遠藤浩輝さんの漫画作品「オールラウンダー廻」を読んでいます。
15巻まで出ていて4巻まで読みました。
先に記した「鉄風」と総合格闘技をまじめに描いているという点では共通するところは多いですがこの作品は日本の総合格闘技のひとつである「シュート」の中で活躍するキャラクターを描いています。
まださわりしか読んでいないのですが鉄風同様すっかりはまってしまいました。
シュートと言えば私は佐山聡氏が立ち上げた格闘技団体としてのイメージが強かったのですが現在ではひとつの格闘技ジャンルとして存在するようです。
シュートに関しては94年のバーリトゥードジャパンでの惨敗ぶりが強烈に印象に残っていて当時は生半可な技術は体力差の前では役に立たず、やっぱグレーシーは特別な存在だなというのが正直な感想でした。
まあその後主に中量級からシュート出身で世界的に名を知られる選手が出てきているのでもう当時の出来事は完全に過去のことなのですけどね。
オールラウンダー廻で面白いと思ったのは主人公廻(めぐる)やライバルたちは高校生で学業とシュートのジムでの練習とを両立させる苦労がありますが、昼間は普通に社会人として働いて夜ジムに集まってくる人たちを描いているところなど。
それから廻の通っているジムの打撃部門はなぜか女の子が強い。
脇のキャラクターたちの試合もきちんと描いているところは好感が持てます。
UFCの放送では堀口恭司選手の打撃で圧倒する試合内容にしびれました。個人的には日本人選手で唯一注目しています。
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