最近は仕事が一段落していることもありなるべく早く帰宅して短い時間でもなるべく音を聴くようにしていました。
それでだいたい800の感じがつかめたので記しておきます。
音は濃く深いことは最初の印象から変わりません。
これほど音楽を装飾を感じさせずにドラマチックに鳴らしてくれるプレーヤーは貴重だと思います。
ΩSACD2と比べると立ち上がるスピードが速く、再生を始めてほぼ10分もすれば70%くらいの音が出てきます。
ただ、最近の映像系の音声の完成度と比べると少し不満があってやや固まり感が気になるところです。
車で例えると排気量のすごく大きなエンジンを連想させるごっつい音なのですが大げさに言えばダンプカーのようなフットワークの重さを感じます。
これは純正のゴム足などを変更することで改善できそうな感触ではあります。
それから800には底面に冷却用のFANが付いているのですがSTANBY状態から立ち上げると回りっぱなしになりこれが気になるレベルのノイズを発生させます。
私が使用するPCには筐体に3つ程FANが付いていますがこれと比べても小さな1つのFANの割にはトランスのうなりのような音で気になるレベルです。
800はRS232CケーブルでPCと接続することで設定を変更でき、FANの動作を完全に止めることも可能です。
しかし568.2の頃はPCと接続できていたのですが、PCを変更して新しいPCにCOMポートがなくなってしまいUSBと変換して接続してみるとどうしても800をPCが認識してくれないようです。
まあFANを完全に止めてしまうのは故障の原因にもなりかねないのでこれはあきらめて音をシャットする方向で対策するようにしました。
具体的には発泡ウレタンを800の下に入れ込んでFANの3方を囲むようにしました。
これで実用上まったく問題ないレベルまでFANノイズを抑えることが出来ました。
2014/4/20
今朝、CDを再生してみると昨日感じていた固まり感は霧散し素晴らしく開放的な鳴りっぷりに変わってます。
システムエージングがまだ終わっていなかったというところでしょうか。
重さも軽さも硬さも柔らかさも自由自在という感じで個人的には諸手を挙げて万歳したくなるようなハッピーな音です。
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