2008年1月5日土曜日

大阪ハムレット

去年の夏くらいに、自分のオーディオシステムのパフォーマンスは自分の満足できるレベルになったというようなことを書いたと思います。

満足できたのならばこれ以上何もすることが無いかというとそういうわけではありません。(笑)
最近、オーディオで音楽を聴いているとCDの中に入っている音情報の海に漬かっているような想像をしています。
自分のシステムの再生は音情報の海のこんな深さまで潜ることができるようになったと感慨にふけっているわけです。

これから私がオーディオに対して行うアプローチはこの先さらに深い深度まで潜っていこうとすることです。
海の深さを知るには浅瀬でバシャバシャやっているうちは絶対にわからない。
深く潜ることが出来た瞬間にこの海はこんなにも深さがあったんだと気付くことになる。

ある程度の深度を自覚した現時点が、もしかしたらオーディオファイルにとっては本当の意味でオーディオの出発点かもしれません。
もっともっと潜って自分の未知の世界を探ってみたいものです。


人間、生きていれば嫌なことやどろどろした事にかかわらずに生きていくことはないですが、人の創造力やプラス思考などに限界はないと思います。
森下裕美さんの「大阪ハムレット」を読んでいるとそんなことを考えて、自分もプラス思考を発揮できる人間になりたいなとか他愛も無いことを思ってしまいます。


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