ達。


ストーリーは特にどうということのない展開ですが河森正治氏を初めとする銀河アクション(笑)の大御所が手がける最新作として楽しめます。華奢な少女だったエウレカやアネモネが「おばさま」と呼ばれる姿はファン心理的には複雑でしょう。


機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

2021(日本) WOWOW
監督:村瀬修功
出演:小野賢章 上田麗奈
閣僚とその関係者などが乗った旅客機がテロリストに襲われる。


父親が連邦のエリート艦長で立派な家庭の息子がテロリストの幹部として生きる。「逆襲のシャア」から続く物語のようですが彼が好きだったクエスも政府高官の娘でありながら反政府運動のメンバーと一緒に居ましたね。富野氏の好きな設定なのでしょうけど私はこういうキャラクターは大嫌いです。ちょうどWOWOWで放送されていたUCのまだ未見だった後半部分も観ましたがさすがにアニメの技術的な部分は随分と進んだなと思います。アクションに関しては文句の付けようがない。個人的には恩田氏のキャラクターデザインも大好きです。進行がゆっくりしてるのですが続編に続くのかな。


マタンゴ

1963(日本) 日本映画+時代劇4K

監督:本田猪四郎

出演:久保明 水野久美

青年実業家とその仲間達が乗るヨットが遭難し無人島に漂着する。


円谷英二の特撮技術が光る作品ですがウルトラマンに代表されるような明るい作品ではなく、どこか楳図かずおのマンガ作品を連想させられるような暗い作品です。苦労知らずの坊ちゃん達の遊びが一転生死をかけたギリギリの状態に置かれた時人々がどう変わっていくかを如実に描く。雑なところも目立つのですがなかなかストレートで興味深い作品です。


DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-

2021(日本) WOWOW
監督:藤咲淳一
出演:竹達彩奈 丹生明里

音楽学校に転入してきた女の子は未完の楽曲を一人ピアノで演奏している。


個人的にはピアノという楽器はあまり好きではないのですがこの作品のように美しい響きを演出されていると引き込まれてしまいます。


岬のマヨイガ

2021(日本) WOWOW
監督:川面真也
出演:芦田愛菜 大竹しのぶ
震災の後頼るもののいない少女二人はおばあさんに引き取られ岬の一軒家に住み始める。


迷い込んだ者をもてなしてくれるという「マヨイガ」の設定が素敵です。マヨイガの家の作りがまた素晴らしい。和洋折衷という雰囲気もいいのですが伝統工法で建てられた家はいかにも住み心地が良さそうです。少女二人の心の傷は震災が直接的なものではなくて単に震災復興を印象づける作品にはなっていないところが良かったです。


洞窟

2021(イタリア/フランス) WOWOW
監督:ミケランジェロ・フランマルティーノ
出演:パオロ・コッシ
イタリアの山岳地帯で行われる洞窟探索の様子を描く。


牛と牛飼いしか動くものがいないような山岳地帯に地下何百メートルと続く狭い洞窟がある。現地の人々ののどかな生活とは何も関係なく学術隊はもくもくと地下に潜り探索を続けていく。やがて洞窟の終点にたどり着き洞窟の地図が完成する。


テラフォーム 侵略

2021(オーストラリア/アメリカ) WOWOW
監督:エディ・アーリア
出演:ニコール・シャルモ ケネス・トゥルヒーヨ
村に隕石が落下し発生した毒ガスで住民が大量に死んでしまう。しかしその一部の遺体が突然一斉に起き上がる。


侵略のやり方が斬新。生命の形態そのものが人間の常識とは違うもののようだがその全容はよく分からない。その謎解きのような進行の最後の締めがもう一つで作品の印象を悪くしそうな。。。


トップガン マーヴェリック

2022(アメリカ) 4K UHD
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ マイルズ・テラー
昇進せず一戦闘機パイロットとしてすごすマーヴェリックに困難なミッションを成功させるメンバーを教育する命令が下った。


実は前作は未鑑賞で本作も内容はあまり興味はないのですが評判が良いのでUHDを取り寄せてみました。生意気なひよっこたち、バカな上司、戦闘機GOGOとまあ脳筋的なハリウッド映画そのものですが終盤のミッション遂行のシーンはスリリングで楽しめました。年齢を重ねたヒーローが若い連中を従えて活躍するといういかにも年寄り受けを狙っているところが気になるところです。デモンストレーション的にはうるさいだけのシーンばかりで微妙。個人的にはKAWASAKI H2のかっこいいシーンも見たかったかな。


リボルバー(1988)

1988(日本) WOWOW
監督:藤田敏八
出演:沢田研二 手塚理美
不倫相手の女性に振られたことから自縛自棄になった中年男が警官を襲い拳銃を強奪する。


柄本明が演じる風来坊など今ではあまり見なくなったゆるい感じの空気が見ていて気持ちが良い。役者としての沢田研二は好きですね。独特な色気があると思う。おいしそうにお酒を飲むのもいい。寝台特急の旅って好きだったんだけど懐かしいですね。


2022年12月10日土曜日

GSRのブレーキホース交換

 車検に出していたGSR750は整備を終えて先週戻ってきました。注文していたFブレーキホース交換も行っています。ホースの取り寄せや諸処の事情で2週間ほどバイク屋さんに預けていました。


交換したホースはプロトが扱っているステンメッシュのGSR750用キットです。指摘しなければ誰も気付かないような地味なパーツですね。

外されたノーマルのホースを見て初めて気付いたのですが半分以上金属パイプになっていてゴムの部分はそれ程多くないですね。取り外すのは意外と大変だったそうでパイプを曲げて無理矢理外しているので再使用は不可です。

もともとゴム部分が少ないホースをステンメッシュに交換しても握った感触はほとんど変わってなくて少しがっかりしました。

変わったのは握った状態でブレーキの効きをコントロールしやすくなったかなというところ。今日たまたまコーナーの先で4輪が渋滞しているシーンに出くわしてがっつりと握り込んだのですがわりと余裕で止まれたのでそういうことかなと思った次第。

整備のついででスイングアームとピボットのナットを緩めて締め直しなどやってもらっているので足回りもなんだかしなやかな動きで気分がいいです。

2022年12月3日土曜日

蓋を開けてみる

 AVプリのHP5509は使用10年近くになりますが今まで蓋を開けてみたことがない。

調子よく動作していてその必要が無かったから当たり前なのですがそろそろ蓋を開けてみたくなり開けてみました。

関東のショップでチューンしているのですが元々の定価が25万というのは今の感覚からすると安いと思う。物量が2chプリとは比べものにならないですし。

長い年月でほこりがそれなりにたまっているので掃除機で吸い上げた後エアーで飛ばしておきました。PCもそうですがたまったほこりは性能低下の大きな原因になります。

中味でチューンしている箇所は見た目ではそれ程多くないように見えます。分かるのは電源・アースラインとヒューズ、シャクティそれから蓋の内側のテープくらいかな。かけた金額からしたら少し拍子抜けです。並の2chプリを凌駕できる性能を持っているのでパフォーマンスが高いのは納得してます。

蓋の内側に炭シートを貼って元通り組み立てました。気持ちパフォーマンスアップしたような。

同じようにBDドライブケースとBDプレーヤーも蓋を開けて炭シートを貼ってます。fidataのNASは1年以上前に同じ事をやってます。



UB9000の方は新潟のショップでチューンしてもらってますがこちらは見た目分かりやすいチューンがしてあります。

UB9000は新品購入時にチューンしたのでノーマルとの違いが分からないのですが単体で良いというよりはシステム全体の底上げにつながるようなパフォーマンスを感じています。