2013年8月24日土曜日

YAMAHA視聴

今日はMAXオーディオ音楽館で開催されたYAMAHAの視聴会に参加してきました。

セッティングされたシステムは

 CDS-3000(YAMAHA) → A-S3000 → 802Diamond(B&W)

YAMAHAのオーディオ製品とは過去に関わったことがなく本格的にその再生を試聴するのも今回が初めてになります。

最近ではその製品の存在があまり目立たないメーカーですが伝統と実績のあるメーカーですし、音楽との関わりが深い同社のせいか価格帯から想像していたよりも素晴らしい再生でした。

どちらかといえばさっぱりした音調のYAMAHAとこってりとしたB&Wとの相性も良いようで低域の量感も含めてバランスが良く、セッティングされていたYAMAHAの調音ボードの効果もあるのか音像が空間に浮かび上がってなかなかにリアルな再生でした。

ハイエンド製品で味わえるような粘りや引き込まれるような強力な魅力までには届かないのですが、聴かせ上手なメーカーという印象ですね。

ただ再生中にエアコンを切るため暑くてとても快適に試聴できる雰囲気でなかったのが残念です。
我が家ではエアコンの影響をほとんど感じることがないのですが、エアコンをONにしている方が今の季節ならむしろ再生音の印象が良くなると思うのですけどね。

試聴が終わった後で天板を取り外しました。天板自体もアルミのプレートを裏側に複雑な切削加工してあったりして凝った作りになってます。

SACDプレーヤとプリメインアンプはお馴染みのGTラックに載せてスピーカーよりもかなりの後方に設置。

スピーカ近くにセッティングされた調音ボード。サイドはJBL パラゴンの影響を考慮して設置したとのこと。この調音ボードは良い響きを付加するタイプの製品のようで個人的には興味があります。

プリメインアンプの内部。樹脂などで充填すると音が悪くなるそうで巻き線むき出しのトランスを使用とのこと。

SACDプレーヤの内部。ドライブはスティールブロック上にリジッドに固定され、比較的大きな電流が流れる配線にはハンダを使わないなどの工夫がされています。

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