例えばボーカルの再生は歌い手がスピーカーの間に腰から上だけ姿を現して歌っているように定位します。(笑)
部屋の響きを気にするようになってから定位のわずかな狂いが無視できないレベルになってきました。
原因は簡単で部屋の中の条件が左右対称方向で同じ条件になっていないからです。
今回比較的リスニングポイントに近いところに置いていた14インチのブラウン管テレビを部屋の外に出してみたのですが、定位がガラッと改善してしまいました。
ブラウン管テレビがオーディオの再生において悪影響しか及ぼさないことはよく分かっていたのですが14インチのサイズでも部屋が狭いせいか結構な影響力がありました。
テレビは普段ほとんど使っていないのですが、プロジェクターは夜しか使わないのでテレビがないと昼間にTV番組や録画したものを見たくなった時に困ります。
パソコンにキャプチャカードを使ってますが、パソコンを立ち上げないとテレビを見れないのは不便なので今まではパソコンを「テレビ」として使う気はありませんでした。
しかしデジタル放送の番組表などはパソコンの方が画面サイズが小さいにもかかわらずブラウン管TVよりも文字が見やすく、HDDレコーダーでの録画予約にはパソコンの画面の方がやりやすいです。
テレビ放送をパソコン画面で見るにはあと音声ケーブルをHDDレコーダーからPCにつないでやる必要があります。
以前、iPodを購入した時にTOSリンクでデジタル出力を取り出すのにモンスターケーブルのケーブルセットを購入していました。
このセットには RCA → PHONE 変換ケーブルも同梱されていたのを思い出してこれを使うことにしました。
キャプチャカードを使ってパソコンから出てくるTV音声はボリュームが小さめですがとりあえずブラウン管モニターを部屋から追い出すことには成功しました。(笑)