CDの再生とリッピングで使っているBDドライブを更新しました。
今まで使っていたのはパイオニアのBDR-S09J-X。9年ほど使用しています。
新しく導入したのは新潟のチューンショップでセールに出ていた中古のBDR-S13JBK。クロックを±0.1ppmTCXOに換装したものです。
ラトックのドライブケースに入れてfidataのNASとUSB接続して使っています。ドライブ自体は今まで使っていたものの方が上質感があり、トレイの動作などもS13JBKはなんだか安っぽいです。
だけどドライブのメカ設計が再生音にどのくらい影響するかは以前使っていたDVDトランスポートのMERIDIAN800なんかを見ればそれほど影響力があるとは思えない。あれはすっごい濃厚な音が出ますので。
そしてクロックに関しては以前国内E社の100万クラスの製品の有り無し試聴を体験したことがありますが少し音像の彫りが深くなる程度で世の中にはこんなものに大金を投資する人も居るんだなという感想でした。実際後ろの席に座っていた女性は「私ぜんぜんわかんない」と小声で連れ合いの方に申していました。
そういう訳で今までクロックに関しては全く興味が無かったけどもう9年も使っているし、安い金額でドライブが更新できるならいっちょ試してみるかという感じです。
音だし一発目は軽い音だけど音の芯があっている感じで実在感が高い音楽再生。こなれてくれば音の軽さは気にならなくなってきたけどややボリューム感が薄い感じもあります。音楽の階層表現が巧みで見通しの良さは素晴らしいです。総合的にはOKですね。
このスタイルの音楽再生の良さですが簡単にプレーヤーをアップグレードできるのは素晴らしいところです。
2025/02/09追記
ネガなことも書きましたがエージングが進むにつれて全て解消しました。トレイの動作も慣れてしまえばほぼ以前と変わらない感じ。音はアナログテープを思わせるようなスムーズさが印象的です。あと音調がシステム全体で統一される感じがあります。つまり映像ソフトを鑑賞していても同じような音質のアップを感じる。オーディオの不思議なところです。
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