インターコネクトケーブルはメインチャンネルのPWアンプ用とサブウーファー用で3本、CROSS POINT の XP-IC/XLR EN を使用しています。
CROSS POINT からはこの EN の上級バージョンのケーブル XP-IC/XLR EN-IB が発売になるそうです。
ラインナップとしてはさらに上のモデルもあるそうなので EN-IB は同社の中ではミドルレンジに相当します。
それで今回は EN 3本を座間ドルフィンに送って EN-IB にバージョンアップしてもらいました。
CROSS POINT 製品はバージョンアップ対応できるものが多くて個人的には予算内でできるだけグレードの高い製品を手にすることができるので助かっています。
EN を取り外して送っている間、以前使用していた オルトフォン Reference8NX を出してきてメインチャンネルに使用していました。
このケーブルは CROSS POINT の前に12年間使用していたこともあってシステムに完全になじんでいます。
久しぶりに音出ししてみた感じはシステムの総合的な音がブラッシュアップされていることもあって、ガッツがありこれはこれでなかなかいいんじゃないと思わせるところもあるのですが30分も聴いていると飽きてしまいました。
音が丸く音楽の細部のニュアンスが表現されない一本調子な鳴り方でひどい言い方をすれば「ドロダンゴ」のような音。
XP-ICに慣れた耳にはやはり我慢できませんでした。
EN-IB はつないだ直後こそは薄いのですが1時間もすればみるみる濃くなってきて音楽のおいしい成分てんこ盛り状態ですね。
EN と比べるとさらに音楽を純度高くドラマチックに再生してくれます。音色が濃いいのですが背景の静けさを伴っていてなんともダイナミックな表現です。
これより上級のグレードもあるようですがこの製品でも十分にリファレンスにふさわしい製品だと思います。
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