2008年9月20日土曜日

拡散板のテスト

「モザイクタイル」を使ったアプローチは若干音色が硬質な感じになりますが、音像がほぐれて聴きやすくなり自分としては好みの方向でした。

ドルフィンのN岡さんから拡散材を使うポイントについてアドバイスをいただいたので、拡散材を自作してトライしてみることにしました。

制約の多い私の部屋で最も効率の良い拡散材の形状を考えてみましたが、自分なりの解答は格子形状の比較的小さなボードです。
使った材料はホームセンターで手に入る格子状の400×450×20mmの木製板で裏面に薄い板を貼り付けています。
これを壁に吊って使用します。

本当は壁に密着して取り付けたほうが好ましいと思うのですが、部屋の壁が土壁であることやカット&トライのやりやすさからこういう気軽な形態にしています。

音響は結構大きく変化しました。
目論見としては高域成分がきれいに拡散してくれたらいいかな位に思っていたのですが、音像をにじませる事なく二つのスピーカー間の音が立体的に融合し、低域が図太く響くようになりました。

特に映画の音声は素晴らしいです。サラウンドいらずという感じでグッドです。

かかった費用は2セットで三千円程度です。
将来、必要に応じてモディファイしていくかもしれません。


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