何か部品を設計して図面を書こうとするとき、その品物をどうやって加工するのか?というプロセスを理解していないと良い図面を書くことはできません。
今までオーディオ関係のセッティングのためにCFRPの部品図を何点か書いてきましたが、私はCFRPの製作工程を正確には理解していません。
そういう事もあって書いた図面は、コストのことも考慮して単純な板モノばかりです。
ラックを自分で設計して作ってみたいなと思って、下の図のようなものを書いてみました。
考慮したのは、
・フルカーボン
・製作が容易
・積み重ねて増設可
・スパイクやスパイク受けを取り付け可
というところです。
去年の秋くらいに試しに図面をドルフィンのN岡さんに見てもらったら、この形だと金型代だけで3桁万円くらいするかもしれないとの事。
それから脚部が弱すぎて強度的に危ないとの事です。
Eau Rougeのラインナップの中で紹介されている上位機種はとても金額的に手が出せないので自分でシンプルな形状のラックを考えたつもりだったのですが、甘い考えだったようです。
N岡さんの話では上位の2機種はよく売れるが、下位のER-MRXは全く売れていないそうで仕様も確定していないとのこと。
(私のような庶民にはやっぱ敷居が高いブランドですね。(笑))
今回、ER-MRXのブラッシュアップモデルをドルフィンに一任することにして完成を待っている状態です。
Eau Rougeの看板製品はやはりラックだと思いますので期待は大きいです。
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